アマゾンが再構築する「本の秩序」(♥)

アマゾンがKindleの10年目となる今年に独自のチャートを導入したことの意味は重い。いずれのフォーマットでも市場の過半を占めるこの会社以外に有意な「ベストセラー」を発表することが困難になった時点で、新しい市場評価、新しい読書のための指標を提起したということにある。出版市場を再定義したのである。[全文=♥会員] … [Read more...]

雑誌ビジネスはアマゾンを使えるか? (♥)

アマゾンが全米で大規模な実書店のネットワークを構築する計画であることがしだいに明らかになり、出版界に波紋が広がっているが、もちろんこれはただの書店ではなく、書籍と雑誌、紙とデジタルにまたがるアマゾンの出版配送システムの一部であり、ビジネスモデルを知らなければどう対応していいか分からない。[全文=♥会員] … [Read more...]

デジタル時代の「ニュース」な仕事:APの新サービス

ニュースサービスのAP通信は5月15日、分野別専門家のオンライン・リスト ExpertFile と提携してニュース報道機関やジャーナリストのための専門家リストを開発することを明らかにした。メディア向けの企画支援ツールAP Plannerに統合され、約2万5,000のトピックに対応する専門家をリストする。 … [Read more...]

「決められない」タイム社の漂流 (♥)

M&Aの可能性が噂されていた米国雑誌出版大手タイム社のリッチ・バティスタCEOは、いくつかの雑誌と非中核的資産を売却することを株主に対して表明した。また、デジタル戦略を推進するために他社との合弁や特定事業のためのファンドとの提携にも意欲を見せた。売却対象のブランドは明らかにされていない。[全文=♥会員] … [Read more...]

モバイルの次が「声」である理由

iPhone以後、メディア業界の最大のキーワードは「モバイル」だった。それはすでに既定値となり、広告はモバイルを中心に動いている。そしてどうやら新しいキーワードは「声」(voice)と決まったようだ。ドイツのコンサルタント、オリヴァー・フォン・ヴェルシュ氏は、メディアのビジネスモデルが「声」を中心にしたものとなると予測している。 … [Read more...]

データを制する者がメディアを制する (1)

B2BメディアのNAPCOが出版業界向けに提供しているPublishing Executive (04/20)は、すべてのメディアに共通するテクノロジー・トレンドを総括した記事を掲載した。パーソナライゼーション、AIによるデータ利用、戦略的テクノロジー統合、コンテンツの高品質化、という相互に関連する4つの視点でまとめられている。紹介してコメントしておきたい。 … [Read more...]

ニュースにプラットフォームは必要か(♥)

英国の日刊紙The Guardian は、アップルのApple Newsと Facebook Instant Articles (IA)への記事提供を打切ると発表した。メディアとプラットフォームとの提携関係は立上げ時からのもので、打切りはビジネスモデルの実験が不調に終わったことを示していると見られる。これはメディアのビジネスモデルという本質的な問題だ。[全文=♥会員] … [Read more...]

英国の小出版社がKickstarter で9,500万円調達

英国の社員共有出版社 New Internationalist Publishing (NIP)は4月17日、先月からKickstarter で行っていた35日間の資金調達が成功し、61万ドルの募集目標額を超過達成したことを明らかにした。個々の出版プロジェクトではなく、出版社じたいのステークを対象とするのはめずらしいが、これが成功したのはなぜだろうか。 … [Read more...]

雑誌ビジネスのデジタル最前線:DIS 2017(2)♥

ベルリンのDISイベントは、世界の雑誌マーケティングの最前線の課題と実践を紹介する価値あるイベント。ボブ・サックス氏は、テクノロジーとビジネスが「消費者ニーズ、関連性(コンテクスト)、フォーマット、プラットフォーム」のマッチングをめぐって動いているとして要点を的確にまとめている。[全文=♥会員] … [Read more...]

雑誌ビジネスのデジタル最前線:DIS 2017(1)

B2C/B2Bメディア・ビジネスのエグゼクテイブがイノベーションのトレンドを語るDigital Innovators' Summit (DIS)という汎欧州イベントが3月19-21日にベルリンで開催された。出版コンサルタントのボブ・サックス氏がPublishing Executive (04/04)に「5つの成果」をまとめているので紹介しておきたい。 … [Read more...]

メディアの“内戦”と言論の危機

サイモン&シュスター社(S&S)のキャロライン・ライディCEOは、社員への年末メッセージで、2016年を政治的にも文化的にも「混乱の年」であったと総括するとともに、言論の自由に危機が迫っており、「時にいかに困難であっても」検閲には抵抗するよう社員に求めた。自由を看板にする国の出版経営者がこうした発言をするのは、もちろん異例のことだ。 … [Read more...]

「発行部数」の時代は終わった (♥)

オーストラリア第3の雑誌出版社 Pacific Magazines (PM)は12月21日、日本のABCに相当する発行部数公査機構のAMAから脱退した。これはBauer Media およびニューズ社系の NewsLifeMediaに続くもので、A MAの機能停止だけでなく、世界的雑誌発行部数考査機構にも大きな影響を与える動きといえる。視聴率に続き、発行部数も終わるかもしれない。[全文=♥会員] … [Read more...]

断崖絶壁のタイム社に時間はあるか (♥)

Bloomberg(12/12)は、米国タイム社が存亡をかけた決断を迫られていることを報じた。生命線である広告収入が減少を続けているためで、印刷からデジタルへの転換を目指すリッチ・バティスタCEOの提案が取締役会で承認されない場合には売却先を探すことになるという。1922年創刊の老舗雑誌出版社は瀬戸際に立たされた。 … [Read more...]

新世代メディア技術に投資するハースト

130年あまりの歴史を持つ雑誌メディア出版のハースト社は、音声エージェントの応用技術を開発するために10名からなる特別チームを編成し、雑誌ブランドとともに開発にあたっているが、12月2日、最初のプロダクトとなるAmazon Echo Skill for Good Housekeepingを発表した。グループはITベンチャー企業BranchOut を母体としている。 … [Read more...]

雑誌Forbesの出版ビジネス ForbesBook (♥)

1917年創刊のForbes誌は11月28日、Advantage Media Group (AMG)と提携してビジネス書の出版ブランドForbesBooksを立ち上げると発表した。グローバル・メディアが出版ブランドを持つのは初めてだが、書籍の出版は雑誌ビジネスにとって、どのような意味を持ち、またどのようなモデルが採用されるのだろうか。[全文=♥会員] … [Read more...]