Kindle「マンガモデル」を「ビジネスPDF」に

kindlemanga_650_02Good eReader (12/28)が、日本発売のアマゾンKindle Paperwhite「マンガモデル」でのPDFドキュメント表示が凄いという、ビデオ付のレポートを掲載している。PDF文書を読むのに適したE-Readerは、高価な大型(10インチ以上)のものに限られていただけに、これはビジネス・ユーザーには耳寄りなニュースだ。

スムーズなページターンを仕事に使う

32GBのRAM搭載で6インチ300ppi「マンガモデル」は現在日本でのみ発売されているが、いずれ米国でも販売されると考えられている。マンガやグラフィック・ノベルだけでなく、PDFドキュメントの表示に抜群のパワーを発揮する、ということは、この小型E-Readerの可能性を広げるかもしれない。サイズの大きなPDFドキュメントの表示(特にページターン)には、強力なプロセッサと大容量のRAMが必要だと考えられているが、ビデオでは32GBの「マンガモデル」でA2サイズの技術系PDF文書を表示させて実験している。実験でのページ表示は驚くほどスムーズだ。

筆者は技術系、ビジネス系のPDFドキュメントを読むことが多いが、できればPCやタブレットよりもE-Inkのリーダで読みたいと思っている。ほとんどカラーの必要はなく、E-Readerのほうが集中しやすいからだ。A4が標準であることが多いが、これを6インチ画面で読むには、文庫で技術論文を読むのに相当するから、それなりのパフォーマンスと表示変更の際の操作性が必要となる。アマゾンはRAMを32GBに拡大し、ファームウェアとコンテンツ・ファイルを最適化してマンガ対応を実現したのだが、実験は典型的な技術手系PDF文書を扱って問題のないことを示している。

もしPaperwhite「マンガモデル」がそのままPDF文書に実用可能であることが実証されれば、これはE-Readerの新しい用途を開拓することになるだろう。1万6,000円あまりの日本向けモデルは、非マンガユーザーにとって非常にお買い得だが、これを仕事に使われては、アマゾンはあまりうれしくないかもしれない。 (鎌田、12/29/2016)

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