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	<title>EBook2.0 Forum &#187; e-Reader</title>
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		<title>インディアン・ドリーム：Notion Ink ADAM</title>
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		<pubDate>Wed, 19 May 2010 11:00:07 +0000</pubDate>
		<dc:creator>Editor</dc:creator>
				<category><![CDATA[Technologies]]></category>
		<category><![CDATA[e-Reader]]></category>
		<category><![CDATA[ADAM]]></category>
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		<category><![CDATA[タブレット]]></category>

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		<description><![CDATA[Notion Ink社のADAMについての記事 (2/17)を書いてから、3ヵ月になるが、いまだにアクセスが途絶えない。インドのiPadキラーということで注目が高い割に情報が少ないから集中するようだ。来月には登場する予定 [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p><a href="http://notionink.in/" target="_blank"></a><a href="http://www.ebook2forum.com/wp-content/uploads/th_adam6.png"><img class="alignleft size-full wp-image-2914" title="th_adam6" src="http://www.ebook2forum.com/wp-content/uploads/th_adam6.png" alt="" width="122" height="95" /></a>Notion Ink社のADAMについての<a href="http://www.ebook2forum.com/2010/02/notion-link-ipad-killer/" target="_self">記事</a> (2/17)を書いてから、3ヵ月になるが、いまだにアクセスが途絶えない。インドのiPadキラーということで注目が高い割に情報が少ないから集中するようだ。来月には登場する予定だったが、同社は4月にFlashの確定版との関係など、対外要因による遅れの可能性も示唆しており、少し遅れる公算が強い。アダムはリンゴを食べて楽園を追われたが、このアダムはどうなるか。まずADAMのスペックを超え、興味の尽きない創業者たちについて知っておこう。<span id="more-2905"></span></p>
<h3>インドのアップル（もちろん昔の）のインディアン・ドリーム</h3>
<blockquote>
<p style="padding-left: 30px;">「インド出身の技術者やデザイナーが、すでにマイクロソフト、インテル、アップルなどで創造的な仕事の多くを担っていることはよく知られている。われわれに必要なのは、最初の一歩を踏み出すことだけだった。」（ロハン・シュラヴァン）</p>
</blockquote>
<p style="padding-left: 30px;"><a href="http://ibnlive.in.com/blogs/jaimonjoseph/326/54026/a-super-laptop-from-india-for-just-15000.html"><img class="alignright size-medium wp-image-2915" style="margin-left: 6px; margin-right: 0px;" title="notion-ink-three-together" src="http://www.ebook2forum.com/wp-content/uploads/notion-ink-three-together-300x251.jpg" alt="" width="216" height="181" /></a>Notion Ink社はインドの<a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8F%E3%82%A4%E3%83%87%E3%83%A9%E3%83%90%E3%83%BC%E3%83%89" target="_blank">ハイデラバード</a>市に本社を置くベンチャー企業で、MBAの一人を除きすべて<a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%89%E5%B7%A5%E7%A7%91%E5%A4%A7%E5%AD%A6" target="_blank">インド工科大学</a>出身という7人の俊英によって2008年7月に創業された。CEOのロハン・シュラヴァン (Rohan Shravan＝写真中央)は同年に大学を卒業している。他の6人もすべて2007-8年の卒業だ。平均年齢はじつに24歳。４名は西ベンガル州にある名門の<a href="http://en.wikipedia.org/wiki/Indian_Institute_of_Technology_Kharagpur" target="_blank">IITカラグプール校</a>卒業で、幼なじみという。これほど若い企業はそう多くないだろう。（ビデオを参照）</p>
<p style="padding-left: 30px;">もちろんADAMは最初の製品だが、“iPad対抗”という過分なまでの注目を集めたのは、ひとえにハードウェア構成があまりに豪華だったためだと言えよう。今年発表された1ダース以上のタブレット製品の中でも群を抜いている。CPUにARM Cortex A9、GPUに<a href="http://www.techtree.com/India/News/Nvidia_Tegra_250_to_Power_New_Indian_Tablets/551-109999-615.html" target="_blank">Nvidia Tegra 250</a>を使用し、HDビデオ再生をサポート、Pixel Qiのデュアルモードディスプレイを採用。豊富なI/O、内蔵カメラ (x2)などを搭載しながら、薄さ12.9mm以下、重量771gに抑えている。およそ現時点でハードウェアに期待されるすべて、と言っても過言ではないだろう。</p>
<p style="padding-left: 30px;">iPadとはコンセプトがまったく異なり、しかもまだ実際に値札を付けた現物が売りに出ているわけではないのだから、スペックの優劣比較は意味がないが、iPadが（予想通り）おそろしく強気な、専制的とも言える姿勢を、Flashやアプリ開発者に対してとっているだけに、もう一方の極としてADAMの登場を待ちわびる人も多いだろう。HPのWebOS機(?)には当面あまり大きな期待をかけられない。PC、Webへと発展した過去30年の「オープン」化のトレンドをモバイル時代に後退させないためには、強力なハードウェアを持ったオープンな製品が成功することが必要だ。</p>
<p style="padding-left: 30px;"><script src="http://player.ooyala.com/player.js?embedCode=d4Y2c3MTr9iwnHQNlAbHyNiKVHnNwhvK&amp;height=288&amp;width=384&amp;deepLinkEmbedCode=d4Y2c3MTr9iwnHQNlAbHyNiKVHnNwhvK&amp;autoplay=1"></script></p>
<h3>シュラヴァンCEOのブログから開発思想を知る</h3>
<p style="padding-left: 30px;">Notion Ink社からの情報は、これまでのところ非常に限られており、Webサイトも「準備中」のページが多い。しかし、<a href="http://notionink.wordpress.com/" target="_blank">シュラヴァンCEOのブログ</a>は面白い。iPadが発売された4月3日の記事は、6月と予告された発売時期について書いてある。それによると、同社に関する限り、準備は整っているが、他社との関係で遅れることもあり得るようだ（例えばFlashの安定したバージョンを得てから発売までに2ヵ月かかるという）。またG3回線を提供する電話会社との契約なども終わっていないことがうかがえる。してみると6月は難しく、今秋にずれ込むかもしれない。</p>
<p style="padding-left: 30px;">4月3日のブログには、ほかにイノベーションと工学、マーケティングなどについて書かれており、読みごたえがあった。この若い会社の若いCEOが非凡な人間であることを感じさせるに十分だ。機械工学出身の彼は、最新の家電製品の設計には、自動車工学や、金属加工（成形、切削、穿孔）の技術が導入されていることに注目し、また「操作する」から「感じる」設計を実現したアップルを称賛している。そして、いつか温度を18℃以下に保ち、スクリーンをドラム代わりに叩いて練習できるアプリを実現したい、といくつかのアイデアを披露している。</p>
<p style="padding-left: 30px;">iPhoneの経験を経たiPadのタフさは、YouTubeなどで「ストレステスト」ビデオをご覧になった方はご存じと思うが、ハンパではない。スマートフォンやタブレットなど、シンプルな情報家電製品ほど、「モノづくり」への意欲を刺激するようだ。シュラヴァンCEOは、堅牢性や生産ラインの重要性、モノとUIを融合したアップルのデザインの真価を十分に認識しており、ADAMもたんなるスペックの塊ではないことを感じさせる。</p>
<p style="padding-left: 30px;">同じく4月3日の記事では、コンテンツなどについて書いている。まだ守秘義務の関係で発表できないが、現在多くの企業と提携を拡大しているとのこと。基本的には種々多様なコンテンツを利用できる環境としたいようで、とくに学生が利用可能な、安価な教育コンテンツに注目している。（とくにインドの）大学への浸透は同社のマーケティング戦略の柱であるようで、開発人材確保、販路拡大、コンテンツ充実にもつながる。IITは卒業生を含めて強力なネットワークを持っており、それだけでも大きなコンテクスト資源だ。Notion Ink社のタッチスクリーン技術は、バンガロールの国立デザイン研究所 (National Institute of Design)と共同で開発されている。</p>
<p style="padding-left: 30px;"><a href="http://twitter.com/NotionInkAdam" target="_blank">Twitter</a>や<a href="http://www.facebook.com/NotionInkAdam" target="_blank">Facebook</a>では頻繁な情報提供行っており、フィードバックも見ることができる。われわれも最新情報は適宜フォローしていきたい。（鎌田、05/19/2010）</p>
<h4 style="padding-left: 30px;">本誌関連記事</h4>
<p style="padding-left: 30px;">「<a href="../2010/02/notion-link-ipad-killer/">Notion Ink社製iPadキラー1号機が6月登場 」 02/18/2010</a></p>
<p style="padding-left: 30px;"><a title="Notion Ink ADAM Video Selection" href="../2010/06/notion-ink-adam-video-selection/">Notion Ink ADAM Video Selection</a>、06/04/2010</p>
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		<title>E-Bookと標準 (2)：｢日本」の標準とは</title>
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		<pubDate>Sun, 11 Apr 2010 15:02:34 +0000</pubDate>
		<dc:creator>Editor</dc:creator>
				<category><![CDATA[Technologies]]></category>
		<category><![CDATA[e-Reader]]></category>
		<category><![CDATA[EPUB]]></category>
		<category><![CDATA[i18n/L10N]]></category>
		<category><![CDATA[JEPA]]></category>
		<category><![CDATA[W3C]]></category>

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		<description><![CDATA[前回は、E-BookフォーマットとしてのEPUBの位置（WebとE-Bookをつなぐ）と、それによる出版者にとってのメリットと可能性について述べた。もちろん、HTML系ということの短所もあり、これだけで十分というつもりは [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p><a href="http://www.ebook2forum.com/wp-content/uploads/epub.jpg"><img class="alignleft size-full wp-image-2278" style="margin-left: 0px; margin-right: 6px;" title="epub" src="http://www.ebook2forum.com/wp-content/uploads/epub.jpg" alt="" width="84" height="56" /></a>前回は、E-BookフォーマットとしてのEPUBの位置（WebとE-Bookをつなぐ）と、それによる出版者にとってのメリットと可能性について述べた。もちろん、HTML系ということの短所もあり、これだけで十分というつもりはない。しかし、今後の世界標準はEPUBを拡張する形で発展していくものが主流となる可能性が高いので、日本にとっての最大の課題は、ローカリゼーションによってEPUBを高度な日本語組版が可能なものに高めていくことにならざるを得ない。JEPAの要求仕様案は、そうした社会的要請に応えるものだ。組版の文化的・商業的意味ついては別に述べたので、ここでは誤解の多い「標準」の国際性と地域性をめぐる問題を取上げておきたい。<span id="more-2318"></span></p>
<h3>出来の良い組版標準の経済価値は莫大な利益をもたらす</h3>
