E-Book再考(6):出版社は何のためにあるのか

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××は何のためにあるか、などという懐疑は、余裕のある時でもないと考えない。まして自分の仕事に直接関係する場合には、忘れていたいテーマだ。多くの人がそうしているし、他人に言われたら怒り出しても不思議ではない。しかしいま、「 [...]

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E-Book再考(5):本はコモディティか?

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「本はコモディティ(commodity)か?」、あるいは「アマゾン(Kindle)は本をコモディティに変えのたか?」という議論が、米国で活発だ1。要するに、需要に対して代替可能な商品を、最適な価格で提供するアマゾン流マー [...]

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E-Book再考(4):出版社は価格決定権をどう使った

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E-Bookビジネスの最大の逆説は、アマゾンの独占を怖れ、嫌悪する大手出版社が、市場においては(その意図に反して)アマゾンによる独占を助ける行動をとり、それによってアマゾンへの依存度を高めているということだろう。初めて小 [...]

E-Book再考(3):どれだけのタイトルが必要か

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E-Bookがネットで100億円規模の市場となるまでに、どれだけのコンテンツが必要だろうか。まずまずの書店であれば10万点の品揃えは必要と言われ、オンラインでもそれと同じで、アマゾンもそうだった、云々。そして「端末が普及 [...]

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E-Book再考(2):フォーマットは組版だけでない

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前回、E-Bookはコンテンツとデバイス-クラウドを連携させる一連のサービス・システムとして成立すると述べた。これを出発点として、今回は昨年来大きな話題となってきた「フォーマット」問題を考えていきたい。ここでは日本語組版 [...]

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E-Book再考(1):なぜ「電子書籍」は売れないのか

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およそ商売をやっていて、「売れない」ほどつらいことはそうない。いくらがんばっても、いくら話題になっても、売れなければ泡のようなものだ。「電子書籍」元年から1年以上を経ても、売れた話を聞かない。それでも話題が消えないのは、 [...]

デジタル出版革命仮説:(2)フルデジタルの意味

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「仮説」の第2回目。デジタル出版革命は、紙から電子への変化ではない。情報の存在と流通の形態に関わる根本的な変化であって、その本質は情報の流動化(サービス化)にある。デジタルにおける自由には必ず副作用が伴う。この歴史的流れ [...]

デジタル出版革命仮説:(1)出版とは何か

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研究講座パート1の結論として「デジタル出版革命仮説」なるものを提起し、いつにも増して活発な議論をいただいた。第1期の成果報告を兼ね、数回に分けて読者諸賢のご批判を仰ぎたい。今回は、出版とは何か-デジタル時代の出版をどのよ [...]

デジタルメディア論 (2)

Alfred_Korzybski

デジタル時代のメディア世界のマップを描こうという試み。前回は確認の意味で、デジタル情報世界の性質を総括し、人間がこの世界と付き合い、振り舞わされることなく使っていくために、デジタルに表現されるものよりはその意味が重要であ [...]

デジタルメディア論 (1)

Kongzi8

筆者はこれまで、シンクタンクからメディア、ITまで、様々な世界、様々な立場で「情報」の現場を経験してきました。結果として「鄙事(ひじ)に多能なり」(論語・子罕第九の六)となったわけですが、とくに30年あまり、デジタル化の [...]