E-Bookを「つくる」には、とりあえず条件や環境など、最低限のことだけ知って、あとはフォーマットすればよい。もちろん、果てしなく奥は深くなるが、とりあえずは狭き門ではないことを実感できることが重要。そうした意味で、まだ日本には入門情報がなさすぎた。ということで、海上忍さんというライターがZD Net Japanに始めた連載は、誰でも E-Booker になりたくなる軽く楽しい入門で期待できる。1980年代の“パソコン/ワープロ・ブーム”のように、まず「やってみたい」というところから出発できれば、この「元年」は中身が伴ったものとなる。
記事リンク
「電子書籍と印刷物を比較:出版の条件、初期投資、流通のしくみ」 by 海上忍、ZDNet Japan、02/24/2010
「EPUBフォーマットでの電子書籍の出版に取り組みます」 by 海上忍、ZDNet Japan、02/22/2010
「電子書籍のつくりかたをレクチャーするのではなく、自分が電子書籍を出版するにあたってのプロセスを公開というスタンスで臨みたいと思います。現時点で内容は決めていません…」
この連載は、最初に「EPUBフォーマットでの電子書籍の出版に取り組みます」と宣言している。EPUBはIDPF (International Digital Publishing Forum)の標準で、単純で汎用的なのがいい。EPUBとPDFは、とりあえずE-Bookのスタンダードといえるだろう。「工作教室」のようなプロセス公開型の情報は、ほとんどの人が必要としているもの。大いに期待したい。(02/25/2010)
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