<p style="padding-left: 30px;"><a href="http://www.ebook2forum.com/wp-content/uploads/Slide0130.gif"><img class="alignright size-medium wp-image-2325" style="margin-left: 6px; margin-right: 0px;" title="Slide0130" src="http://www.ebook2forum.com/wp-content/uploads/Slide0130-300x83.gif" alt="" width="240" height="66" /></a>Webを中心とした最近の国際標準は、グローバルな整合性を保ちながら言語や国への最適化を容易にする「<a href="http://www.w3.org/International/articles/css3-text/" target="_blank">ローカライゼーション</a>」が盛り込めるようになっている（これを<a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9B%BD%E9%9A%9B%E5%8C%96%E3%81%A8%E5%9C%B0%E5%9F%9F%E5%8C%96" target="_blank">i18n/L10N</a>。合わせてGlobalization (G11N)と称する)。中国語やハングル、アラビア語、ヘブライ語などのユニークな文字／文字組みを可能にするローカリゼーションが行われており、これによって文字コミュニケーションの生産性は、ない場合と比べて少なくともふた桁は上がっているはずだ。これは多国語のマニュアルなどを扱う場合だけではない。国際間、異言語間の文字コミュニケーションがスムーズに行われるかどうかは、国際競争力、文化的な発信力（いわゆるソフトパワー）に直結する。</p>
<p style="padding-left: 30px;">ユニバーサルな機能に関するi18nに貢献／協力するのは、技術と市場のニーズが分かった少数の専門家を派遣すればすむが、これでは日本語が“通る”という最低水準で、そのままでは商業的に使い物にならないことが多い（それだけを見て「日本語が尊重されていない」とか「インターネットは英語に有利にできている」といった被害妄想が語られたりもする）。L10Nは必ず必要になるが、日本の場合は行政や各種業界、マスコミ、政治家あるいは“有識者”など、情報技術からかなり遠い人の合意やご裁断を得る必要がでてくるので、これは大仕事となる。日本の技術者は、その実力に比べてコミュニケーション能力が高くないから、相手の（社会的地位と無知の）レベルによっては沈黙させられることが少なくない。その結果どうなってきたか。</p>
<p style="padding-left: 30px;">最悪の場合は、i18nを無視した日本の独自標準（仕様というより実装方法に近い）の開発に予算がつき、L10Nはボランティア扱いされたり「白い目」で見られることすらある。ITに関する限り、20年前に比べれば改善されているが、ITとローカルな非IT産業（たとえば出版）にまたがる標準では、“ITリテラシー”の低い人が関わることが多いので、社会的ニーズの高さに反比例して、L10Nは一部の企業（例えばかつてのジャストシステム）や、多国籍企業、あるいは企業の支援すら受けていない有志に任せられてきた。<a href="http://www.w3.org/International/" target="_blank">W3C</a>の日本コミュニティで継続されてきたWebの日本語仕様標準化作業がEPUBを契機としてJEPAという定位置を得たことは、まだスタートラインとはいえ、日本のためにはかなり幸運であったと思われる。</p>
<p style="padding-left: 30px;">しかし、ひと昔前のインターネット被害妄想は“活字文化人”の間にまだ残っているので要注意だ。とくにマスコミで喧伝される「日本独自」の標準が、日本でしか（いや日本でもまともに）通用しないばかりか、国際標準（i18n/L10N）の枠組みからの離脱を意味する場合には、何としてでも諌止する必要がある。簡単に言えば、i18n/L10Nの枠組みを守った日本語仕様は日本のためになるが、i18Nを外した独自仕様は、日本の情報産業（ひいては社会全体）に壊滅的打撃を与えると言っても過言ではない。上述したように、言語コミュニケーション、言語間コミュニケーションの生産性は、言語文化にとってはニュートラルかもしれないが、ビジネスでは決定的なマイナスとなる。</p>
<p style="padding-left: 30px;"><a href="http://www.ebook2forum.com/wp-content/uploads/Slide0080.gif"><img class="size-full wp-image-2326 alignleft" style="margin-left: 0px; margin-right: 6px;" title="Slide0080" src="http://www.ebook2forum.com/wp-content/uploads/Slide0080.gif" alt="" width="235" height="121" /></a>EPUBの「日本語仕様」は、日本語E-Bookの品質を高め、あるいは高品質の日本語コンテンツを安く提供することを可能にする。またこれはWebでの日本語表示の品質向上と直結している。なぜなら活字は組まれて初めて意味を持った情報となり、文字の情報としての商品価値は見かけ（＝組版の品質）で決まるからだ。素材に関わらず、文字組みの品質が悪ければ売り物にするのは難しい。結果的に、価値の高いコンテンツは電子化されない口実にもなる。それが現状だから、日本語標準の経済効果、文化的意義は非常に大きい。怪しげな「経済波及効果」を持ち出すまでもないだろう。もちろん総務省が心配しているという「中小出版社」への支援にもなることはいうまでもない。来年度予算に盛り込むべきだろう。（鎌田、04/11/2010）</p>
<h4 style="padding-left: 30px;">本誌関連記事</h4>
<p style="padding-left: 30px;"><a title="E-Bookにとって標準とは (1)：意味と展開" href="../2010/04/epub-jreq-announcement/">E-Bookにとって標準とは (1)：意味と展開</a> 04/11/2010</p>
<p style="padding-left: 30px;"><a title="EBook2.0ノート(7)：わが電子「活字文化」論" href="../2010/04/eb2-note-7-literry-culture/">EBook2.0ノート(7)：わが電子「活字文化」論</a> 04/10/2010</p>
<p style="padding-left: 30px;"><a href="http://www.ebook2forum.com/2010/03/ebook-standardization-challenge/" target="_blank">「ドキュメントとしてのE-Book標準化問題試論」</a> 03/23/2010</p>
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		</item>
		<item>
		<title>E-Bookにとって標準とは (1)：意味と展開</title>
		<link>http://www.ebook2forum.com/2010/04/epub-jreq-announcement/</link>
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		<pubDate>Thu, 08 Apr 2010 08:58:54 +0000</pubDate>
		<dc:creator>Editor</dc:creator>
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		<description><![CDATA[日本電子出版協会（JEPA）は4月7日、東京・神田で「EPUB説明会」を開催し、昨年秋からメンバーとなっているIDPFに提出する「日本語要求仕様案」の概要と実装、応用例を紹介した。この種のイベントとしてはかなり密度が濃い [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p><a href="http://www.jepa.or.jp/" target="_blank"></a><a href="http://www.ebook2forum.com/wp-content/uploads/epub.jpg"><img class="alignleft size-full wp-image-2278" title="epub" src="http://www.ebook2forum.com/wp-content/uploads/epub.jpg" alt="" width="82" height="56" /></a>日本電子出版協会（JEPA）は4月7日、東京・神田で「<a href="http://www.jepa.or.jp/seminar/seminar.php?id=153" target="_blank">EPUB説明会</a>」を開催し、昨年秋からメンバーとなっている<a href="http://www.idpf.org/" target="_blank">IDPF</a>に提出する「<a href="http://www.jepa.or.jp/press_release/epub_jp_pressrelease.html" target="_blank">日本語要求仕様案</a>」の概要と実装、応用例を紹介した。この種のイベントとしてはかなり密度が濃い内容で、今後の日本での<a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/EPUB" target="_blank">EPUB</a>というよりはE-Bookの展開にとって重要な意味を持つものなので、今日から数回に分けて紹介し、コメントしていきたい。発表資料は<a href="http://www.jepa.or.jp/material/" target="_blank">こちら</a>で公開されているので、関心のある方はぜひ読んでおかれることをお勧めする。<span id="more-2273"></span></p>
<h3>純正Web系E-Bookフォーマットの利点：CMSの連携</h3>
<p style="padding-left: 30px;"><a href="http://www.ebook2forum.com/wp-content/uploads/jepa2.gif"><img class="alignleft size-full wp-image-2281" style="margin-left: 0px; margin-right: 6px;" title="jepa2" src="http://www.ebook2forum.com/wp-content/uploads/jepa2.gif" alt="" width="57" height="56" /></a>JEPAのEPUB日本語要求仕様の説明会はじつに約250の参加を得て、会場は満席となった。参加者は出版、印刷、IT関係とかなり多彩で、たしかに「E-Book元年」を実感させるものだ。２，３ヵ月前でも（この渋いテーマに）これほど人は集まらなかったろう。国際的にみても、EPUBへの関心が急激に高まったのは、今年の1月以降のことらしい。しかし、一躍脚光を浴びたといっても、EPUBそのものは新技術でも何でもなく、裏も表もない。逆にどんな内容になるのかがが注目された。</p>
<p style="padding-left: 30px;"><a href="http://www.ebook2forum.com/wp-content/uploads/idpflogo_index_web.gif"><img class="alignright size-full wp-image-2277" style="margin-left: 6px; margin-right: 0px;" title="idpflogo_index_web" src="http://www.ebook2forum.com/wp-content/uploads/idpflogo_index_web.gif" alt="" width="151" height="68" /></a>EPUBは国際デジタルパブリッシングフォーラム (IDPF)が策定している<a href="http://wiki.mobileread.com/wiki/E-book_formats#eBooks_Formats" target="_blank">E-Bookフォーマット</a>仕様で、この世界では最も普及している標準である（IDPFを「米国」の標準化団体として紹介するのは間違い。れっきとした「国際」団体で、JEPAもメンバーだ）。これはサポートしているベンダーの数でみたもので、E-Bookのほうからみると アマゾン Kindleの独自フォーマットである<a href="http://wiki.mobileread.com/wiki/AZW" target="_blank">AZW</a>がまだ圧倒的に多い。AZWは、モバイルリーダ用の <a href="http://wiki.mobileread.com/wiki/DOC#PalmDOC" target="_blank">PalmDOC</a>に由来する<a href="http://wiki.mobileread.com/wiki/MOBI" target="_blank">MOBI</a>に<a href="http://wiki.mobileread.com/wiki/DRM" target="_blank">DRM</a>を付けたものだ。ただEPUBとAZWの違いもたいしたものではなく、IDPFの交換形式である<a href="http://wiki.mobileread.com/wiki/Open_eBook" target="_blank">Open eBook</a>を経由してEPUBとも通じる。出版社として両方に対応することで生ずるオーバーヘッドは比較的小さい。もちろん、ユーザーとしては別仕様のE-Bookでは読めないので不便はある（これを<span style="color: #808080;">針小棒大</span>に言うのは、誤解か故意なので気をつけましょう）。</p>
<p style="padding-left: 30px;">標準がいいのは、なんといっても関連製品やサービスが展開しやすくなり、競争によって技術が進化し、市場を拡大させることだ。オープンな技術仕様としての標準は、機能に交換性を持たせるためのものなので、仕様にない独自機能を追加することも、逆に仕様にあっても省略することも自由だ。EPUBのいいところは、それがWebの標準である<a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/XHTML" target="_blank">XHTML</a>と<a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/Cascading_Style_Sheets" target="_blank">CSS</a>などに基づいていることだ。Webサイトと<a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%83%86%E3%83%B3%E3%83%84%E7%AE%A1%E7%90%86%E3%82%B7%E3%82%B9%E3%83%86%E3%83%A0" target="_blank">コンテンツ管理</a> (CMS)を連携させることができるし、Web技術者が使いやすく、ツールのサポートも得やすい。それが使う側でみたEPUBの最大のメリットといえる（逆にデメリットもある）。Webで出来ることはほぼ何でもできるが、Webでできないことはできないか、あるいはやりにくい。「ページ」という絶対的空間を予め規定しないので、スクリーンの仕様に柔軟に対応するが、コンテンツによってはデザイン的に崩れてしまう。コンテンツによっては慎重な取り扱いが必要となる。</p>
<p style="padding-left: 30px;">これからの出版の方向を考えた場合に、Webサーバやイントラネット／インターネットをコントロールセンターとし、<span style="color: #cc0000;">Webと印刷本と</span><span style="color: #cc0000;">E-BookのためのCMSをを連携</span>させ、並行して出していく使い方が考えられる。読者とのコミュニケーションをWeb（ブログやTwitter）で確保しながら、電子版の更新、印刷本の改訂、関連企画の立上げを行うわけだ。これは例えばわれわれのテーマである「E-Book」などの出版を進める上では不可欠だと思うが、様々な応用が可能となるだろう。とくに情報の陳腐化が生じやすい本では、そうすることで読者を維持拡大できるし、著者とのつながりも維持される。EPUBはコンテンツのフォーマット標準だが、これをコンテンツ管理に使うことで、そこから（出版社にとっての最大の資産である）著者、読者、関連情報のコンテクストの管理（リンクの更新）に展開するベースとなる。</p>
