
これまで出版が国境を越えるには3つの壁があった。言語/文化、販路、そして出版活動の一切に要するオーバーヘッド・コストだ。これらの壁(リスク)を越えるには、一般的に言って出版社は小さすぎ、出版物は多様すぎる。しかし、その割 [...]
Framework of Electronic Publishing

これまで出版が国境を越えるには3つの壁があった。言語/文化、販路、そして出版活動の一切に要するオーバーヘッド・コストだ。これらの壁(リスク)を越えるには、一般的に言って出版社は小さすぎ、出版物は多様すぎる。しかし、その割 [...]
Digital Book Worldは、作家や出版界の知的指導者、メディア理論家、エンジニアなど、現代の“ブックピープル”による、今日的課題に対するシャープな洞察を3語で表現するシリーズを掲載しているが、ここでは「価格問 [...]

前回の記事からだいぶ経ったが、連載をスタートする。出版産業終焉論を、筆者は出版再構築論として読んだ。希少性は時代によって異なるが、出版に関する希少性は、活字と紙とインク、生産・配送手段のような物理的資源ばかりではない。そ [...]

「Kindle上陸」が主要日刊紙で間歇的しかし大々的に報じられるようになって半年あまり。確定的な報道のはずが、いずれもほどなく噂にまで格下げされている。噂にもいろいろあるが、米国のネイト・ホフェルダー氏は、この噂をユニコ [...]

先日、小宮山量平さんが大往生されたが、20世紀の出版人がこの世を後にし、出版の技術的・経済的基盤が転換する中で、職業としての出版について考えてみたいと思いついた。直接のきっかけは「出版は進化せず、消え去るのみ」というクレ [...]

「いい値」で売れるのであれば、世の中には売り手ばかりになる。市場を重視する社会ではそれはない。だがいくつかの世界で「いいね」が通用する。税金、保険料、公共料金…公権力の絡む世界だ。そして出版、新聞、NHK。これらは情報を [...]

サプライチェーン・カンパニーとしてのアマゾンとそのビジネス/テクノロジーについて、あえて出版から離れたマクロな観点で解説してきた。ではこの会社が変えた21世紀(つまりデジタル中心)のブックビジネスはどのようなものか。人生 [...]

前回でご説明したように、アマゾンのアプローチは戦略的、長期的で、すべての事業は精密に設計され、連携している。ネットで販売可能なすべての商品を扱うが、すべては本から始まっていることに注目すべきだろう。当時は誰もが不思議がっ [...]

敵を知り己を知れば…、ということで、まずアマゾンとは何であるかを考えてみたい。筆者もこの数年頭を絞って考えてきたのだが、この会社が何をやっているかは誰もが知っていても、どういった存在であるかということは知られていないと思 [...]

米国の大手出版社を中心に、昨年の印刷本の下落とE-Bookの上昇分がほぼ見合ったことから、再び「カニバリズム」論が蒸し返されてきた。全体としての売上が維持され、利益率が向上したことで悲観論は強くないし、むしろ楽観論が強い [...]
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