アマゾンが再構築する「本の秩序」(♥)

アマゾンがKindleの10年目となる今年に独自のチャートを導入したことの意味は重い。いずれのフォーマットでも市場の過半を占めるこの会社以外に有意な「ベストセラー」を発表することが困難になった時点で、新しい市場評価、新しい読書のための指標を提起したということにある。出版市場を再定義したのである。[全文=♥会員] … [Read more...]

週間ベストブック Amazon Charts Top 20登場

米国アマゾンは5月17日、初の週間ベスト・チャート Amazon Chartsをスタートさせた。前週の同社ストアでのユーザーの活動を反映するもので、印刷本、E-Book、A-Bookにまたがり、フィクション/ノン・フィクションに区分されている。伝統的なチャートと異なるのは、「販売」だけに注目していないことだ。 … [Read more...]

雑誌ビジネスはアマゾンを使えるか? (♥)

アマゾンが全米で大規模な実書店のネットワークを構築する計画であることがしだいに明らかになり、出版界に波紋が広がっているが、もちろんこれはただの書店ではなく、書籍と雑誌、紙とデジタルにまたがるアマゾンの出版配送システムの一部であり、ビジネスモデルを知らなければどう対応していいか分からない。[全文=♥会員] … [Read more...]

デジタル筆記具の統一規格WILLの普及へコンソーシアム

ペンタブレットなどで入力した手書きのメモや図、スケッチなどのデジタルインク・データを、異なるプラットフォーム間で交換可能とする汎用的規格を普及するためのDigital Stationery Consortium (DSC)は昨年10月に日本のワコムの提唱で発足した。エンジンとレイヤから成るWILLフレームワークで合意しており、普及が期待される。 … [Read more...]

デジタル時代の「ニュース」な仕事:APの新サービス

ニュースサービスのAP通信は5月15日、分野別専門家のオンライン・リスト ExpertFile と提携してニュース報道機関やジャーナリストのための専門家リストを開発することを明らかにした。メディア向けの企画支援ツールAP Plannerに統合され、約2万5,000のトピックに対応する専門家をリストする。 … [Read more...]

「決められない」タイム社の漂流 (♥)

M&Aの可能性が噂されていた米国雑誌出版大手タイム社のリッチ・バティスタCEOは、いくつかの雑誌と非中核的資産を売却することを株主に対して表明した。また、デジタル戦略を推進するために他社との合弁や特定事業のためのファンドとの提携にも意欲を見せた。売却対象のブランドは明らかにされていない。[全文=♥会員] … [Read more...]

スペインDD社の出版ビジネスモデル論

スペインの出版シンクタンクDosdoce.comは、ロンドン・ブックフェアを前に、『デジタル時代の新しいビジネスモデル』と題した英文のレポート(約70ページ)を公表した。読書は(水や電気のような)ユーティリティとなった、という時代認識に立脚したユニーク切り口で15のビジネスモデルを検討した内容は予想以上に重い。 … [Read more...]

アマゾンAlexaプラットフォームとEcho製品戦略(♥)

アマゾンはEchoにタッチ・スクリーンを装備したEcho Show を発表し、6月28日から米国で発売する。価格は229ドルで、ビデオ・フォンかラジオ時計のようにも見える。中身もルックスも斬新さはなく、一見してインパクトはないが、この会社のユーザーはあまりその辺を期待していない。機能するかどうかが問題なのだ。[全文=♥会員] … [Read more...]

デジタル・ルネッサンスの予感

グッゲンハイム美術館を運営するニューヨークのグッゲンハイム財団は、2012年以来、美術書、図録の電子化を進めているが、このほど200点以上をパブリック・ドメインとして無償公開した。全世界に通用する新しい著作権放棄ルールであるCC0 (zero)を利用したもので、NPOなどでのデジタル出版に利用が拡大しそうだ。 … [Read more...]

アマゾン「マーケットプレイス」方針に作家団体が抗議

アマゾンの書籍販売ページでは、フォーマット別の購入オプション・ボタンが価格とともに囲みで表示されるが、アマゾンは2ヵ月前から表示ルールの変更を出版者に通知し始めた。新ルールでは、相対的に低価格な再販本ーが版元のより優先表示されるケースが生じることで出版社や作家団体が怒っていると言われる。 … [Read more...]

音声エージェントが大市場を形成する

米国のデジタル・メディア/マーケティング調査会社 eMarketerは、米国の音声エージェント関連市場が順調に成長しており、とりわけアマゾンEchoのようなスピーカ型デバイスの成長が著しいとするレポートを発表した。この不思議なスピーカーはメディア/消費行動をどう変えていくだろうか。 … [Read more...]

「ベストセラー」を使ったマーケティング

米国の新聞は、書評とともに週間ベストセラー・ランキングを提供し、販売に大きな影響力を持っていた。なかでも“New York Times Bestseller”は閲覧される機会も多く、最も権威を持っているはずなのだが、それは街の書店がランキング書籍を展示し、自動的にメディア機能を果たしていた時代までであったようだ。[全文=♥会員] … [Read more...]

米国における「紙の復活」と書店ビジネスの衰退

米国のメディア市場調査会社 NPD Groupは、米国の消費者行動からみた書籍市場に関するBookScanレポートを発表し、2016年のE-Book市場が数量ベースで14.7%減少した一方、全書籍販売に占めるオンライン・ストアの数量シェアが漸増して40%に達し、実書店のシェア(4ポイント減の33%)を上回ったとしている。 … [Read more...]

アマゾンのコミック本定額サービス にMarvel登場(♥)

アマゾンとそのコミック・ポータルであるComixologyは、ディズニーの保有するMarvelとの間で定額制サービス (Comixology Unlimited, CU)へのコンテンツ提供に関する提携を行ったことを発表した。一部のタイトルを対象としたもので、さらに一部はKindle Unlimited (KU)やPrime Reading (PR)でも利用できるようになるという。[全文=♥会員] … [Read more...]

アマゾンはEcho Lookで何を狙うのか (♥)

アマゾンは音声アシスタントAlexaに「ファッション・アドバイザー」としての役割を追加する "Style Check" サービスを発表した。カメラ機能のあるEcho Lookを使って、お出かけの日の「いでたち」を全身写真2枚で送信すると、評価とアドバイスが得られるというもの。もちろん、内容は対話を通じて、より適確なものになるという。[全文=♥会員] … [Read more...]