アマゾン・キンドル世界100ヵ国+で発売へ
2009年 10月 7日
日経ネット10月7日付記事によると、アマゾンのベゾスCEOは6日、日経新聞記者に対し、電子書籍端末キンドルを、日本を含む世界100ヵ国以上で発売すると述べた。7日から予約を開始、19日から出荷を開始するという。当面は英語版だが、「将来」は日本語も扱えるようにして、日本の出版社との提携も行いたいとしている。米国アマゾンの通販サイトで予約を受け付ける(価格=279ドル)。
他方で朝日のネット版によると、Amazon.co.jp での販売や日本語版発売については「まったく予定になく」、日本語コンテンツについても「具体的な話はまだ何もなく、予定はまったくの未定」と、「まったく」が二度も繰り返され、取りつくシマもない印象。しかし、これはかなり神経を遣っている証拠とも見られる。とりあえず、日本での「洋書」流通には少なからぬ影響を与えるだろう。
最も重要なことは、キンドルが3G無線アクセス無料(本体価格込み)で提供されること。日本ではもちろん初めてのサービス提供形態であり、これまで携帯会社主導の課金制だったコンテンツビジネスに変化を促す一歩となる。これでたとえば、日本語のデモコンテンツを画像として表示しただけでも、変化を嫌う出版界の心胆を寒からしめるには十分だろう。
アマゾンの案内によると、タイトル数は28万冊の英語書籍と新聞・雑誌。NYTimesのベストセラーなどは約12ドルで提供され、他にも10万冊が約6ドルで提供される。 (10/07/09)
参考:
Amazon’s Kindle to Go International, Financial Times, David Gelles, 10/07/2009
New Amazon Kindle to Download Books Beyond U.S., By Brad Stone, NY Times, 10/07/2009








