研究講座:第4回「E-Book製作環境:CMS+IA」
E-Book 2.0研究講座 第4回「E-Book製作環境としてのコンテンツ・マネジメント・システム(CMS)と情報アーキテクチャ(IA)」 ─ 出版の未来を拓くキー・テクノロジー
【会期】 2010年6月22日(火) 13:30~16:30
【会場】 日本教育会館(東京・千代田区一ツ橋)
【主催】 E-Book2.0研究プロジェクト
【講師】 鎌田博樹: EBook2.0 Forum編集長、
ゲスト講師: 清水 誠(楽天株式会社 編成部 Web解析・最適化推進リーダー) [続きを読む]
シリーズ「LAトーク」(1):iPadの読み方
米国LAでE-Bookに取組んでいる立入勝義さん(LMDPおよびeBook 2.0を主宰)と新しい「対論」シリーズを始めることにした。立入さんは在米歴12年の起業家でE-Bookに強い関心を持ち、ユニークなビジネスモデルを構想しているほか、初の著書も執筆中。このサイトの最も早い読者でもあり、自身のブログやSNSで米国発の情報を発信している。このシリーズでは、日本から見たアメリカ、アメリカから見た日本、という複眼的な考察が期待される(立入さんのプロフィール)。 [続きを読む]
E-Book製作環境としてのCMS+IA:問題の設定
6月(22日)の研究講座は「E-Bookの製作環境としてのCMS+IA」を取り上げる。E-Bookの製作環境を持ち、効果的に運用することは、デジタル時代の出版社にとって最大の課題であると考えるからだが、このテーマは簡単ではない。内容と位置づけを理解したうえで、動くものに接して初めて納得がいくものだろう。そこでまず次回のスピーカーをお願いしている清水 誠さんに、こちらの問題意識をお伝えし、やり取りしながら何をどう話していただくかを決めていくという手順を踏むことにした(読者の皆さんからもコメントをいただいて、一緒に考えていきたいので、本サイトで公開とします)。 [続きを読む]
デジタル教科書推進に必要な視点
E-Bookの最大のアプリケーションとして期待される教育分野において、小中学校向け電子教科書推進の動きが出てきた。教育と医療は公的機関の関与する巨大な市場だけにエコシステムが複雑でとくにアプローチは難しくなるが、波及効果も大きく公共性は高い。中国は電子教科書を国策として推進しており、人材と産業、市場の国際競争力も関係してくるだろう。あらゆるレベルの問題を避けて通るわけにはいかない。そこでまず視点を確認しておきたい。 [続きを読む]
E-Bookの急伸続き、紙も増加の3月米国出版
米国出版社協会 (Association of American Publishers (AAP)は5月24日、2010年3月と第1四半期の書籍売上データ(卸売ベース)を発表した。3月の総売上は前月比で16.6%増の4億5,820万ドルで、対前年比では8.0%の増加。E-Book販売は184.4%増の2,850万ドル。年ベースでは251.9%。四半期ベースでも傾向は変わらず、iPadが登場することで「爆発的増加」はさらにしばらく続く。 [続きを読む]
デジタル自主出版 (2):第1章 バリュープロセス
デジタル自主出版の主語は著者ではなく「出版者」である。出版者は社会の中での言語コミュニケーションの主宰者であり、そこでは版(エディション)と日付、そして出版者としての署名の3つが揃ってはじめて意味を持つ。原稿が素材から「版」となり社会性を持つ上で、出版者こそが主体であり、著者が出版することは、著者とは別の出版者のロール(社会的機能と専門性)を負うことを意味する。出版者はコミュニケーションの演出とプロデュースの主体として読者の「体験」に直接コミットする。出版者を法人化した存在である出版社はそれでも「中抜き」を怖れる必要があるだろうか。 [続きを読む]
デジタル自主出版を考える (1):出版の小宇宙
自主出版は、知識情報を社会と共有するコミュニケーションとしての出版の本質に即したものであり、印刷本の時代から無視できない市場となっていた米国で、デジタルコンテンツビジネスの一つの焦点として注目されたことは当然だろう。われわれが注意すべきことは、これがもはや「自費」出版ではないことだ。自主出版こそ出版に関するすべての要素が含まれている小宇宙であり、逆にデジタル時代における出版とは何かを明らかにしてくれると思われる。以後7回ほどのシリーズでこの問題を考えていきたい。 [続きを読む]
インディアン・ドリーム:Notion Ink ADAM
Notion Ink社のADAMについての記事 (2/17)を書いてから、3ヵ月になるが、いまだにアクセスが途絶えない。インドのiPadキラーということで注目が高い割に情報が少ないから集中するようだ。来月には登場する予定だったが、同社は4月にFlashの確定版との関係など、対外要因による遅れの可能性も示唆しており、少し遅れる公算が強い。アダムはリンゴを食べて楽園を追われたが、このアダムはどうなるか。まずADAMのスペックを超え、興味の尽きない創業者たちについて知っておこう。 [続きを読む]
E-Bookの「価格.com」Inkmesh
欲しい本がE-Bookで手に入るかどうかを調べたいというユーザーは、Kindle StoreやiBookStoreなど、自分が使う配信プラットフォームのリストをチェックする。しかし、世の中にはデバイスに依存しない書店がある。これからデバイスやプラットフォームを選ぼうというユーザーも多い。コンテンツの価格も同じではない。そこでE-Book総合カタログが欲しいが、誰がそんなものを作ってくれるだろうか、と考えていたら、すでに存在した。日本ではないが、いつかは日本でもこんなサービスが生まれるだろう。 [続きを読む]
空前のiPadビジネスモデルは成功するか?
メディア業界はアマゾンを嫌ってアップルに走ったが、そこには巧妙な罠が仕掛けられていた。アプリを支配しアプリをめぐるインタラクションを支配するという意思を、アップルはもはや隠そうとしていない。たしかにそれだけの魅力があるプラットフォームでありインタフェースだ。信者も無数にいる。しかし、オープンなWebの世界と隔絶した帝国を築くなどということが、21世紀に可能であるとは思えない。しかし、どうあろうとこの最後の(?)挑戦は、あらゆる業界に大きな影響を与えることになるだろう。 [続きを読む]