<p style="padding-left: 30px;">自動車が走るのに左右で優劣はないが、ルールがあることで自動車や道路のつくり方が決まってくる。標準じたいはつまらないものかもしれないが、ビジネスにおいては決定的に重要なのである。そうした意味で、EPUBは今後も長く付き合っていく重要な標準となるだろう。EPUBじたいはすでに国際標準で、日本語の文字を問題なく表示できる。十分実用に使えると言ってもいい。ただ、それが日本市場にとってどれだけ有効になるかは、これからご紹介する日本語標準仕様に関わってくる。（鎌田、04/08/2010）</p>
<h4 style="padding-left: 30px;">参考情報</h4>
<p style="padding-left: 30px;"><a href="http://plusd.itmedia.co.jp/pcuser/articles/1004/08/news020.html" target="_blank">「日本が電子書籍の波に乗るために――JEPAがEPUB日本語要求仕様案を説明」</a>、IT Media、4/8/2010</p>
<p style="padding-left: 30px;"><a href="http://journal.mycom.co.jp/news/2010/04/01/079/index.html" target="_blank">「日本電子出版協会、日本語電子書籍向け『EPUB日本語要求仕様案』を公開」</a>、マイコミジャーナル、4/1/2010</p>
<p style="padding-left: 30px;">
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		<title>iPadプレビュー：Kindleの敵ではない。当分は</title>
		<link>http://www.ebook2forum.com/2010/04/ipad-preview-digest/</link>
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		<pubDate>Sat, 03 Apr 2010 12:44:57 +0000</pubDate>
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		<category><![CDATA[アップル]]></category>

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		<description><![CDATA[iPadの発売が目前に迫り、アップル・ファンとメディアは過熱するばかり。最大の注目点は、どうしても Kindle vs. iPad になってしまう。本誌はこれが「虚妄」に過ぎないと言ってきたが、米国でのプレビューに目を通 [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p><a href="http://www.ebook2forum.com/wp-content/uploads/steve-jobs-iPad1.jpg"><img class="alignleft size-medium wp-image-2230" style="margin-left: 0px; margin-right: 6px;" title="Apple" src="http://www.ebook2forum.com/wp-content/uploads/steve-jobs-iPad1-227x300.jpg" alt="" width="88" height="117" /></a>iPadの発売が目前に迫り、アップル・ファンとメディアは過熱するばかり。最大の注目点は、どうしても Kindle vs. iPad になってしまう。本誌はこれが「虚妄」に過ぎないと言ってきたが、米国でのプレビューに目を通した限り、そうした評価が広がりそうだ。今日のiPadは、明日のE-Readerのプロトタイプではあっても、今日のマーケットに影響を与えるものではない。ジョブズ氏はとうにご存じだが、問題は明日の市場を創造できるかどうかなのだ。<span id="more-2228"></span></p>
<p style="padding-left: 30px;">米国の電子出版コミュニティ・サイト <a href="http://digitalbookworld.com/2010/ipad-review-roundup-good-news-for-kindle/" target="_blank">digital book world</a> (dbw) では、4月3日にリリースされる iPadのプレビューをE-Bookへの影響（つまりKindle vs. iPad）に絞ってダイジェストしている。アップルは特定のインフルエンサーに限定して巧みに情報をリークすることで有名だが、今回も発売前の製品の提供を受けた「選ばれた」コラムニストがすでにレビューを掲載している（“アップル記者クラブ”のようなものか）。彼らの記事は瞬時にアクセスが急増するので、悪く書きようがないはずだが、必ずしもそうではないところがおもしろい。思い通りにならないという意地があるようだ。</p>
<p style="padding-left: 30px;"><a href="http://www.ebook2forum.com/wp-content/uploads/IPad1.jpg"><img class="size-medium wp-image-2233 alignright" style="margin-left: 6px; margin-right: 0px;" title="IPad" src="http://www.ebook2forum.com/wp-content/uploads/IPad1-199x300.jpg" alt="" width="179" height="270" /></a>WSJの<a href="http://ptech.allthingsd.com/20100331/apple-ipad-review/" target="_blank">モスバーグ</a> (W. Mossberg)は「新しいタイプのコンピュータ」として評価し、今日のコンピュータの機能を少なからず吸収するとしたが、E-Reader機能については、大型カラースクリーンを採用した一方、片手で持てず、読める本も少ない（45万冊の Kindle ストアに対して iPad は約6万冊）と指摘している。PCMag.comの<a href="http://www.pcmag.com/article2/0,2817,2362042,00.asp" target="_blank">ギデオン</a> (T. GiDeon)は、USBを欠いていることから、逆にコンピュータではなく iPod を大型化し機能を強化することを狙ったものとみた。NYTimesの<a href="http://www.nytimes.com/2010/04/01/technology/personaltech/01pogue.html?pagewanted=all" target="_blank">ポーグ</a> (D. Pogue)は、カタログが貧弱で、屋外では読みにくく、重量は約2倍、、コンテンツは iPad専用で<span style="color: #cc0000;">「これは新聞も書籍産業も助けるものではない」</span>と断定。USA Todayの<a href="http://www.usatoday.com/tech/columnist/edwardbaig/2010-03-31-apple-ipad-review_N.htm" target="_blank">ベイグ</a> (E. Baig)は、商品としてのiPadの成功を確信しながらも、愛書家には Kindleがやさしいとして、カタログの貧弱さに加え、iPad の価格、電池寿命、重量は読書には適さないとみている。</p>
<p style="padding-left: 30px;">KindleとSony Pocket Readerを愛用するChicago Sun Timesの<a href="http://www.suntimes.com/technology/ihnatko/2134130,ipad-ihnatko-ebook-ibook-033110.article" target="_blank">イーナツコ </a>(A. Ihnatko)は、価格、サイズ、電池寿命をKindleの優位として挙げ、E-Readerとしての比較では勝負にならない、とまで述べている。「数週間もつ」というKindleの電池寿命は、持ち運びが前提のE-Readerとしては最重要な要素のようだ。また259ドルのKindleには無制限の3G接続が付いているのに対して、iPad3G版はWi-Fi版より129ドル高く、月14.99ドルの接続料も追加的に必要になる。Kindle Storeの2年先行の利はかなり大きく、45万対6万は、愛書家にとっては決定的だ。もっとも iPadで Kindle StoreやBarnes &amp; Nobleが提供を開始すればその面の不利は消失する！ 結局、彼の結論は<span style="color: #cc0000;">「iPad以後、400ドル以上もする電子書籍端末は犬も食わない」<span style="color: #333333;">とい</span></span>うことだ。彼の言うように、E-ReaderはiPadの数々の機能の一つに過ぎない。</p>
<p style="padding-left: 30px;">最後に<a href="http://ipadtest.wordpress.com/2010/03/31/the-epub-ebooks-metadata-mess/" target="_blank">ケイン (M. Cane)</a>のブログは、iBookStoreのカテゴリとメタデータの混乱を皮肉っている。これなどはもちろん改善可能だが、本を売ってきた（ので読者を知っている）アマゾンと、本から遠いところにいたアップルの違いを物語るエピソードと言えるだろう。</p>
<p style="padding-left: 30px;">dbwのゴンザレスの記事は、皮肉たっぷりに「さてこれは“キンドル・キラー”か、それともアマゾンの新しいE-Book販売チャネルか」と結んでいる。（鎌田、0403/2010）</p>
<p style="padding-left: 30px;">
<h4 style="padding-left: 60px;">参考：USA Todayのビデオ・レビューとアップル開発者のインタビュー</h4>
<p style="padding-left: 60px;"><object id="flashObj" classid="clsid:d27cdb6e-ae6d-11cf-96b8-444553540000" width="486" height="412" codebase="http://download.macromedia.com/pub/shockwave/cabs/flash/swflash.cab#version=6,0,40,0"><param name="bgcolor" value="#FFFFFF" /><param name="flashVars" value="videoId=63725499001&amp;playerID=30317506001&amp;domain=embed&amp;" /><param name="base" value="http://admin.brightcove.com" /><param name="seamlesstabbing" value="false" /><param name="allowFullScreen" value="true" /><param name="swLiveConnect" value="true" /><param name="allowScriptAccess" value="always" /><param name="src" value="http://c.brightcove.com/services/viewer/federated_f9/30317506001?isVid=1&amp;publisherID=29906170001" /><param name="name" value="flashObj" /><param name="flashvars" value="videoId=63725499001&amp;playerID=30317506001&amp;domain=embed&amp;" /><param name="allowfullscreen" value="true" /><embed id="flashObj" type="application/x-shockwave-flash" width="486" height="412" src="http://c.brightcove.com/services/viewer/federated_f9/30317506001?isVid=1&amp;publisherID=29906170001" name="flashObj" allowscriptaccess="always" swliveconnect="true" allowfullscreen="true" seamlesstabbing="false" base="http://admin.brightcove.com" flashvars="videoId=63725499001&amp;playerID=30317506001&amp;domain=embed&amp;" bgcolor="#FFFFFF"></embed></object></p>
<p style="padding-left: 60px;">
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		<title>「最新・電子書籍端末を分解」＝日経電子版</title>
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		<pubDate>Mon, 29 Mar 2010 07:31:08 +0000</pubDate>
		<dc:creator>Editor</dc:creator>
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		<category><![CDATA[Japanese]]></category>
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		<description><![CDATA[日経新聞電子版が、日経BP社『日経エレクトロニクス』3月22日号の小谷記者の記事をもとに主要E-Readerのハードウェアと機能を分解・評価している。対象機種は Kindle 2、SONY Reader Daily Ed [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>日経新聞電子版が、日経BP社『日経エレクトロニクス』3月22日号の小谷記者の記事をもとに主要E-Readerのハードウェアと機能を分解・評価している。対象機種は Kindle 2、SONY Reader Daily Edition、Barnes &amp; Noble Nook の3機種で、とくにイーストの藤原氏のコメントが適確だ。<span id="more-2134"></span></p>
<h4 style="padding-left: 30px;">リンク記事</h4>
<p style="padding-left: 30px;">「<a href="http://www.nikkei.com/tech/trend/article/g=96958A90889DE2E6E3E7EBE5E3E2E3E4E2E1E0E2E3E2E2E2E2E2E2E2;p=9694E3E7E3E0E0E2E2EBE0E2E2EA" target="_blank">最新・電子書籍端末を分解（１） 米書店最大手とソニーの新製品に注目</a>」  by 小谷卓也、日経電子版、03/22/2010<br />
