Google Editions が今秋登場:日本も「元年」

2010年 2月 25日

朝日新聞オンライン版によると、Googleの電子書店であるGoogle Editionsの提供が今秋までに、日本を含む10カ国で開始されるという。Google幹部(トム・ターベイ戦略提携担当D)がインタビューで述べたもので、合計で200万冊規模。同記事によると、「日本国内では、『複数の大手出版社が前向きになっている』(同社日本法人の担当者)という」とのこと。PHP研究所は1000タイトル程度を用意しているという。これでやっと「ふつうの本」が読めるようになるか。 Read more

E-Bookを本にする“エスプレッソ製本機”の可能性

2010年 2月 16日

E-Bookを逆に本にする米国のOn Demand Books社のEspresso Book Machine (EBM)は、図書館や大学、書店や公共機関を中心に普及を始めたようだ。しかし、創業者のジェイソン・エプスタインの本来の構想は「本のATM」としてコーヒーショップなど身近な場所に置かれることを考えていた。最近、グリーン・ビジネスに関するWebサイト (Going Green)で、EBSを街中に導入してサービスしているシアトルのThird Place Booksという書店についてのレポートを読むことができた(@minoguchi さんに感謝)。これを機会に、インスタント製本の可能性についても少し考えてみたい。 Read more

ガラパゴスの移行戦略はMVNO=論理的垂直統合

2010年 2月 8日

NTTドコモの山田社長が iPad 向けSIMカードの販売を検討中であると表明したことは、日本でも「SIMロックフリー」の時代が近いことを思わせるものだった。クロサカ氏は「そうした大胆な動きが…保守本流であるNTTドコモから起きた」ことに「海外も含めた多くの関係者が、驚きを隠さない」と述べている。iPadへの対応がSIM自由化への一歩となるのか、あるいは物理的なロックインによらない別のモデルを模索することになるのか。クロサカ氏は、一種のOEMであるMVNOであろうと予想している。 Read more

Kindle vs. iPad (1):熱狂と困惑

2010年 1月 31日

iPadへの反応は、きれいに2つに分かれている。熱狂と困惑だ。前者はKindleに対抗する「メディアプラットフォーム」として期待し、後者は「ITガジェット」として欠ける部分を見ている。たしかに技術的には“大胆に”ハズしている。シングルタスキングでビジネスには使いようのない iPhone OS。Flashをサポートせず、USBもSDカードスロットもないダルマ状態では、現代のITガジェットに要求される水準から遠いというほかない。「Appleロゴがなかったら、給湯室の話題にもならない」というほどのものだ。 Read more

E-Bookが3Gを牽引:AT&T躍進は非電話端末

2010年 1月 30日

09年Q4、AT&Tの無線事業は記録的な成長を記録した。契約者が270万人も増加、収入も9.2%増加したのだが、主な要因はE-ReaderとiPhoneだった。これではっきりした。E-Bookは 3Gサービス事業の成功の鍵を握るほどのものだ。E-Readerやネットブックのような非電話無線端末の増加により「普及率」の壁を超えることができる。そしてサービスプラットフォームと競うのではなく、競わせることで通信会社の売上は増加する。 Read more

タブレットのビジネスモデル (3):マジックを解く

2010年 1月 25日

PC Worldのビル・スナイダーは、アップルのタブレットをビジネスに使いたいというユーザーに冷水を浴びせた。OSは iPhone 4.0 で、MacBookのようにWindowsアプリケーションを使えず、ビジネスが要求するセキュリティ標準を満たしていない。サイズも非効率。ネットブックを2台買った方がいい、と。いまやすべての状況証拠は、ジョブズがビジネス市場を一顧だにしていないことを示している。「ファミリーとキャンパス」。それも特別な体験としての意味を持ったもの。それがどうやってビジネスになるのか。 Read more

タブレットのビジネスモデル (2):ジョブズ

2010年 1月 23日

リーク型報道に対して、筆者は断片情報による透視(あるいは幻視)で対抗しようと思う。アップルが導師スティーブ・ジョブズの騎士団であり、その導師が「ヴィジョン」から発想する人物である限り、常識的な予測は肝心な点を見落とすだろう。以下の幻視がどの程度当たっているかは来週、日本時間では水曜日に判明する。 Read more

アップル・タブレットのビジネスモデル (1)

2010年 1月 22日

「アップルがオールドメディアにニューマネーを見つけた」という21日付の記事で、Wall St. Journal の二人の記者は、ジョブズ氏が新製品 (1/26発表予定)のタブレットに託したビジネスモデルを推測している。iPodが音楽産業を変えたように、iSlate はメディア産業をリパッケージしようとしている、ということだ。 Read more

メタデータが支配するデジタル経済

2010年 1月 18日

歌田明弘氏の連載ブログ「ネットと広告経済の行方」。最新記事では、これまでの論旨展開を整理しつつ、コンテンツの「有料 vs. 無料」問題に関して「広告経済」優位の潮流は変わらない」という見通しを述べている。その先が知りたい。 (WIRED VISION、1/18/2010) Read more

Androidはメディアビジネスの味方か敵か

2009年 12月 22日

150px-Android_robot.svgGoogle初の自社ブランド・スマートフォンがNexus Oneは、S.F.の巨匠フィリップ・K・ディックの傑作に登場する、タイレル社製人造人間(レプリカント)に由来するとされる。リドリー・スコット監督の映画では、陰鬱な色調で描かれた退廃的な近未来都市を背景に、Nexus-6と賞金稼ぎの殺し合いが展開されるのだが、2010年はアンドロイドとアップル(その他)の壮絶なバトルになりそうだ。 Read more

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