2017年2月23日 第7巻24号 [通巻336号]|=会員記事(有料)|会員ログイン

FEBRUARY 23, 2017—Vol.7 No.24, IN THIS ISSUE—

  • Koboが定額サービスを開始

    日本についての発表はまだないが、Koboは定額制サービス Kobo Plusの提供を一部で開始した。執筆時点で確認できたのはオランダ、ベルギーだけで、各国のサイトで順次立上っていくと思われる。定額制サービスのニーズとリス… [続きを読む]

    Koboが定額サービスを開始
  • 出版IoTの可能性:(1)音声エージェント+ポッドキャスト

    すべてがネットにつながるIoT(いわゆるモノのインターネット)は、産業と社会に「破壊的」な影響を与えると言われている。出版におけるIoTも例外ではないことになる。そしていま出版のIoTと目されているのがアマゾンAlexa… [続きを読む]

    出版IoTの可能性:(1)音声エージェント+ポッドキャスト
  • 出版エコシステムの近未来:(1)アマゾンの戦略

    先週の記事で紹介したアマゾン KDP Printは、キンドル出版者のためのオプションとして「簡易印刷本」を加えたものだが、紙とデジタルの両方を同時に選択肢とする、統合された出版プロセスという方向性を示した。そこでその関係… [続きを読む]

    出版エコシステムの近未来:(1)アマゾンの戦略
  • 出版IoTの可能性:(2)どう使うか(♥)

    これまでデジタル出版は「ガラスの下の印刷本」を超えなかった。フォーマットはどうあれ、関係者はまだ「ページ」の上で踊っている。聴く読書をモバイルに解放するA-Bookは、その予想外の成長とともに、ほんとうのイノベーションを… [続きを読む]

    出版IoTの可能性:(2)どう使うか(♥)
  • 出版エコシステムの近未来:(2)単純と複雑(♥)

    デジタルによって出版のサプライチェーンをシンプルにして機会を拡大することが、アマゾンの戦略の基本であると思われるが、それは一面であって、出版概念そのものが拡大していることを忘れてはならない。デザイン的には、シンプルさは複… [続きを読む]

    出版エコシステムの近未来:(2)単純と複雑(♥)

ANALYSIS & COLUMN

出版IoTの可能性:(2)どう使うか(♥)

これまでデジタル出版は「ガラスの下の印刷本」を超えなかった。フォーマットはどうあれ、関係者はまだ「ページ」の上で踊っている。聴く読書をモバイルに解放するA-Bookは、その予想外の成長とともに、ほんとうのイノベーションを感じさせるものとなった。それは音声エージェントという技術との結びつきによる。[全文=♥会員] … [続きを読む...]

出版IoTの可能性:(1)音声エージェント+ポッドキャスト

すべてがネットにつながるIoT(いわゆるモノのインターネット)は、産業と社会に「破壊的」な影響を与えると言われている。出版におけるIoTも例外ではないことになる。そしていま出版のIoTと目されているのがアマゾンAlexa、Google Home のような「音声エージェント」である。欧米の出版界はこの新しい現実に対応しようとしている。 … [続きを読む...]

出版エコシステムの近未来:(2)単純と複雑(♥)

デジタルによって出版のサプライチェーンをシンプルにして機会を拡大することが、アマゾンの戦略の基本であると思われるが、それは一面であって、出版概念そのものが拡大していることを忘れてはならない。デザイン的には、シンプルさは複雑なものを持続可能な形で発展させるためにこそ意味を持つ。アマゾンはその原則に忠実だ。[全文=♥会員] … [続きを読む...]

NEWS & COMMENTS

Koboが定額サービスを開始

日本についての発表はまだないが、Koboは定額制サービス Kobo Plusの提供を一部で開始した。執筆時点で確認できたのはオランダ、ベルギーだけで、各国のサイトで順次立上っていくと思われる。定額制サービスのニーズとリスクに関しては様々な事例で知られるようになったが、Koboの遅れたスタートは定額モデルの必要性が認識されたことを意味すると思われる。 … [続きを読む...]

出版エコシステムの近未来:(1)アマゾンの戦略

先週の記事で紹介したアマゾン KDP Printは、キンドル出版者のためのオプションとして「簡易印刷本」を加えたものだが、紙とデジタルの両方を同時に選択肢とする、統合された出版プロセスという方向性を示した。そこでその関係がKindle/Amazonにおいてどう扱われるのかに関心が集まっている。 … [続きを読む...]

FOCAL POINT

出版エコシステムの近未来:(1)アマゾンの戦略

先週の記事で紹介したアマゾン KDP Printは、キンドル出版者のためのオプションとして「簡易印刷本」を加えたものだが、紙とデジタルの両方を同時に選択肢とする、統合された出版プロセスという方向性を示した。そこでその関係がKindle/Amazonにおいてどう扱われるのかに関心が集まっている。 … [続きを読む...]

先週号 PICK UP —February 16, Vol.7 No.23—

A-Bookを考える:デジタル≠E-Book

出版社にとってE-Bookは市場に任せるには厄介なもののようだ。しかし、それではますます成長から遠ざかり、著者も遠ざかる。それもあって、A-Bookへの関心は高まる一方。しかし、メディア的に本とは「近くて遠い」存在のオーディオは、活字よりホットな「声」を扱う。それは未知のデジタル体験を扱うものだ。 … [続きを読む...]