「<a href="http://www.nikkei.com/tech/trend/article/g=96958A9093819499E3E4E2E3E18DE3E4E2E0E0E2E3E2E2E2E2E2E2E3;p=9694E3E7E3E0E0E2E2EBE0E2E2EA" target="_blank">最新・電子書籍端末を分解（２）タッチパネルの使い方に工夫あり</a>」  by 小谷卓也、日経電子版、03/22/2010<br />
「<a href="http://www.nikkei.com/tech/trend/related-article/tc/g=96958A90889DE2E6E3E7EBEBE1E2E3E4E2E1E0E2E3E2E2E2E2E2E2E2;d=0;e=968698E3E2E2E2;b=20100325;c=DNX;bv=NDSKDBDGKDASDD240D8_24032010TJ1000~5CDM1~5C2a6e70a5++++++;bu=BFBD9496EABAB5E6B39EB582EA84E7A1B497FDA8B5E2E2BAA7B5B8A7E5FDA4EAABBDB0E4A4E6A0EB9C81BBB082B18A87BABD8AE6B7A09C9FE2BD9694B7819A97809B83829590A088999DB6B0FDABBC968180A196E3B7B7E78591939897A29FB385A8B3AB8082BB9FB6FD998A809BB88688939DA887FDEBE7AA88E0A79DB1A18ABDB58186BF9AB08895E188A3B6EA9894A8BE9FA8BFA786B4F996A3B1A0BEE5B493A4A0A284B1A6B9E3EAA282889E88B8BFBC8AB79D9FBCBC9EB78298E1B497BCEB979CEA9B9696BEB9BFEB83E2948686B9E4E5B3A78080E7E39FB1EAE39584B3919CB0BFA38BE0BD91BD87B1A4E58080A2A8808886F9849B9697E5ABE3A2A488B5BABFE785BF97FD9B91A7E3E5A7BD9996BC80E1BCA3838BA6A7BD96FD9AB6A2F9E48AE1BEF9E7949BA5B591A7B7EA8A81A7E7BBBAEB85919DA384A193BD99E3B080EA90A38590A3B9A2B1A197B79790A79DB8B693A3FD90909490E6A0A89EBD919A9886FDB7A4ABB59697EF;p=9694E3E7E3E0E0E2E2EBE0E2E2EA;cg=36" target="_blank">最新・電子書籍端末を分解（３）中身は「キンドル２」にそっくり</a>」  by 小谷卓也、日経電子版、03/22/2010</p>
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		<title>日経ITproのAndroid入門記事シリーズ</title>
		<link>http://www.ebook2forum.com/2010/03/developing-android-apps/</link>
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		<pubDate>Fri, 26 Mar 2010 08:47:49 +0000</pubDate>
		<dc:creator>Editor</dc:creator>
				<category><![CDATA[Technologies]]></category>
		<category><![CDATA[e-Reader]]></category>
		<category><![CDATA[Android]]></category>
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		<category><![CDATA[OS]]></category>

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		<description><![CDATA[Android開発者のための情報源として突出している日経ITpro、日経コミュニケーションのシリーズ記事がかなり揃ってきたので、まとめてご紹介する。Androidは、Linuxベースのオープンソース・モバイルOSで、B&#038; [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p><a href="http://www.ebook2forum.com/wp-content/uploads/150px-Android_robot.svg_.png"><img class="alignleft size-full wp-image-2105" style="margin-left: 0px; margin-right: 6px;" title="150px-Android_robot.svg" src="http://www.ebook2forum.com/wp-content/uploads/150px-Android_robot.svg_.png" alt="" width="86" height="100" /></a>Android開発者のための情報源として突出している日経ITpro、日経コミュニケーションのシリーズ記事がかなり揃ってきたので、まとめてご紹介する。<a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/Android" target="_blank">Android</a>は、Linuxベースのオープンソース・モバイルOSで、B&amp;N Nookのように、E-Readerでも重要性を増している。いまや iPhone OSともにOS環境の一角を形成しているので、開発者以外の方も基礎知識として読んでおくと便利。<span id="more-2099"></span></p>
<h4 style="padding-left: 30px;">【開発者から見たiPhoneとAndroid】</h4>
<p style="padding-left: 30px;">iPhoneとAndroidをアプリケーション開発者の立場から比較。ハードウエア、OS、ユーザーインタフェース、開発環境および開発言語、アプリケーション・ストア、市場動向の各テーマで、両スマートフォンの長所と短所を分析している。</p>
<p style="padding-left: 30px;">第1回 <a href="http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20100317/345929/" target="_blank">「ハードウエア編 ：統一されたiPhone、多様なAndroid」</a> by 高橋信頼、日経ITpro、2010/03/19</p>
<p style="padding-left: 30px;">第2回 <a href="http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20100318/345973/" target="_blank">「OS編　iPhoneの中のMac OS、Androidの中のLinux」</a></p>
<p style="padding-left: 30px;">第3回 「ユーザー・インタフェース編」 （/04/02/2010公開予定）</p>
<p style="padding-left: 30px;">第4回 「開発環境・開発言語」 （04/09/2010公開予定）</p>
<p style="padding-left: 30px;">第5回 「アプリケーション・ストア」 （04/16/2010公開予定）</p>
<p style="padding-left: 30px;">
<h4 style="padding-left: 30px;">【Android で広がる、携帯アプリ開発の世界】</h4>
<p style="padding-left: 30px;">Androidの魅力の一つは、Android  Marketを使わなくても非公式アプリを配信できること。これにより，キャリアや端末メーカーからの制約を気にすることなく、自由にソフトを 作成，配信できる。本記事はAndroidアプリ開発から公開までを解説。</p>
<p style="padding-left: 30px;">第 1回 <a href="http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20090709/333467/?ST=android-dev&amp;P=1" target="_blank">「Androidの世界へようこそ」</a> by 田中正裕、日経ITpro、07/10/2009</p>
<p style="padding-left: 30px;">第 2回 <a href="http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20091008/338599/?ST=android-dev" target="_blank">「Androidアプリ開発，事始め」</a> by 田中正裕、日経ITpro、10/22/2009</p>
<p style="padding-left: 30px;">第 3回<a href="http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20091218/342383/" target="_blank"> 「Androidアプリケーションを公開する」</a> by 田中正裕、日経ITpro、12/22/2009</p>
<p style="padding-left: 30px;">第 4回 <a href="http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20100105/342883/" target="_blank">「簡単なRSSリーダーを作ってみる」</a> by 田中正裕、日経ITpro、01/12/2010</p>
<p style="padding-left: 30px;">第 5回<a href="http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20100302/345249/?ST=android-dev" target="_blank"> 「RSSリーダーの要、パース機能を知る」</a> by 田中正裕、日経ITpro、03/09/2010</p>
<p style="padding-left: 30px;">第 6回<a href="http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20100302/345253/?ST=android-dev" target="_blank"> 「詳細画面を付けて、簡易RSSリーダーの完成」</a> by 田中正裕、日経ITpro、03/23/2010</p>
<p style="padding-left: 30px;">
<h4 style="padding-left: 30px;">【Android 徹底解説&#8212;内部構造，移植，開発】</h4>
<p style="padding-left: 30px;">遂に日本でもAndroid携帯が発売された。注目を集めているAndroidとは，一体何なのか，パソコンに移植するためにはどのような作業が必要な のか，アプリケーションを開発するにはどうするのか解説する。</p>
<p style="padding-left: 30px;"><a href="http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20091126/341182/?ST=android-dev" target="_blank">「Androidの仕組みを知る(1)」 </a>、by 有山圭二、日経ITpro、12/01/2009</p>
<p style="padding-left: 30px;"><a href="http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20091208/341738/?ST=android-dev">「Android の仕組みを知る(2)」</a><a href="http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20091126/341182/?ST=android-dev" target="_blank"> </a>、by 有山圭二、日経ITpro、12/09/2009</p>
<p style="padding-left: 30px;"><a href="http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20091212/342015/?ST=android-dev">「Android の仕組みを知る(3)」</a><a href="http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20091126/341182/?ST=android-dev" target="_blank"> </a>、by 有山圭二、日経ITpro、12/16/2009</p>
<p style="padding-left: 30px;"><a href="http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20091219/342415/?ST=android-dev">「ネッ トブックでAndroidを動かす(1)」</a><a href="http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20091126/341182/?ST=android-dev" target="_blank"> </a>、by 登尾 徳誠／ゆいせき他、日経ITpro、12/22/2009</p>
<p style="padding-left: 30px;"><a href="http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20091219/342435/?ST=android-dev">「ネッ トブックでAndroidを動かす(2)」</a><a href="http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20091126/341182/?ST=android-dev" target="_blank"> </a>、by 登尾 徳誠／ゆいせき他、日経ITpro、01/06/2010</p>
<p style="padding-left: 30px;"><a href="http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20091219/342455/?ST=android-dev">「ネッ トブックでAndroidを動かす(3)」</a><a href="http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20091126/341182/?ST=android-dev" target="_blank"> </a>、by 登尾 徳誠／ゆいせき他、日経ITpro、01/13/2010</p>
<p style="padding-left: 30px;"><a href="http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20100112/343105/?ST=android-dev">「誰 でもできるアプリ開発(1)」</a><a href="http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20091126/341182/?ST=android-dev" target="_blank"> </a>、by 木南英夫、日経ITpro、01/13/2010</p>
