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ジェームズ・ボンドの北米出版権をアマゾンが取得

出版社にとって、毎年の売上が見込める定番商品ほどありがたいものはないのだが、誰でも売れるタイトルはオンライン書店のターゲットでもある。故人の財団が管理するイアン・フレミングの『ジェームズ・ボンド』シリーズの北米での版権(紙とデジタル)が、アマゾン出版 (Thomas & Mercer)の手に渡ったことが明らかになった(→4月17日付リリース)。期間は10年間で14点が対象となる。このことの意味は小さくない。 [ 続きを読む ]

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CCCがRightsLinkサービスにモバイルアプリ

コンテンツの利用促進のための著作権ライセンス処理を行う米国の非営利団体CCC (Copyright Clearance Center)は、このほどRightsLinkのiPhone/iPad用アプリを提供したことを明らかにした。これにより、職業的コンテンツユーザー は、PCだけでなく、iPadなどのモバイル・デバイスで、どこでも版権情報をリサーチし、手続きができるようになり、利便性が高まる。 [ 続きを読む ]

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E-ReadsとMusoが海賊版対策をサービス化

ニューヨークのカーティス・エージェンシーと電子出版社のE-Readsは8月30日、著作権侵害に関する技術サービスを提供するMuso TNTと提携し、新事業を立ち上げたことを明らかにした。RapidShare、Megauploadなどのファイル共有サービスを主なターゲットにしており、24時間稼動のボットと人手を使って著者名で海賊版を探知・検証し、削除するというもの。試験運用では、45分間で約3,500件のファイルを探知、短時日で削除することに成功した、としている。 [ 続きを読む ]

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6割が違法コピー:ドイツの海賊幻想

ドイツの著作権侵害を研究しているGVUなどの団体が市場調査会社のGfKに依頼して行った調査の結果が8月30日に発表され、昨年1年間で2,300万冊がダウンロードされたE-Bookのうち約60%が違法であったことが「明らかになった」。ドイツ人の多数が違法行為に関係しているという、事実とすれば由々しいこと。The Digital Readerのネイト・ホフェルダー氏はすぐに反論を出し、推定の根拠が間違っているこのレポートは「詐欺」でありまったく信頼できないと決めつけた。客観的に見て、どうもこの指摘が正しいようだ。それにしてもなぜ。(右のイラストは海賊版の恐怖を、強迫神経症的に表現した傑作!?) [ 続きを読む ]

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スパムに勝つ方法

当然のことながら、出版ビジネスへの参入障壁が下がれば、いろんなものが現れる。スパムはその一つだ。スパム本の脅威についてはお伝えしたので、この邪道に勝つ方法を提案しておきたい。スパムは必然であり、この邪道が正道を鍛え、消費者(社会)の眼を養い、その支持を得て勝つ方法を教える。だからスパムは恐れる必要はない。ただしこれを怖れるあまり、デジタル市場をスパムに任せ、印刷本の世界に引き籠ったら話は別だ。消費者をスパムに委ねれば歪んだ市場が生まれる。 [ 続きを読む ]

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E-Book市場を襲う「スパム」本の脅威 (♥)

マスとしてのE-Book市場の成立とともに、好ましからざるものが現れる。一般的には海賊版だが、これは騒がれる割に確認可能なデータが乏しく、E-Bookとは無関係に昔から存在した。現実に大問題となってきたのは、剽窃、粗悪、改竄などのコンテンツを総称した「スパム」と呼ばれるものだ。スパムはもはやメールだけではない。この3ヵ月の間に、チェックの甘いアマゾンの自主出版支援プログラムDigital Text Platform (DTP)で急速に増殖してきた。DTPでは著者の取り分が70%にもなるので、廉価な犯罪的コンテンツで荒稼ぎして消えるには便利な侵入口になる。(写真はスパム入門キットの一つ) [全文=会員] [ 続きを読む ]

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米国推理作家協会が求めるE-Book出版社 (♥)

エドガー賞で知られる米国推理作家協会(MWA)は6月1日、従来の書籍出版社、定期刊行物出版社に加えて、E-Book出版社のカテゴリーを新設し、メンバーとして迎えることを発表し、新規約を公開した。MWAは認定出版社となるための要件をかなり詳細に規定しているが、E-Bookと相性がよく、ミリオンセラー作家や自主出版作家を輩出する推理小説の作家ギルドが、出版社に対する要求を明文化したことは、少なからぬ影響を与えるものと考えられている。最も注目される点は、デジタル時代になって曖昧になっている「出版社」を再定義し、出版行為を主体として行っていない自主出版(支援)サービスを除外したこと、また印税率25%(小売価格の17.5%)以上を要求していることだ。[全文=会員] [ 続きを読む ]

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図書館問題の第2ラウンド:合意への模索

米国で火がついた「ハーパーコリンズ社 vs. 図書館」問題は、図書館の積極的・消極的な、ハーパーのE-Bookを対象としたボイコットが広がったことで新たな段階に入った。さすがに知識ビジネスの関係者だけに、議論も理性的であって抑制されている。出版社の懸念を代表する見解も、HCより知性的な人物によって整理され、客観性・普遍性を持つまでになった印象がある。論点が明確になったことで、問題の本質と共通の課題も明確になってきた。オープンな議論を重ねていることの成果である。(写真はエフェソスのケルスス古代図書館遺跡) [ 続きを読む ]

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出版4団体がiTunesの海賊版問題で抗議

(社)日本書籍出版協会、(社)日本雑誌協会、日本電子書籍出版社協会、 デジタルコミック協議会の出版社系4団体は12月14日、iTunes App Storeで村上春樹氏など著名作家の作品の海賊版が海外で出回った問題について、アップル社への正式抗議文を公開した。それによれば、著作権侵害について事前審査がなく、違法が指摘されて以降の対応も不十分だという。このニュースはWSJを通じて米国でも知られるようになったが、類似の問題が(アップル以外でも)多発することは必至であり、本格的に体制を整備しないと追いつかないだろう。 [ 続きを読む ]

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DLコンテンツは販売か貸与か?

米国のラップ・ミュージシャン、Eminemの版権管理会社が原告となり、ユニバーサル・ミュージックに対して「ライセンス料の不足分」の支払いを求めて争っていた訴訟で、サンフランシスコの連邦控訴審は9月2日、一審判決を覆して原告勝訴の判決を下した。iTunesを通じて消費者に提供していたものはライセンス(使用許諾)であってコンテンツじたいではないから、アーティスト側に支払うべきはロイヤルティ(販売に伴うもので20%あまり)ではなく、CMや映画サントラでの使用に適用される50%である、というものである。確定すれば、影響はオンラインコンテンツ全体に及ぶ。(全文=♥会員) [ 続きを読む ]

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