音声エージェントが大市場を形成する

Echo_dot2米国のデジタル・メディア/マーケティング調査会社 eMarketerは、米国の音声エージェント関連市場が順調に成長しており、とりわけアマゾンEchoのようなスピーカ型デバイスの成長が著しいとするレポートを発表した。この不思議なスピーカーはメディア/消費行動をどう変えていくだろうか。

ミレニアル世代中心に普及3,000万人台

alexa-scraped-image音声エージェント駆動スピーカという市場は、米国で昨年1,000万台を超えたと見られたことで認知を受けた。eMarketerの予測では、2017年は3,540万人の米国消費者が毎月1回以上利用することになる(つまりアクティブ・ユーザー)と予測している。この数字は昨年比で128.9%の増加。スピーカ別では、アマゾンが70.6%、Google Homeが23.8%、残りはその他(Lenovo、LG、Harman Kardon、 Mattelなど)となっている。アマゾンのシェアは低下するが、その地位は変わらないと見られている。

voice_marketレポートによれば、消費者はこの音声技術を心地よく感じるようになっており、そのことでエンゲージメントを高めている。価格の低下と機能の拡大で、多くの消費者にとって購入への説得力を増している。スピーカは音声エージェント・デバイスの中では最も成長が著しい。他方で、スマートフォンを含む様々なデバイスに内蔵Voice0507された音声エージェントの利用に注目すると、2017年の利用人口は23.1%の成長で6,050万人に達するとしている。これには、アマゾンAlexa、アップルSiri、Google Now、マイクロソフトCortanaが含まれている。これはスマートフォンの市場規模の4分の1になるが、わずか数年でこの水準に達する成長力は、とくにファッショナブルでもないこのプラットフォーム技術が、かなり自然に、つまり他のデバイスやサービスと連携しつつ浸透していることを示している。

音声エージェントのユーザー層は25~34歳で、全体の26.3%を占める。ミレニアル世代の3分の1 (33.5%)が利用するようになると予測されるが、彼らは娯楽よりは機能性を重視している、とeMarketerは見ている。 (鎌田、05/09/2017)

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