<p style="padding-left: 30px;"><a href="http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20100112/343106/?ST=android-dev">「誰 でもできるアプリ開発(2)」</a><a href="http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20091126/341182/?ST=android-dev" target="_blank"> </a>、by 木南英夫、日経ITpro、01/27/2010</p>
<p style="padding-left: 30px;"><a href="http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20100112/343107/?ST=android-dev">「誰 でもできるアプリ開発(3)</a><a href="http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20091126/341182/?ST=android-dev" target="_blank"> </a>、by 木南英夫、日経ITpro、02/04/2010</p>
<p style="padding-left: 30px;">
<h4 style="padding-left: 30px;">【迫るAndroidビッグバン】</h4>
<p style="padding-left: 30px;">『日経コミュニケーション』 2010年3月1日号をもとに再構成した、同誌松元英樹氏のシリーズ記事。通信ビジネスからの視点で、Androidの可能性と影響力についてレポートしている。これは技術系以外の方にもわかりやすい。</p>
<p style="padding-left: 30px;">第1回 <a href="http://www.nikkei.com/tech/business/article/g=96958A90889DE2E6E0E0EAEBE2E2E3E5E2E1E0E2E3E2E2E2E2E2E2E3;p=9694E3E5E2E1E0E2E3E2E4E2E5E1" target="_blank">「無限の“創造力”をダウンロードできる新市場」</a> by 松元英樹、日経コミュニケーション、03/22/2010</p>
<p style="padding-left: 30px;">第2回 <a href="http://www.nikkei.com/tech/business/article/g=96958A90889DE2E6E0E1E2E1E4E2E3E5E2E1E0E2E3E2E2E2E2E2E2E3;p=9694E3E5E2E1E0E2E3E2E4E2E5E1" target="_blank">「携帯各社がAndroid端末を一気に投入」</a> by 松元英樹、日経コミュニケーション、03/24/2010</p>
<p style="padding-left: 30px;">第3回  <a href="http://www.nikkei.com/tech/business/article/g=96958A90889DE2E6E0E1E2E6EBE2E3E5E2E1E0E2E3E2E2E2E2E2E2E3;p=9694E3E5E2E1E0E2E3E2E4E2E5E1" target="_blank">「スマートフォンだけでないAndroid端末  迫る」</a> by 松元英樹、日経コミュニケーション、03/24/2010</p>
<p style="padding-left: 30px;">第4回 <a href="http://www.nikkei.com/tech/business/article/g=96958A90889DE2E6E0E1E7E4E1E2E3E5E2E1E0E2E3E2E2E2E2E2E2E3;p=9694E3E5E2E1E0E2E3E2E4E2E5E1" target="_blank">「第２、第３の『App Store』が登場する」</a> by 松元英樹、日経コミュニケーション、03/25/2010</p>
<p style="padding-left: 30px;">第5回<a href="http://www.nikkei.com/tech/business/article/g=96958A90889DE2E6E0E1E4E0E7E2E3E5E2E1E0E2E3E2E2E2E2E2E2E3;p=9694E3E5E2E1E0E2E3E2E4E2E5E1" target="_blank"> 「グーグル『Nexus One』の破壊力」</a> by 松元英樹、日経コミュニケーション、03/26/2010</p>
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		<title>ドキュメントとしてのE-Book標準化問題試論</title>
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		<pubDate>Tue, 23 Mar 2010 09:48:16 +0000</pubDate>
		<dc:creator>Editor</dc:creator>
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		<category><![CDATA[標準化]]></category>

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		<description><![CDATA[「出版物利活用」懇談会は、E-Bookのフォーマットなど技術的規格に関しても議論するらしい。こうした規格は、まずニーズや関連技術などに関する情報を集め、規格に対する要件 (RFP) を定義するところからスタートする。中身 [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p><a href="http://www.ebook2forum.com/wp-content/uploads/online-collaboration_id25445521_430.jpg"><img class="alignleft size-medium wp-image-2052" style="margin-left: 0px; margin-right: 6px;" title="online-collaboration_id25445521_430" src="http://www.ebook2forum.com/wp-content/uploads/online-collaboration_id25445521_430-300x225.jpg" alt="" width="189" height="142" /></a>「出版物利活用」懇談会は、E-Bookのフォーマットなど技術的規格に関しても議論するらしい。こうした規格は、まずニーズや関連技術などに関する情報を集め、規格に対する要件 (<a href="http://e-words.jp/w/RFP.html" target="_blank">RFP</a>) を定義するところからスタートする。中身は不明だが、出てくるものを評価するためには岡目八目でもいいから、早めにどんどん提起しておいたほうがいいと思う。ここで述べるのは、E-Bookの標準化に関する「試論」であり、多くの欠陥があることを承知で、エキスパートやステークホルダーの方のコメントをいただくためのものと御了解いただきたい。<span id="more-2038"></span></p>
<h3>規格づくりへのアプローチ</h3>
<p style="padding-left: 30px;">まず、E-Bookの規格の影響範囲がきわめて大きいことを知っていただきたい。それはE-Book自体の仕様に止まらず、コンテンツへのアクセスや課金・決済、ユーザー管理などのコマース系、知識情報の探求に関わるWebナビゲーション系の2つの領域に関わり、すでに市場に存在する無数の標準や実装技術と競合することで市場に混乱を与える可能性がある。だから拙速で進めないようお願いしたい。筆者は情報技術の標準化の世界で20年近い経験があり、数多い失敗例と、数少ない成功例を目にしてきた。以下のとりあえずの「べからず集」は、多くの専門家の方の賛同を得られるものと思う。</p>
<ul>
<li>国内だけに閉じた「規格」をつくること（I18N/L10nの原則を守る）。</li>
<li>プロセスを公開せず、外部からのコメントを受け付けないこと。</li>
<li>現在通用している公的標準やデファクト標準／仕様を無視すること。</li>
<li>将来のビジョンとロードマップを明らかにせず当面のニーズに応えようとすること。</li>
<li>他の仕様との相互運用性を持たない、孤立した「標準」を作成すること。</li>
<li>参照実装のない仕様をつくること。</li>
<li>特定の実行環境に依存した仕様をつくること。</li>
</ul>
<p style="padding-left: 30px;">オープンなプロセス、オープンな標準という「グローバルな公共空間」は、世界のITビジネスが試行錯誤の末に到達した知恵の結晶だが、基本的にE-Bookの標準においても適用すべきものだ。基本的にE-Bookに関する標準は、以下の3種類に分けるのが合理的だと思われる。</p>
<p style="padding-left: 30px;"><a href="http://www.ebook2forum.com/wp-content/uploads/acse1.png"><img class="alignright size-medium wp-image-2049" title="acse" src="http://www.ebook2forum.com/wp-content/uploads/acse1-300x292.png" alt="" width="118" height="114" /></a>(a) <span style="color: #cc0000;">製作管理環境</span></p>
<p style="padding-left: 30px;">(b) <span style="color: #cc0000;">E-Bookコンテンツ</span></p>
<p style="padding-left: 30px;">(c) <span style="color: #cc0000;">外部とのインタフェース</span></p>
<p style="padding-left: 30px;"><span style="color: #cc0000;"> </span>(a) は分散した異なるベンダーの製作管理システムの間での相互運用に関するもので、出版社や製作サービス企業内や企業間での作業や資産の共有化と継承を容易にする。(b) は異なるコンテンツ稼働環境（デバイス）間でのコンテンツの相互運用、(c) はドキュメントから、SNSなど様々な外部サービスを利用したり、その逆を行うための仕様である。</p>
<p style="padding-left: 30px;">
<h3>既存の規格を活かせなければ価値はゼロ</h3>
<p style="padding-left: 30px;">E-Bookの標準は、したがってわれわれの知的情報資産を最大限利用可能とするために、現在および将来の関連標準・実装技術を可能な限り協調させるものでなければならないだろう。具体的には以下のようなものが関わる。</p>
<ol>
<li><span style="color: #cc0000;">ドキュメント技術</span>仕様（HTML、XML系技術、XBRL、DITA等）</li>
<li>E-Bookの<span style="color: #cc0000;">表示・操作フォーマット</span>仕様（ePUB、MOBI等）</li>
<li>各種<span style="color: #cc0000;">メディア技術</span>仕様（JPEG、MPEG、Flash等）</li>
<li><span style="color: #cc0000;">セマンティック技術</span>仕様（Dublin Core、DRF、OWL、各種辞書等）</li>
<li>E-Book<span style="color: #cc0000;">サービス技術</span>仕様（DOM、BookServer等）</li>
</ol>
<p style="padding-left: 30px;">教育には教育コンテンツの標準と標準化作業が存在し、ビジネスレポーティングについても、地図についても、製薬や化学、医療分野についても同様である。それらと無関係なE-Bookは価値を大きく減じたものとならざるを得ない。そうした意味で、最も必要な標準は、標準の標準（メタモデル）ということになる。メタモデルが必要なのは、技術革新を制約することなく、過去の情報資産の価値を減ずることのないようにするためである。こうした<span style="color: #cc0000;">多種多様な「知識情報」をE-BookというUIから利用できるようにする</span>ことこそ、21世紀の情報技術標準の最大のチャレンジであり、その中で日本が主導的な役割を果たせるかどうかは、日本の将来に関わると筆者は信じている。</p>
<p style="padding-left: 30px;">出版社にとっても利用者にとっても、コンテンツ流通（オンライン書店）および利用デバイスが自由に選択可能であることが重要で、今後いかなる規格をつくるとしても、それを促進するものだけが望ましい。もう一つ重要なことは、消費者はもちろん、メーカー、出版社、Webサービスのそれぞれが、<span style="color: #cc0000;">標準を選ばない権利</span>を侵害されるべきではない。市場競争において、イノベーションによって少しでも有利な地位を占め、固定化しようというベンダーを単純に「悪」としたのでは、話にならない。独禁法がある限り、不公正な独占、不公平を生み出す独占は規制の対象となっている。アップルは iPad で実行できる「本」を求めているし、そのために出版社と協力するだろう。付加価値の高いものをつくりたいからだ。それはたぶん ePUBなどでも対応しない「本」となるだろうが、それは怪しからんという権利は消費者しかない。たとえば製本の規格を定めて、箱入りは贅沢だからダメとか、「上製本」以外は認めないとかいうようなものだ。</p>
<p style="padding-left: 30px;">最もつくりやすく、かつ最悪の「規格」は、「これを守れ、さもないと」という性質のもので、一企業による独占（実際にはあり得ない）と同様に怖ろしい。</p>
<p style="padding-left: 30px;">
<h3>オープンなプロセスとオープンな仕様開発の実践</h3>
<p style="padding-left: 30px;">筆者は、1991~2008年の18年間、ソフトウェアの標準化コンソーシアム、オブジェクト・マネジメント・グループ(<a href="http://en.wikipedia.org/wiki/Object_Management_Group" target="_blank">OMG</a>）を主な活動の拠点とし、日本代表を務めていた。この団体のユニークなところは、(1) ソフトウェアの相互運用性のための、(2) オープンな標準を 、(3) オープンなプロセスで策定するという、高度に抽象的な（つまり漠然とした）原理に立脚しながら、ベンダーとユーザーが対等の立場で参加し、20年以上にわたり200本以上の実用的標準を生み出し、かつ維持してきた点にある。具体的なテーマはメンバーが持ち込んだものであって変化する（OMG についての日本語情報は<a href="http://www.object-report.jp/omginfo/" target="_blank">こちら</a>を参照）。</p>
