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編集長 鎌田博樹 プロフィール:出版との関わり

アナリスト、コンサルタント、オブジェクトテクノロジー研究所代表

団塊世代に生まれ「意余って力足らず」のまま馬齢を重ねる。「情報」をキーワードに、さまざまな分野の現場とテクノロジー、ビジネスに関心を持ち、関わってきた。

学生時代から「出版」に関心を持ち、謄写版、和文タイプ、活版、写植、印刷・製本などの制作現場に顔を出す。1970年代に編集・印刷・製本の基本を自修。最初のアルバイトは、入稿原稿の清書、テープ起こし、翻訳。その後、政策研究シンクタンクで環境、科学技術、国際関係などの研究プロジェクトに関わる。資料整理、報告書の編集、コンピュータを使ったデータ解析、新聞紙面分析、図版作成、執筆、調査プロジェクトの企画、その他各種調査研究の本務と雑務を経験。情報業務の生産性向上の必要を身を持って知る。

マーケティング会社では広告戦略、PR出版物編集を経験し、その後ミニ・シンクタンクとして独立(1980)。日本語処理技術の登場による情報=コミュニケーション革命の到来を確信し、IT分野の調査・研究コンサルティングに乗り出す。1985-87年、電子情報通信サービスと技術に関する専門ニューズレター『InfoLink』(月2回/32ページ)を創刊、編集長(日刊工業新聞と共同事業)。当時目新しかったデジタルメディア関係の国際会議(Digicom)の企画運営を、ニューヨーク大学のメディア研究講座と協力して手掛ける。当時「ニューメディア」がブームだった。

アップルMacintoshの日本マーケティングに参加、LaserWriterとモデムを購入し、DTPとオンラインベータベース、パソコン通信を結びつけた総合的な電子出版環境を構想する。米国の出版業界、DTP、企業ドキュメントシステム関連業界と関係をつくり、1989年にニューズレター『企業電子出版ビジネス(EP)レポート』(月2回/24ページ)を創刊。主として企業の文書管理、ドキュメント出版技術に関する調査、コンサルティング、イベント開催(CEPS Japan)を行う。米国の大手出版社やシステム企業の日本市場参入、ローカリゼーションのコンサルティングを提供。また、企業向けパブリッシング・スタンダードとDTP/ワープロ用レイアウトテンプレートを開発するが、商品化には至らなかった。

1993年、オフィスドキュメント・システムを解説した『電子出版』(オーム社)を執筆。ドキュメントの目的であるビジネスや情報システムとの関連を追求する中で、分散コンポネント、知識情報処理、データベースなどの技術に出会い、以後ITへの傾斜を強める。1995年には『ビジネスプロセス・リエンジニアリング』(共著)、『イントラネット』(日本能率協会)を執筆。当時登場したインターネット上のハイパーテキスト環境であるWebを使ったドキュメント=知識情報共有のしくみの開発に関心を持つ。しかし、当時のHTMLはとくに日本語表示に関してはお粗末な状態でDTPとの落差が大きすぎた。

以後、しだいにソフトウェアの世界に軸足を移し、分散ネットワーク、ソフトウェアモデリング、システムエンジニアリングなどに集中し、ニューズレター『オブジェクトレポート』、イベント Object World、UML Forumやワークショップを主催。ソフトウェアの標準化団体 Object Management Group (OMG)日本代表を務める (1991-2007)。このかん『米国デジタル奇人伝』(2000年、NHK出版)を執筆。ソフトウェア技術書、仕様書数冊を翻訳・監訳。SysMLやモデルベースシステム工学等に関する技術調査レポートを出版。またOMGの日本語情報サイト、『オブジェクトレポート』電子版(Web/PDF)を発行。

2009年、Frankfurt Bookfairの日本市場調査に協力し、Kindle 2とともに活性化した電子出版市場に目を向ける。15年前に中断した電子出版への取組みを再開、ソフトウェア、Webサービス、デジタルコンテンツ産業など、様々な視点を含めてEBook2.0として再構築する。2009年11月に EBook2.0 Forumを立上げ、2010年3月にはE-Book研究プロジェクトに着手した。

コンタクトは下記までお願いします。
hiroki_kamata(atmark)otij.org

EBook2.0 Forum 英語版の編集者紹介はこちらをご覧下さい。

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