米国出版産業のシンクタンク、BISGがバウカー社と共同で行った最新の調査によれば、タブレットでE-Bookを読むユーザーは、昨年末の20%から25%に上昇し、同時にiPadのシェアが昨年末の3分の2から5分の2あまりに減少した。デジタル読者に占めるシェアでは、AndroidがiPadを逆転して(6→)15%に、iPadは10%にダウン。KindleのE-Ink機のシェアは40%あまりで安定し、Kindle Fireを含めて50%あまりのシェアを維持していると見られる。 [ 続きを読む ]
コンテンツビジネスのメディアとしてのタブレット(iPad/Android)の重要性を評価する上で注目される調査レポート(57ページ、有償)が、米国のABI Researchから発表された。今後5年間を予測したものだが、年平均でタブレット1台当たり31本のアプリのダウンロードを見込み、2016年に137億本を想定しているが、大半はE-Book、ソーシャルネットワーキング、コマースが占めると結論づけている。つまり、出版社にとってタブレットは主要なメディア・プラットフォームになるということだ。 [ 続きを読む ]
米国eDataSourceのeコマース・モニタリングレポートによれば、今年3月まで(Q1)のデジタルコンテンツ販売で、アマゾン(Kindle)が前期(Q411)に対して29%の伸びを示したのに対し、アップル(iTunes)が2%とほぼ横ばいだった。しかし、国内販売規模ではiTunesがKindleの3.5倍で、顧客一人当たりでも61%上回っている。Kindle Fireを発売したアマゾンがアップルを目視できる地点まで来たということだろう。 [ 続きを読む ]
出版産業を専門とする米国の市場調査会社シンバ・インフォメーションは4月11日、商業出版分野におけるE-Book市場動向と予測(~2014)を提供するTrade E-Book Publishingレポートの第4版($3,250)を発行し、昨年1年で少なくとも1点のE-Bookを読んだ米国人が前年の6ポイント増の17%に達したことを明らかにし、同時に購入者(11%)とのギャップも開いてきたことに注意を喚起した。 [ 続きを読む ]
米国出版社協会(AAP)から2012年1月の出版統計(Monthly StatShot)が発表され、前年比で大幅に売上が伸びたことが明らかになった。全体では27.1%増の5億350万ドル。E-Bookが76%増の1億2,880万ドルとなったことが大きく貢献した。印刷本が14%あまり伸びたにもかかわらず、デジタルの構成比は25.6%。成年向け一般書籍では31%に達した。なお、今年からAAPの調査集計方法が変更されており対象企業は大幅に増加したが、過去の発表とは単純に比較できない。 [ 続きを読む ]
ニューヨークで今週開催されたPublishing Business Expo & Conference 2012で、バウカー社のケリー・ギャレガー副社長が講演し(→スライド)、最新の世界(10ヵ国)市場動向をフォローするGlobal eBook Monitorに基づく発表を行った。単なる市場規模ではなく、読書習慣にフォーカスした国際比較により、その市場の特徴が明らかになる。成熟に向かいつつある米英を中心に、知識欲が旺盛な新興国、デジタル・リーディングに無関心な日仏の対比が鮮明になった。とくに日本の無関心は世界的にみて特異だ。これを紙の本が潤沢なせいと考える人はいるだろうか。(以下Digital Readerなどによる) [ 続きを読む ]
活発な市場では市場調査も活発に行われる。しかし、リーディング・デバイスとなると、PCの出荷データのような客観性に乏しく、数字はすべて推定なので、過去の数字も明日の数字も、仮定と仮説に左右されて大きく揺れる。それは基本的にタブレットとE-Readerの関係をどう見るか、というところから来ている。当初、多くの人がiPad(カラー汎用機)はKindle(白黒専用機)を食うと考えた。事実はそれに反したが、Kindle Fireの登場によって、E-Reader衰退論が復活してきた。[全文=♥会員] [ 続きを読む ]
米国で最も権威ある世論調査会社ハリス社の調査によると、米国の成人(18+)の28%がKindleのようなリーディング・デバイスを使用していることが明らかになった。昨年夏には15%だったので、年を挟んで2倍近く伸びたことになる。2012年には普及率は50%近くに達する。またデバイス所有者の印刷本を含めた読書は活発で、年間20点以上を読む人は29%、11~20点が21%、6~10点が24%となっている。 [ 続きを読む ]
米国のモバイルWeb広告会社Jumptapが発表したMobileSTATレポートによると、タブレット市場でKindle Fireユーザーのトラフィックが急増し、昨年11月の4%から2ヵ月で33%に達している。市場シェアで70%以上を占めるiPadの48%に対してこの数字を示したことは、Kindle Fireの利用がiPadとかなり異なっていることを示している。Jumptapは、今年がKindle Fire+低価格タブレットとiPad 3の熾烈な競争の年となることを予測している。 [ 続きを読む ]