<p style="padding-left: 30px;">OMG に提案される提案には、次のような条件が課されている。(1) 特定の実装技術に依存しない、(2) ただし一つ以上の参照実装を付ける、(3) 必ず市場において一般に入手可能な形で提供する、(4) 著作権は提案者が保持するが、管理や改変はOMGに寄託する、(5) 仕様書は無償で公開される。提案者は、提案仕様が時間的、空間的に制約を受けず、実現される機能がほんとうにオープンなものであるかどうか、一般の実用に耐えるものであるかどうかを実証しなければならない。標準案を作成・検証し、支持を獲得するためには、多くの共同提案者が必要となるので、必然的にあらゆる提案は共同提案となり、共同提案の作成過程でオープンな利害調整が行われる。実際には多数の提案の整合性をとるために、超人的な能力を持ったボランティアが2ダースほど必要になるのだが、ともかくよいシステムだと思う。</p>
<p style="padding-left: 30px;">OMG が他の標準化団体、企業とも協調することができたのは、つねに既存の技術、独自技術に影響を与えない抽象インタフェースの標準に特化したためである。これは実装技術がすでに存在する場合には有効なアプローチと言える。標準のメリットを選択的に利用することを許すことで、技術と市場の進歩を阻害しないからである。（鎌田、03/23/2010）</p>
<p style="padding-left: 30px;">
<p style="padding-left: 30px;"><strong>お願い：</strong>「E-Bookの規格」問題について、ご意見、ご質問があればぜひお寄せください。</p>
<p style="padding-left: 30px;">
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		<title>E-Reader市場の裏側を読む (2)：メーカー</title>
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		<pubDate>Sat, 20 Mar 2010 09:49:30 +0000</pubDate>
		<dc:creator>Editor</dc:creator>
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		<description><![CDATA[E-Readerは機能でもあり、スマートフォンでもタブレットでもネットブックでも、もちろんPCでも利用はできるし、ユーザーもそちらが多いわけだが、&#8220;My Amazon&#8221;としての Kindle端末が [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p><a href="http://www.ebook2forum.com/wp-content/uploads/v-chain2.jpg"><img class="alignleft size-full wp-image-2017" title="v-chain" src="http://www.ebook2forum.com/wp-content/uploads/v-chain2.jpg" alt="" width="200" height="124" /></a>E-Readerは機能でもあり、スマートフォンでもタブレットでもネットブックでも、もちろんPCでも利用はできるし、ユーザーもそちらが多いわけだが、<span style="color: #cc0000;">&#8220;My Amazon&#8221;</span>としての Kindle端末が、専用ブックリーダとE-Bookの市場を創造したことは、なおE-Reader市場を考える際の重要なポイントだ。Kindle端末は<a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AC%E3%82%B8%E3%82%A7%E3%83%83%E3%83%88_%28%E9%9B%BB%E5%AD%90%E6%A9%9F%E5%99%A8%29" target="_blank">ガジェット</a>ではない。ということは、Kindleが圧倒的な専用E-Reader市場は、独立したガジェット市場としては完全に成立していないことを意味する。（図はマイケル・ポーターの<a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%90%E3%83%AA%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%83%81%E3%82%A7%E3%83%BC%E3%83%B3" target="_blank">バリュー・チェーン</a>・モデル）<span id="more-1994"></span></p>
<h3>&#8220;My Amazon&#8221;としてのKindle端末</h3>
<p style="padding-left: 30px;"><a href="http://www.ebook2forum.com/wp-content/uploads/Kindle2_On_Book3.jpg"><img class="alignright size-medium wp-image-1999" title="Kindle2_On_Book" src="http://www.ebook2forum.com/wp-content/uploads/Kindle2_On_Book3-300x89.jpg" alt="" width="300" height="89" /></a>前回、BISG (Book Industry Study Group) の<a href="http://www.toccon.com/toc2010/public/schedule/detail/10724" target="_blank">資料</a>をもとに、Kindkeの登場がユーザーの読書行動に大きな影響を与えた、と述べた。ユーザー中心の発想に立つなら、iPodなどと同じく、<span style="color: #cc0000;">読書行動（あるいは読書体験）こそが最も重要な成功要因と</span>いうことになるからだ。じっさい、筆者の知る限り、Kindleのユーザーはすべて「開梱してすぐに無線が起動する」ことに驚き、さらに購入後の取り消し可能期間の設定、値下げした場合の返金の迅速性など、それまでに体験したことのないユーザー対応のよさに感激している。これはスペックに現れないシンプルな「<a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%BC%E3%83%80%E3%83%B3%E3%82%B9" target="_blank">アフォーダンス</a>」による Kindle体験と言えるだろう。それによって、ユーザーは次々と本を買いたくなる。もちろん出版社にとっても嬉しい話だ。<span style="color: #cc0000;">過去の遺物扱いされていた「活字市場」を活性化</span>したのだ。</p>
<p style="padding-left: 30px;">Kindleは、単独に設計されたわけではなく、最初からサービスのフロントエンドとして設計・開発され、試験を繰り返して結晶化したものだ。iPodが iTunesと一体であるように、Kindleを単独で他機種と比較しても無意味なのである。他機種にとってのチャレンジは、アマゾンのバックエンドなしで Kindleと同等のユーザー体験を実現することになる。同等が達成されたら付加機能を考えることはさほど難しくないが、そこまで達するのは簡単ではない。同じく本の在庫を背景にしたBarnes &amp; Noble社のNookが、なおシンプルな Kindle 及ばないのは、たんにリヴァースエンジニアしただけでは、UIとソフトウェアとビジネスロジックを融合させたシステムの完成度に及ばないからだろう。同じ技術レベルでは、「読書体験」という価値に対して、ガジェットが単独で出来ることには限りがあるかも知れない。</p>
<h3>Kindleはコアな読書層を掴んだ</h3>
<p style="padding-left: 30px;">また、Kindleが独特の地味なインタフェースで成功していることにも注意したい。本を読む人間にとっては、デバイスもUIも目立たないほどいいのだ。アップル iPadに驚喜する人々が、白黒Kindleを時代遅れと公言するのを聞くと、本の市場というものが全然理解されていないのを感じる（あまり本を読んでいないのかもしれない）。例えば、文字によって頭の中に仮想現実をつくりだす小説をがカラースクリーンで読むことにどれだけの意味があるだろう。カラーの挿絵や写真がないと読む気になれない人は、もともと本の読者の主流ではない。iPadが出たことでE-Bookの用途、市場が拡大することは確かだが、現在の市場に影響を与えることはほぼ考えられない。</p>
<p style="padding-left: 30px;"><a href="http://www.ebook2forum.com/wp-content/uploads/479px-Fragonard_The_Reader.jpg"><img class="alignleft size-medium wp-image-2010" style="margin-left: 0px; margin-right: 8px;" title="479px-Fragonard,_The_Reader" src="http://www.ebook2forum.com/wp-content/uploads/479px-Fragonard_The_Reader-239x300.jpg" alt="" width="172" height="216" /></a>BISGのレポートが明らかにしたE-Readerユーザーの特徴は、男女比がほぼ等しく、所得層が比較的高く（75%が年収35,000ドル以上）51%が郊外に住む、ということだ。学歴や年齢層も高めなのだろう。普及率3%時点でのこの数字が意味することは、少なくとも<span style="color: #cc0000;">初期ユーザーは「ガジェット」のファンではまったくなかった</span>ということだ。iPhoneなどより女性の比率が高いことにも注目したい。彼らは純粋に本を読むために Kindleを購入したのであって、それ以上でも以下でもない。ガジェット・メーカーが敬遠しあるいは成功しなかった理由はここにある。E-Bookは読者と読者を重視するサービスベンダーが牽引するものであって、VTRやウォークマンなどのように、モノに刺激されたものではない。（絵は<a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%82%AA%E3%83%8E%E3%83%AC%E3%83%BB%E3%83%95%E3%83%A9%E3%82%B4%E3%83%8A%E3%83%BC%E3%83%AB" target="_blank">フラゴナール</a>、1775）</p>
<p style="padding-left: 30px;">&#8220;My Amazon&#8221;モデルの成功は、もちろんアップルによる&#8221;My Apple&#8221;モデルを下敷きにした21世紀型Webメディアビジネスの精華といえるものだが、音楽ソースの配信においてアップルが別格の地位を占めているように、&#8221;My Amazon&#8221;としてのKindle端末は別格となる可能性が強いように思われる。このことは、それ以外のモデルが成功しないということではない。ガジェットがポップ化し、マスマーケットに広がるにつれて、Kindleの地味さを敬遠する層も増えてくるだろう。現在の市場は、Kindleが圧倒的なセグメントの外（広大だが薄い）に広がろうとしており、そこで新たな競争が始まっていると見るべきだろう。</p>
<h3>21世紀におけるメーカーとは何か：E-Readerのコア技術</h3>
<p style="padding-left: 30px;">&#8220;My Amazon&#8221;モデルでKindleが成功した理由の一つに、OEMマーケットの成熟がある。アップルもアマゾンも、すべて東アジア（中国・台湾・韓国）の製造力に依存している。そして<span style="color: #cc0000;">アップルもアマゾンも伝統的な意味での「メーカー」ではない</span>。両社の「製品」をつくっている本当のメーカーの名を、ユーザーは知らないし関心も持っていない。ガジェットの製造原価は、販売価格の25~40％というところだ。自社でラインを持たず、リスクを回避しながら高い利益率を確保できるのは、Webでの<span style="color: #cc0000;">ダイレクトマーケティングの力</span>によるものだ。その点で、この両社はずば抜けており、純ネット企業のGoogleさえも遠く及ばないことが Nexus Oneの失敗で証明された。まだGoogleは“有料モデル”ができていないが、これはやはり年季（データの蓄積と最適化ロジックの発見）が必要なのだろう。</p>
<p style="padding-left: 30px;">E-Readerは、ノートパソコンなどと同じく、CPUとOSとIOとディスプレイで構成される。一般的に、CPUはARM、ディスプレイはE-Ink系の電子ペーパー、E-Bookフォーマットにはコンテンツの多いものを選択することになろう（ePUB、PDF＋…）。ハードウェア的な付加価値としては、ディスプレイ（階調、カラー…）、IO（タッチ式、キーボード…）くらいしかない。ただし、<span style="color: #cc0000;">コンテンツやサービスプラットフォームと結びつけば、ほとんど無限のバリエーションが（アプリケーション・プロセッサを通じて）得られる</span>。文字に関して言えば、フォントや文字組版を高度化できるし、数式、化学式などのモデルや論理記号、ティッカーシンボル、証券コード、医薬品コードその他の記号の意味が解釈できれば、一定のプロフェッショナルあるいは教育向けのサービスを実行させるプラットフォームにもできる。辞書さえも専用機として成立していることを忘れてはいけない。例えば、出版社とトラベルサービス、メーカー、ツイッターなどのRTWサービスが協力した「旅行ガイドE-Book」などは十分に市場性があるだろう。重要なことは、<span style="color: #cc0000;">文字＝記号は多次元に展開できる</span>ということだ。印刷物になってしまうと「解釈・実行」は読み手に依存するが、E-Bookには何でもできる。</p>
<p style="padding-left: 30px;"><span style="color: #cc0000;"><a href="http://www.ebook2forum.com/wp-content/uploads/ereader.jpg"><img class="alignleft size-full wp-image-2002" style="margin-left: 0px; margin-right: 6px;" title="ereader" src="http://www.ebook2forum.com/wp-content/uploads/ereader.jpg" alt="" width="179" height="167" /></a>E-Bookの次元を拡張するサービス機能は、意欲と想像力、それにパートナーさえあればいくらでも開拓できる</span>。想像力がないと何も出来ない。伝統的なガジェットの発想では、もはや何も考えられない時代に入っているということだ。ガジェットの独立性が乏しいこの市場で（日本を除く）東アジアのメーカーは何を<span style="color: #cc0000;">競争力の源泉</span>としているのか。彼らの開発力、競争力はどこにあるのか。中国でアマゾン・モデルを展開する方正 (Founders)などを別とすると、いまのところ E-Readerのコア技術の開発に熱心なのは、Freescale SemiconductorやMarvell のような<span style="color: #cc0000;">アプリケーション・プロセッサのベンダー</span>だ。CPUに負担をかけずにFlashやPDFの高速処理を行うAPUの存在はますます大きくなっている。ムーアの法則が最終章に入った現在、このことはとくに強調されてよい。</p>
