ドキュメント/(9) ヒューマンインタフェース
かつては特殊な一分野だったヒューマンインタフェースは、Webの発展とともに、「カネになる技術」として注目されるようになってきました。今日では、は様々なレベルのユーザープロファイルを集め、あるいはユーザー体験(UX)を最適化させる最重要な手段であると看做されています。NTT-HI研以来のHI研究の草分けである大野氏は、1980年代以降の研究・開発史を振り返りつつ、最近の日本の遅れを懸念しています。(編集部) Read more
ドキュメント/(8) 型・オントロジー・知識表現
ドキュメントは知識の容器であり、直接的な用途のほかに多様な可能性を秘めています。それを実現するために、様々なアプローチがなされてきました。技術は往々にして跛行的・間歇的に進化するものですが、ドキュメントはまさにその見本でしょう。大野氏は当初、Lispを使った人工知能研究を通じてインテリジェント・ドキュメントの研究開発に関わりましたが、市場的にはSGML系のXMLが普及したことで、その飽くなき拡張を通じて「意味」に迫るアプローチが主流を占めました。それらがほぼ暗礁に乗り上げた現在、型理論や人間の知識の本質に遡る必要性を説く大野氏の論考は、様々な立場から議論されるべきものでしょう。 (編集部) Read more
ドキュメントへのアプロ―チ/(7) 組織・文化・社会
ドキュメントは人間の知的コミュニケーション活動のすべてに関係しており、情報が「体験」としての意味を持つ形は、組織・社会・文化というコンテクストに規定されます。しかし、これまでの「技術」はそうしたテーマを避ける傾向がありました。大野氏は技術文化の比較から社会学的分析にまで進んでいますが、現在の日本の技術的(=社会的)停滞を、ドキュメントを通してクリアに捉えています。(編集部) Read more
ドキュメントへのアプロ―チ/(6) コンシューマー
モバイルPIMは、さらに職業大での「ネットワークコンシェルジュ」への応用研究に発展していきます。コンシューマー向けの情報機器、SNSにおける利用情報からのテキストマイニング、OWLを利用したユーザーモデルの構築への取組みは、先端分野と言えます。さらにその応用として厚労省が推進するジョブカードへの応用も試みられています。(編集部) Read more
ドキュメントへのアプロ―チ/(4) (5) モバイルPIM
モバイルユビキタス技術は、今日では多くの商用アプリケーションが登場し、PIMは重要なアイテムですが、大野氏はさらにエージェント技術を組込んだ実証システムを2001年に完成させ、またドキュメントへの応用にも取組みました。今回はモバイルユビキタスとPIMに関する仕事をまとめました。(編集部) Read more
ドキュメントへのアプロ―チ/(3) プログラミング
続いて、(3) XMLとプログラミング環境についてのまとめをお送りします。最初は「XMLとプログラム言語」というサブタイトルにしてたのですが、XMLデータベースやxfyの話題を扱うに当たり、プログラム言語では意味が狭すぎるのでプログラミング環境としました。 Read more
ドキュメントへのアプローチ/(2) 製品開発
技術動向に続き、製品開発紹介関係の論文をまとめました。最後に書いたのですが、総括として新技術をビジネスに結びつけることが非常に困難になっていることを感じます。ジャストシステムが実質的にR&Dから撤退したことも、この状況に関係していると思います。グーグルやアマゾンのようなマクロなグローバル戦略を持たない技術開発や研究の意義が問われているような気がします。 Read more
ドキュメントへのアプローチ/(1) 動向 大野邦夫
最近、「拡張可能な履歴書」をテーマとしながら、PIM情報やライフログと連携させるシステムを検討しています。その中で、XMLとLispを比較すると、Webでの相性以外はほとんどLispが勝り、かつ学生は、Lispであれば容易に習熟するがXMLはDOMの敷居が高すぎて習熟できない状況なので、XMLというものを、いま一度客観的に見直す時期であろうと思っています。これまでの私の研究を振り返ってみました。(大野邦夫) Read more
オントロジ技術の応用に関する一考察
2003/9/26, 社団法人情報処理学会 研究報告 IPSJ SIG Technical Report
著者:大野 邦夫 [ ドコモ・システムズ株式会社] / Ohno Kunio, DoCoMo Systems, Inc.
【概要】 セマンティックWebにおいてオントロジを記述する言語としてOWLが注目されているが、OWLを用いてオントロジが有効に記述されたという報告は未だになされていない。研究としてオントロジを検討するならばともかく、ビジネスなどにオントロジを適用するには種々の課題が存在する。ここでは、オントロジを工学的に適用することに主眼を置き、オントロジ適用に関するこれまでの取り組み、最新オントロジ技術であるOWL言語の概要を紹介し、厳密な論理とあいまいな論理の区別、最小語彙概念の必要性を指摘する。最後に、今後のオントロジ適用手法として、携帯電話などを活用して個人情報を経済的に収集し、確率統計データを用いてベイズ推論で最適化するオントロジモデルの可能性について述べる。 Read more