“Kickstarter出版” の可能性 (2):ビジネスモデル (♥)

Kickstarter の本質は「ソーシャル出版」によるリスク低減であり、出版ビジネスにとっては歴史的になじみの深い「予約出版」にあるとすれば、その成功は出版ビジネスにも影響を与えずにはおかない。しかしコトはそう簡単ではない。20世紀の出版は、むしろ独自の金融機能を強める方向で発展してきたからだ。[全文=♥会員] … [続きを読む...]

出版とWebの融合を考える

IDPFとW3Cの合併がようやく発効したが、デジタル出版の標準化とWebでの出版の標準化の活動が統合されただけで、そう喜んでいるわけにはいかない。在来の出版ビジネスのデジタル転換は停滞しており、何よりも商業出版社に戦略がなく、方向性を見失っている。何がしたいのか、するべきなのかを知っていないと、EPUBは使えないし進化もしない。 … [続きを読む...]

KDP Print=紙とE-Bookの統合:(2) 価格/品質革命(♥)

「紙 vs. デジタル」が無意味であること、どちらもオンラインに吸引されていることは米国市場の実態が示している。アマゾンは、フォーマットの選択を読者に近づけることでさらに多くの出版者を惹きつけようとしている。価格を下げれば市場はより大きくなる。それは消費者を喜ばせ、出版者は新しい現実に適応するだろう。それは「1かゼロか」ではない。[全文=♥会員] … [続きを読む...]

KDP Print=紙とE-Bookの統合: (1) PoD

アマゾンは昨年夏からテストしてきたKDP Printを公開ベータ版に格上げして商業サービスへの準備に入った。これはデジタルと紙の市場を透過的にすることで、KDP本の市場を拡大するものと考えられる。これまで「印刷本の電子化」を主流としてきた出版が、「E-Bookの製本」という方向に転換する契機となるかどうかが注目される。 … [続きを読む...]

“Kickstarter出版” の評価と可能性 (1):1億ドルの実績

2009年に登場したクラウド・ファンディングのKickstarterが、米国の出版プロジェクトに定着したことを示す数字が、Good eReader (02/07)で紹介された。昨年、書籍出版では5,617件の募集に対して目標金額に達したのが32.6%、2,054万1,000ドル。コミックでは1,087件中58.7%で1,256万3,000ドル。募金額は優に1億ドルを超えた。 … [続きを読む...]

CLIP BOARD

本誌で取り上げていないニュースや他メディアのE-Book情報を、毎週ご紹介しています。2017年 | 2016年 | 2015年 | 2014年
  • デジタル出版で儲けるには? 紙のレプリカの“電子書籍”はいずれ…… -2/17 Internet Watch
  • Mediumが日本などの公式SNSを運用停止--日本語の投稿などサービスは継続 -2/21 CNET Japan
  • アマゾンがタブレットで大躍進、アップルはそれでも独走 -2/21 CNET Japan
  • 「Google Home」がショッピングに対応--「Google Express」で宅配 -2/21 CNET Japan
  • 加Rakuten Kobo社、月額制電子書籍読み放題「Kobo Plus」スタート、まずオランダから -2/22 hon.jp
  • 中国ECサイト大手「京東商城」、昨年のクラウドファンディング成功を受け今年も電子書籍端末の新モデル投入予定 -2/21 hon.jp
  • ドイツの出版市場、2016年は電子書籍販売部数が+4.1%の成長、クリスマスシーズンがけん引役 -2/21 hon.jp
  • 講談社やドコモ、「週刊鉄腕アトムを作ろう」創刊へ -2/22 日経電子版
  • ピカソル、辞書機能を追加 -2/22 新文化オンライン

会員向け記事より

アマゾン・プラットフォームの秘密 (♥)

アマゾンは4Qの四半期業績を発表したが、売上・利益とも予想を下回ったことから株価は下落した。E-Bookを含むメディア販売では2016年の売上が前年比7.5%の伸びを示し、242.1億ドル。北米が9%増で136億ドル、海 […]

AEが解明した米国商業出版の全体像:(3)デジタルの実相 (♥)

データ・ガイが構築した出版市場計測システムとそのデータは、ハッブル望遠鏡が天体観測にもたらした以上の衝撃をもたらした。出版社が本をつくり、書店が売るという紙を中心とした出版がこの数年でどう変わっていたのか。それを知るには […]

ExactEditionsの定額プラットフォーム始動 (♥)

出版社のための定額プラットフォームを開発しているExactEditionsは、Medium (01/24)において英国のCarcanet出版のタイトルをバンドルした Carcanet Collection をリリースした […]

粛々と進む日本の「デジタル転換」(♥)

出版科学研究所が昨年から発表している「電子出版の市場規模」によれば、2016年の電子出版物の売上は前年比27.1%増の1,909億円となったと発表された。出版物全体の市場は1兆6.618億円で対前年比0.6%減。デジタル […]

マッコイ氏最後の説得 (3)出版の再生 (♥)

ビル・マッコイ氏は1987年以来、一貫してアドビ・システムズに籍を置いており、出入りの激しい業界では珍しい「永年勤続型」幹部だ。彼にとって「デジタル出版」は終生のテーマであったように思われる。彼の文章は解説を必要としない […]

Scribdが定額制コミックを停止 (♥)

米国の定額制サービス Scribdが先月にコミックとグラフィックノベルへのアクセスを停止していたことが明らかになった。一定のコミュニティを前提とする「定額」は、コンテンツと読者層の特異性のために日本のアマゾン KUでもト […]