<p style="padding-left: 30px;">彼らの技術は、ソフトウェアをワンチップ化する <a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/System-on-a-chip" target="_blank">SoC</a>をベースとしている。仕様変更が多く、バグを含むソフトウェアをチップ化するには、いくつものハードルを越えなければならない。越えるには、さらにモデリングをベースとした「<a href="http://embedded.eecs.berkeley.edu/Research/hsc/abstract.html" target="_blank">Hw-Sw 協調設計</a>」という技術を使う。つまり、ハードウェアとソフトウェアを同時に設計・実装して最後にチップ化するわけだ。出版における＜企画・編集・制作＞の技術のようなもので、これによってシステムとしての高い品質と安定性が可能となる。そこまで高度な技術を持っているベンダーは少ないから、高い競争力を維持できる。ちなみに筆者の会社はそうした技術の調査をやっていたのだが、日本ではこの境界技術に対するニーズが少なく、半ば休業状態になっている。21世紀において製品技術の基幹を保持したメーカーたりうるには、SoCや協調設計がどうしても必要だ。</p>
<p style="padding-left: 60px;">資料：Freescale社のE-Readerコア製品の紹介<a href="http://www.youtube.com/watch?v=ojjuxtwkXUI&amp;feature=player_embedded" target="_blank">ビデオ</a></p>
<p style="padding-left: 30px;">では<span style="color: #cc0000;">E-Bookにおいて「メーカー」とは何か</span>。</p>
<ul>
<li>伝統的定義：アップルもアマゾンも、オンライン小売であってメーカーではない。</li>
<li>新しい定義：<span style="color: #cc0000;"><span style="color: #333333;">メーカーとは、</span>消費者との直接のコンタクトを保持し、彼らが求める価値を提供し、それによってメーカーだと考えられる事実上の（バーチャル）存在</span>。</li>
</ul>
<p style="padding-left: 30px;">これって何かに似ていないだろうか。そう「出版社」である。読者とのコンタクトを持たず、コンテンツ以上の「付加価値（コンテクスト）」の形成に関わらないならば、読者にとってはどうでもよい存在になる。出版社が「コンテンツ」の提供しかしないならば、クリエイターとオンライン小売の関係に単純化され、後者が「出版社」となる。これが<span style="color: #cc0000;">「中抜き」</span>である。中抜きが嫌なら、著者と読者の間を結ぶバリューチェーンにおける積極的役割を再定義しなければならない。幸い、多くの出版社はそれなりに尊敬されており、まだ誰も余分な流通業者だとは思っていない。再構築する時間も能力もある。ただし、それはE-Bookという新しいメディアの中での役割で評価される。（鎌田、03/10/2010）</p>
<div id="_mcePaste" style="overflow: hidden; position: absolute; left: -10000px; top: 894px; width: 1px; height: 1px;">
<h1 id="firstHeading" class="firstHeading">フラゴナール</h1>
</div>
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		<title>E-Reader市場の裏側を読む (1)</title>
		<link>http://www.ebook2forum.com/2010/03/reading-ereader-market/</link>
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		<pubDate>Sat, 13 Mar 2010 08:54:58 +0000</pubDate>
		<dc:creator>Editor</dc:creator>
				<category><![CDATA[Technologies]]></category>
		<category><![CDATA[e-Reader]]></category>
		<category><![CDATA[E-Reader]]></category>
		<category><![CDATA[中国]]></category>
		<category><![CDATA[市場調査]]></category>

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		<description><![CDATA[E-Readerの市場予測が活発になってきた。市場は毎年2倍から3倍に拡大を続けており、たんなる「電子書籍端末」でないことも明らかになってきた。分類にもよるが、いずれ1兆円（100億ドル）を超えるという予測も非現実的とは [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p><a href="http://www.ebook2forum.com/wp-content/uploads/stats.jpg"><img class="alignleft size-thumbnail wp-image-1870" title="stats" src="http://www.ebook2forum.com/wp-content/uploads/stats-150x150.jpg" alt="" width="150" height="150" /></a>E-Readerの市場予測が活発になってきた。市場は毎年2倍から3倍に拡大を続けており、たんなる「電子書籍端末」でないことも明らかになってきた。分類にもよるが、いずれ1兆円（100億ドル）を超えるという予測も非現実的とは思われていない。日本の富士キメラ総研という調査会社は今年950万台という数字を出している。しかし、こうした予測は初期市場の数字を反映したもので、E-Bookそのものもダイナミックに変化しつつある。数字に振り回されないような読み方を考えてみたい。（(2)に続く）<span id="more-1862"></span></p>
<h4 style="padding-left: 30px;">関連記事リンク</h4>
<p style="padding-left: 60px;"><a href="http://www.nikkei.co.jp/news/main/20100312ATFK1201512032010.html" target="_blank">「電子書籍端末の出荷台数、５年間で7.6倍に　民間予測 」</a> 日経NET、3/12/2010</p>
<blockquote>
<p style="padding-left: 30px;">「電子化された新聞や雑誌を閲覧する電子書籍端末の世界出荷台数は、2010年に09年比2.9倍の950万台となり、14年には同7.6倍の 2500万台に増える見通しだ。／09年の実績は330万台で、08年と比べても約３倍に増えたという。」</p>
</blockquote>
<h3>E-Reader市場：広義と狭義</h3>
<p style="padding-left: 30px;">E-Readerの出荷台数の正確な数字は、いまもって不明だ。最大シェアのアマゾンがまだ発表していないためだが、そのため「<a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%96%E6%8C%BF" target="_blank">外挿法</a>」によって推定するしかない。したがって、いくつかの数字が出回ることになる。それ以上に注意しなければならないのは、<span style="color: #cc0000;">E-Readerの定義</span>である。定義は調査の目的によって変わる。E-Bookの<span style="color: #cc0000;">利用環境全体</span>を知りたいのか、専用電子<span style="color: #cc0000;">書籍端末市場</span>を知りたいのかによって違ってくるし、その中間にある iPad のような、メディアビューワを含めるかどうかによっても違ってくる。また、コンテンツとしてのE-Bookにしても、表示だけの<span style="color: #cc0000;">静的</span>なものと、対話型の<span style="color: #cc0000;">動的</span>なものに分かれ、後者にはアクティブなマニュアルやゲーム＋ブックも含まれる。端末側でそうした機能をどれだけサポートするかによって様々な進化系もあり得るだろう。</p>
<p style="padding-left: 30px;">E-Bookの利用環境に注目すれば、<span style="color: #999999;">パソコン、ネットブック、スマートフォン、PDA、ゲームコンソールという5つの既存市場</span>に、<span style="color: #999999;">専用書籍端末とタブレット</span>の2つが加わって「<span style="color: #cc0000;">広義のE-Reader</span>」の市場（日本の場合は「<span style="color: #999999;">専用電子辞書</span>」も）と<span style="color: #cc0000;">合計7(8)つのサブセクション</span>に注目しなければならない。パソコンや携帯は別格に数が多いので、E-Bookの利用環境として最も多いとしても不思議ではない。しかし、Kindleが売れて初めてデジタルコンテンツとしての本に世間の注目が集まり、さらに iPad が発表されて初めてアプリケーションとしての本が脚光を浴びたように、専用端末の存在があってはじめてE-Bookが市場として意識されるという事実が重要である。</p>
<h3>端末市場より重要なこと：読書行動の変化</h3>
<p style="padding-left: 30px;"><a href="http://www.ebook2forum.com/wp-content/uploads/forrester_ereaders_adoption_curve_jun09.png"><img class="alignright size-medium wp-image-1867" style="margin-left: 6px; margin-right: 0px;" title="forrester_ereaders_adoption_curve_jun09" src="http://www.ebook2forum.com/wp-content/uploads/forrester_ereaders_adoption_curve_jun09-300x202.png" alt="" width="300" height="202" /></a>専用デバイスの市場が、2009年時点で約300~350万台。年率で100%~200％の成長を続けていることは確実であり、E-Bookのほうはもっと伸びているようで、当面はそれだけを重視すればよいわけだが、やはりどうも気分が良くない、というニーズのために市場推定／予測はある。昨年はForrester社の調査レポートが多く引用されたが、実際の数字はこれを上回って伸びているようだ。これには消費者サイドから探る方法と、供給サイド（例えば電子ペーパーなどの出荷）から探る方法があり、富士キメラ総研がどんな要素、資料をもとに外挿したかはわからないが、たぶん海外のいくつかの推定／予測数字をもとに予測したのだろう。日経の記事の見出しにある「民間予測」というのは、「民間療法」などと同じ語感のようだ。それでも1年前の「景気」の数字を平気で発表する「政府予測」よりはよほど使えるのだが。</p>
<p style="padding-left: 30px;">米国の出版産業のシンクタンクである <a href="http://www.bisg.org/publications/product.php?p=19&amp;c=437" target="_blank">BISG</a> (Book Industry Study Group) は、<a href="http://www.toccon.com/toc2010/public/schedule/detail/10724" target="_blank">&#8220;Consumer Attitudes toward E-Book Reading&#8221;</a>というレポーティング・サービスを行っているが、これはその名の通り、E-Bookの観点で見たもので、専用E-Readerもそのなかで位置づけられている。BISGによれば、2009年で米国の13歳以上の「書籍購入者」の2%あまりが行動的なE-Bookユーザー（E-Readerおよび／またはE-Bookを保有）としているが、その中では、パソコンが47%でトップ。続いてKindleが32%、iPhone/iPodTouchが21%となっている。E-Readerの取得が比較的最近であり、それにより読書行動に大きな影響を与えたことが示されている（これは別に紹介したい）。つまり、2%が20%となる日は遠くないということだ。</p>
<p style="padding-left: 30px;">ただ「端末あたり」何冊売れたかの数字を出していない。しかし、当然ながら専用端末のほうが売れるタイトルが多い、ということは指摘されているし、出版サイドから見たマインドシェアは、平板な市場データでは読めない。PCが強いのは科学・技術系のE-Bookで、ライティングに関連して最もアクティブに情報を使うユーザーは、PCという環境がなおベターということだ。</p>
<h3>そして中国</h3>
<p style="padding-left: 30px;">市場予測でとくに注目しなくてはならないのは中国だ。すでに数社がE-Readerを販売しており、E-Bookの数も100万冊を超えている。中国政府、通信企業も戦略的に力を入れており、世界最大のE-Reader保有国になったとしても何の不思議もない。紙の供給という資源制約があり、情報ニーズに対して印刷本が追いつかないためだ。教科書の電子化もかなり急速に進むだろう。だから中国を無視しては世界市場予測が成り立たない。2014年に2,500万台といった数字も、明らかに中国をカウントしていないので1年以内に無意味になるだろう。中国だけで5年後に3,000万台。新聞や教科書、公文書などは原則電子化ということになっても不思議ではない。</p>
<p style="padding-left: 30px;">もちろん、中国ではE-Bookが主にPCで使われる可能性もなくはないが、筆者はむしろ専用モバイル端末としてのE-Readerのメリットを政府として評価しないはずはない、とみている。つまり、(1) 製造業のバリューチェーンの形成という<span style="color: #cc0000;">産業政策</span>的意味、(2) 省電力という<span style="color: #cc0000;">資源・エネルギー政策</span>的意味、(3) 出版物管理という<span style="color: #cc0000;">文化政策</span>的意味からみて、専用端末に分があるからだ。台湾政府もE-Reader関連メーカーへの支援を行っているが、産業的な意味だけでなく、文化的影響力を警戒してのことかもしれない。</p>
<p style="padding-left: 30px;">なんとも困るのは日本。海外メーカーが日本語対応してくるので、ユーザーとして実用上の不利はあまりないと思うが、日本にメーカーがなければ周辺技術の発達も遅れる。デバイスを扱った経験のないアマゾンも成功したくらいで、E-Readerの参入障壁は非常に低い。しかも日本語ワープロのような運命をたどりそうな「専用電子辞書」をかかえてもいる。電子ペーパーや同製品を製造しているところはわずかだが、すでに元の特許は切れているので、独自の改良を盛り込む余地も大きい。タブレットでもいい。今年はじつに50種以上のタブレットが登場すると言われている。iPad 対抗製品を出して気を吐いている<a href="http://www.ebook2forum.com/2010/02/notion-link-ipad-killer/" target="_blank">Notion Ink</a>社はインドのハイデラバードのベンチャー企業だ。「意地でも出さない！」ような頑なな姿勢は、PC/AT互換機を無視し続けたパソコンを思わせるものがある。だが当時と今では日本の置かれた立場は一変している。（鎌田、03/13/2010）</p>
