出版エコシステムの近未来:(2)単純と複雑(♥)

デジタルによって出版のサプライチェーンをシンプルにして機会を拡大することが、アマゾンの戦略の基本であると思われるが、それは一面であって、出版概念そのものが拡大していることを忘れてはならない。デザイン的には、シンプルさは複雑なものを持続可能な形で発展させるためにこそ意味を持つ。アマゾンはその原則に忠実だ。[全文=♥会員] … [Read more...]

出版エコシステムの近未来:(1)アマゾンの戦略

先週の記事で紹介したアマゾン KDP Printは、キンドル出版者のためのオプションとして「簡易印刷本」を加えたものだが、紙とデジタルの両方を同時に選択肢とする、統合された出版プロセスという方向性を示した。そこでその関係がKindle/Amazonにおいてどう扱われるのかに関心が集まっている。 … [Read more...]

PoDから変える出版市場:KDP Print

アマゾンはPoDを使った印刷本出版の拡大に対応するため、KDPとCreatespace を統合したインタフェース KDP Print のベータテストを7月から開始している。ドイツでも始めていることから、世界展開を前提にしていると考えられている。「KDP印刷本」の増加は、市場にどんな影響を与えるだろうか。 … [Read more...]

アンテナハウスCAS-UB V4.0リリース

アンテナハウスのオンラインE-Book制作プラットフォームCAS-UBは、サービス開始5周年を迎え、10月中旬にV4.0をリリースする。操作性が改善され、記法が拡張されたほか、CSSテーマが用意され、PDF生成機能も拡張された。高い生産性が特徴のCASに表現力が加味されることが期待される。 … [Read more...]

出版社のロングテイル:浸透するPoD

Book Business Magazine (5/27)に、リコー (Inkjet Technologies)のロブ・モールキン氏が「絶版本の死はすぐそこに」という楽しい記事を書いている。もちろん、プロモーションにつながる話だが、大手出版社にも普及しつつある動きを反映していて参考になるので紹介して、PoD出版の可能性を考えてみたい。 … [Read more...]

社会基盤から見たデジタル出版革命

出版技術コンサルタントのブライアン・オリアリ―氏がPublishers Weekly (04/15)で、「デジタル出版革命はただ加速するのみ」という記事を書いて、なお燻っているE-Book停滞(成長)論争に新しい視点から論じ、表題のような結論を述べている。もっぱら商業出版の世界の中だけで論じられてきた問題に対する、インフラからの視点は新鮮だ。 … [Read more...]

在来出版社のサバイバルとデジタル印刷(♥)

デジタルの役割は、これまでの出版の物理的制約(価格・部数・仕様・在庫・物流…)を可能な限り取り去ってコンテンツの持つ可能性を最大化することにあり、それは「デジタル印刷」でも変わらない。デジタルとアナログをシームレスに連携させるには、インフラをデジタルで共通化させる必要がある。[全文=♥会員] … [Read more...]

出版社のデジタル印刷導入の現状

ペンギン・ランダムハウス社で用紙・生産計画を担当するマイケル・デファツィオ副社長が、同社におけるデジタル印刷の活用について語ったインタビューがBookBusiness (03/25)に掲載されている。世界最大の出版社は、オフセットとデジタルの選択が流動的/可逆的にできる体制の構築すを進めているが、これは出版社と印刷会社の協調によるインフラが必要だ。 … [Read more...]

北米の眠れる巨人ダネリーの新戦略(♥)

北米の巨大複合情報サービス企業ダネリー社は8月4日、同社の事業を3つの上場企業に再編する意向を表明した。過去20年ほどの吸収・合併によって拡張を続けてきたダネリーは、ようやく戦略と統治構造を確定しつつあると見られる。異業種の統合として進行しつつある情報産業のグローバルな再編への影響も少なくないだろう。[全文=♥会員] … [Read more...]

自主出版で拡大するマッチング・サービス

著者と出版のプロフェッショナルをつなぐオンライン・プラットフォーム Bibliocrunchは12月16日、新しいマーケティング・ツールをサイトとともに立上げた。インディーズ出版の著者向けのサービスは、標準的ツールやサービスの提供からカスタム化されたものまで千差万別だが、最近の傾向は、コミュニティ指向が増える傾向にある。 … [Read more...]

Blurbが著者と編集・制作のプロをマッチング

自主出版支援サービスの Blurb(サンフランシスコ)は11月7日、著者・出版者が必要とする編集・制作のクリエイティブ・プロフェッショナルのマーケットプレース Dream Teamを発表した。出版界のベテランが選抜・評価した協力者は、技能・経験によりレベル別に提示され、ニーズとマッチングすることで最適なチーム編成を支援する。 … [Read more...]

Blurbがイングラムと提携、PoDを変える

高品質のPoDを得意とする自主出版サービスの Blurbが8月19日、イングラム社との間で世界的な流通に関する提携を行ったと発表した。新たに判型のバラエティを増やし、書店向け卸価格を設定、印刷製本料金の引下げを行ったほか、テキストをKindle用リフロー・ファイル(mobi/KF)として出力するサービスも開始している。 … [Read more...]

Blurbがハイブリッド対応の出版支援 (♥)

PoD自主出版支援サービスの Blurb(サンフランシスコ) は、需要の拡大と多様化に対応して、新たに一連のサービス・プログラムを発表した。無料デザイン・ツールの Blurb Bookwright を導入するとともに、Amazon.comを通じた販売・出荷を開始。さらに、 まとまった部数の発注にオフセット印刷と短期保管で対応する Agile Fulfillmentプログラム、カスタム印刷の受注も行うBespokeも立ち上げた。[全文=♥会員] … [Read more...]

第2のデジタル革命を起こす激安PoDの破壊力 (♥)

米国書籍流通大手のイングラム・コンテンツ・グループ(ICG)社は8月9日、従来の価格を3分の2あまりも下げた、オンデマンド印刷(PoD) 向けの「スタンダードカラー」印刷価格モデルを発表した。これは高速インクジェット・プリンタを利用したもので、同社はこれによりグループのライトニングソース社を通じた高速・低価格のPoDサービスを世界的に展開する体制を構築した。絵本や写真集、マンガのペーパーバックの在庫レス化が手に届くところにきたようだ。これはゲーム・チェンジャーになる新技術=サービスと言える。[全文=♥会員] … [Read more...]

HPがFBFでPoDソリューションを出展

webOSを搭載して期待を集めたTouchPadから最短で撤退し、批判を浴びるHPは8月24日、10月12日から開催されるフランクフルト・ブックフェアにオンデマンド印刷(PoD)ソリューションDigitally Printed Book Storeを展示すると発表した。各種装丁、カラー/白黒印刷に対応し、品質と高速性、コストで従来のPoDと一線を画すもので、書店などでの導入を想定している。DPBSソリューションは、同社のHP IndigoおよびHP Inkjet High-speed Printing Solutions (IHPS)をプリントエンジンに採用している。 … [Read more...]