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		<title>150ドルの高性能E-Readerを実現するAチップ</title>
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		<pubDate>Sun, 07 Mar 2010 14:55:13 +0000</pubDate>
		<dc:creator>Editor</dc:creator>
				<category><![CDATA[Technologies]]></category>
		<category><![CDATA[e-Reader]]></category>
		<category><![CDATA[E-Reader]]></category>
		<category><![CDATA[半導体]]></category>

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		<description><![CDATA[米国フリースケール・セミコンダクタ社 (Freescale Semiconductor)は3月2日、最新電子ペーパー技術をサポートする高性能E-Reader用の新アプリケーション・プロセッサ i.MX508 を発表した。 [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p><a href="http://www.ebook2forum.com/wp-content/uploads/freescale_imx508_diagram_sm.jpg"><img class="size-medium wp-image-1757 alignleft" style="margin-left: 6px; margin-right: 6px;" title="freescale_imx508_diagram_sm" src="http://www.ebook2forum.com/wp-content/uploads/freescale_imx508_diagram_sm-300x283.jpg" alt="" width="270" height="255" /></a>米国フリースケール・セミコンダクタ社 (<a href="http://www.freescale.com/" target="_blank">Freescale Semiconductor</a>)は3月2日、最新電子ペーパー技術をサポートする高性能E-Reader用の新アプリケーション・プロセッサ i.MX508 を発表した。「E-Readerの価格は、今年150ドルを切るだろう」と同社はコメントしている。最高で2048×1536画素のペーパーのレンダリングをサポートするチップが10ドルで供給されれば、Kindle DXや Plastic Logic (Que proReader)クラスの製品も半額程度になる。たんに「電子書籍端末」と言わず、汎用「ドキュメントリーダー」にとって、これは大きなニュースだ。<span id="more-1753"></span></p>
<h3>性能が2倍、コストは2分の1に</h3>
<p style="padding-left: 30px;">同社のアプリケーションプロセッサ i.MX508 は、800MHzのARMコアをベースとする<a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/System-on-a-chip" target="_blank">SoC</a> (System-on-a-Chip)である。レンダリング性能が同社比で2倍に向上、最高2048×1536画素の E-Inkパネルをサポートする。ディスプレイコントローラを組込んで部品点数を減らしたことで、コストが50％抑えられるとしている。プロセッサと周辺機器を使わないときにオフにする特別なモードも導入し、消費電力を抑えた。2010年第3四半期初めにサンプル出荷を開始する予定。大量発注で単価は10ドルを切る。</p>
<p style="padding-left: 30px;">E-Readerが100～150ドルのレンジに入ることで、次のようなことが予想される。</p>
<p style="padding-left: 30px;">1) 多くのドキュメント・アプリケーションにおいて、<span style="color: #cc0000;">電子ペーパーの優位</span>が確立する</p>
<p style="padding-left: 30px;">2) コスト的、環境的圧力から、企業・官公庁での<span style="color: #cc0000;">E-Readerの採用</span>が急速に進む</p>
<p style="padding-left: 30px;">3) 出版を中心に情報サービスの電子化が加速する。<span style="color: #cc0000;">専門図書ではE-Book</span>への移行が進む。</p>
<p style="padding-left: 30px;">4) 低価格化により、E-Readerの<span style="color: #cc0000;">付加価値開発競争</span>が活発化する。</p>
<p style="padding-left: 30px;">5) E-Reader用<span style="color: #cc0000;">アプリケーション・プロセッサの市場</span>が拡大する。</p>
<p style="padding-left: 30px;"><a href="http://www.ebook2forum.com/wp-content/uploads/freescale_imx508_block2_sm.jpg"><img class="alignright size-medium wp-image-1756" style="margin-left: 6px; margin-right: 6px;" title="freescale_imx508_block2_sm" src="http://www.ebook2forum.com/wp-content/uploads/freescale_imx508_block2_sm-300x276.jpg" alt="" width="300" height="276" /></a>蛇足ながら、以下にE-Readerにおける<span style="color: #cc0000;">アプリケーション・プロセッサ</span> (AP)の重要性について強調しておきたい。<br />
携帯電話とともに大きく成長した技術分野にアプリケーション・プロセッサがある。マルチメディア処理など，通話や通信の基本機能以外の処理を専門に実行するプロセッサのことだが、<span style="color: #cc0000;">ハードウェア化したソフトウェア</span>としての性格を持つ。基本機能までやってしまうのは SoCあるいは<a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/SiP" target="_blank">SiP </a>(System-in-Package)と呼ばれ、技術的にはほぼ共通している。ソフトウェアの比重が大きいことが特徴だ。ソフトウェアが比較的単純な時代には「<a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B7%E3%82%B9%E3%83%86%E3%83%A0LSI" target="_blank">システムLSI</a>」と呼ばれ、日本が強い分野だった。半導体産業の生き残りが、高付加価値化によって実現するとされてきたことをご記憶の方も多いと思う。実際にはそうならなかった。「付加価値」部分を担う<span style="color: #cc0000;">ソフトウェアの設計開発力</span>を進化させることに失敗したのが原因だ。つまり、ソフトウェアの弱さがハードウェアの弱体化へと直結した。</p>
<p style="padding-left: 30px;">このことの意味は、まだまともに考えられていない。「組込みソフトウェア」技術者の不足が叫ばれただけだ。人的需要の増加により、たしかに見掛け上この分野は成長したが、3K的な請負開発が圧倒的で、とても産業として自立しなかった。それどころか、中国・インドへのアウトソーシングを通じた技術流出の蛇口としてさえ機能した。要求仕様を中心とした設計開発力というインフラを持たないので、言葉で説明しているうちに、開発すべき本体設計の情報がどんどん流出し、空洞化が進んだのである。この状況はむしろ加速化しており、流出するものがなくなるまで続きかねない。半導体メーカーと「電子立国」を口にしながらそれを放置した政府の責任はきわめて大きい。ハードウェアとソフトウェアの違いを、昔の教科書で学んだまま更新しなかっただけなのかもしれないが、そうすると昔の教科書を使い続けた大学の責任も大きいかもしれない。</p>
<p style="padding-left: 30px;">サムソンは「垂直統合的」のままで成功し、米国のフリースケールやマーヴェルは、「水平統合」のキーデバイスで成功した。どちらもマーケティングとソフトウェアの開発力で「付加価値」を継続的に高めていく能力に優れているからだ。「ものづくり」というものはこれらと離れては存在しえないはずなのに、バブルで脳をやられてしまった日本のリーダーたちは、さらに「必殺のモノづくり」という幻想から離れられないらしい。これからの半導体は、アプリケーションと不可分である。E-Readerは、性格上アプリケーション・プロセッサの最大の市場の一つとなるだろう。およそ課題があるところ、アプリケーションにとっての市場となり、E-Readerはこれからそうした課題が発生し、ソリューションを吸収する場となるからである。</p>
<h3>E-Readerにおけるアプリケーション・チップの潜在市場</h3>
<p style="padding-left: 30px;">1. たとえば、<span style="color: #cc0000;">高速表示／カラー化</span>は、一番わかりやすい例だろう。電子ペーパー (EPD)のコントローラが高性能化すれば、これらは可能になる（CO2削減効果も非常に大きい）。EPDコントローラの設計は単純ではない。何をどのように表示するか、表示したものをどうするのかなどによって、「最適化」すべき内容が違ってくるからだ。これはマーケティングの領域に入る。市場を知らなければ企画・仕様化ができない。マーヴェルはPDFやFlashの高速レンダリングの技術を売りにしている。しかし、どちらもアップル iPadには関係がない。プラットフォームが変われば別の可能性が生まれる。</p>
<p style="padding-left: 30px;"><span style="color: #cc0000;"><span style="color: #000000;">2. </span>文字処理</span>に関してはどうだろう。読書体験は文字フォントや組版と切り離しては語れない。けっして明朝とゴシック（セリフとサンセリフ）があればいいわけではない。ブックデザイナーへの選択肢がない現状は問題である。コンテンツを表示／端末から独立させ、同時に端末側での最適化、パーソナル化に対応させるには、アプリケーション・プロセッサレイアウト処理能力が不可欠となる。この部分はUIも絡んでくるので奥が深い。フォントメーカーやブックデザイナーの知見を反映させた半導体の可能性は大きい。日本語の文字組版は、世界的に見ても最も複雑なものが要求される（いまだに縦組はスキップされている）。課題が多いほど、市場は大きいと考えた方がいい。</p>
<p style="padding-left: 30px;">3. 現在はネットワークのリソース（たとえばGoogle）に大きく依存している「<span style="color: #cc0000;">知識情報処理</span>」や「<span style="color: #cc0000;">セキュリティ</span>機能」をチップ化するニーズはかなりある。ネットにすべてを任せれば、プライバシーは丸裸だが、数千円を余計に出して“プライバシーチップ”を買うことができるなら、喜んで出すだろう。IT的に言えば、アプリケーション・プロセッサを高度化すれば、いくらでもクライアントをリッチにできることになる。コンピュータがCPUとメモリとI/Oを組込んだワンチップになるなら、「アプリケーション・ソフトウェア」までワンチップあるいはワンパッケージとしたものが様々な目的のE-Readerとなる。チップの構成を変えることで、安価な「専用E-Reader」が可能になる。半導体メーカーは、出版社やE-Readerのメーカーと協力することで、マーケティングと商品開発を同時に行うことができる。</p>
<p style="padding-left: 30px;">4. これは、フリースケール社やマーヴェル社がすでにやってきたことだ。フリースケールなどはE-Inkのコントローラで9割ものシェアを持っているが、それは半導体業界において、いかにE-Readerが市場として無視されていたかを物語る。これからのE-Readerはアプリケーション・プロセッサが牽引するだろう。アップルの <a href="http://blog.sohaya.com/2009/06/25/appless-iphone-3gs-costs-17896-to-manufacture/" target="_blank">iPhone 3GSのコスト構成</a> ($178.96)で、サムソン製のSoC (ARM Core)は $14.46と、メモリやTFTより小さいが、上述したように、実用上のパフォーマンスに大きく影響し、付加価値の拡大の可能性が大きく、逆に代替可能性が低いことは、この21世紀型半導体ビジネスのポテンシャルを大きくしている。日本の「ものづくり」を21世紀に蘇らせるには格好のテーマではないか。（鎌田 03/07/2010）</p>
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<h4 style="padding-left: 30px;">参考情報</h4>
<p style="padding-left: 30px;"><a href="http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1003/03/news013.html" target="_blank">「安価な電子書籍リーダー実現する新プロセッサ、Freescaleが発表」</a> ITMedia、3/3/2010</p>
<p style="padding-left: 30px;"><a href="http://www.linuxfordevices.com/c/a/News/Freescale-iMX508/" target="_blank">Cortex-A8 SoC integrates e-reader controller</a>, By Eric Brown, eWeek Linux Devices.com, 3/1/2010</p>
<p style="padding-left: 30px;"><a href="http://www.ebook2forum.com/2009/11/ereader-as-enterprise-device/" target="_blank">「ビジネスコミュニケーションを変えるE-Reader」</a> 本誌、11/13/2009</p>
<p style="padding-left: 30px;"><a href="http://gizmodo.com/5482886/freescales-imx508-chip-will-make-e+ink-readers-way-cheaper-and-turn-pages-4x-faster" target="_blank">Freescale&#8217;s i.MX508 Chip Will Make E-Ink Readers Way Cheaper and Turn Pages 4X Faster</a>, By Matt Buchanan, Gizmodo, 3/1/2010</p>
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