B&Nの運命は「オンライン」が握る(♥)

Barnes & Noble (B&N)は6月22日、2017年4Qおよび年度の決算を発表し、ほぼ予想通り6.7%の売上減という内容だったが、同日の株価は7.85%増と反応した。「早く買われろ」という市場の催促のようだが、オーナーが誰であれ、全米640店舗の書店は、その地域と読者にとって重い存在であり、オンラインで代替できない。[全文=♥会員] … [Read more...]

W3Cが11月にPublishing Summitを開催 (♥)

W3Cは6月19日、第1回W3C Publishing Summit を11月9-10日にサンフランシスコで開催すると発表した。標準策定活動を担うPublishing Working Group (PWG)を先週発足させたW3Cの出版コミュニティは、今年最大のイベントを11月に設定した。EPUB3以後、やや脱力感があった標準化サイクルが再始動する。[全文=♥会員] … [Read more...]

聴くメディアはまだ限界が見えない

米国のメディア調査機関、ピュー・リサーチ・センター(PRC)は6月16日、音声メディアとポッドキャストについてのファクトシートを発表した。地上波ラジオ(FM/AM)は100%近い普及率で微動もしていない一方、オンライン・ラジオが初めて50%の大台を超えて53%に達した。メディアとしての音声はなお成長を止めていない。 … [Read more...]

米国在来出版社の「失われた4年間」

米国出版社協会(AAP)は6月15日、会員企業1,200社の2016年の販売統計を発表した。全体として前年並み、A-Bookは25.8%増、E-Bookは15.6%のダウンという内容は、ほぼ既知のもので、もはやこの統計は市場の半分も代表してはいないが、年間(1-12月)の確定数値なのでコメントしておきたい。 … [Read more...]

制作サービス充実で拡大するインディーズA-Book

出版支援サービスを提供する米国の Draft2Digital(オクラホマシティ)は、コンテンツ配信サービスのFindaway社と提携し、7月18日から著者によるオーディオブック制作・出版を支援していくことを明らかにした。Findaway Voicesは、先行するAudibleのACXに相当するもので、急成長しているA-Book市場で提携を拡大していくと見られる。 … [Read more...]

E-Inkが折曲げ可能スクリーンをデモ

E-Inkは、量産化対応の折曲げスクリーンを使用したE-Readerのプロトタイプをロサンゼルスで開催されたSID Display Weekでデモした。220PPIのCarta Mobius 10.2型パネルを使用したもので、冊子本のように開いて読むことが出来る。E-Ink新世代技術の量産化モデルが続々登場しそうだ。 … [Read more...]

ReedsyとBlurbが提携

協調型編集・制作プラットフォームを提供している英国のスタートアップ Reedsy(リーズィ:reed(葦)に由来)は、PoDを中心とした自主出版支援サービスで成功している米国の Blurbとの提携を発表した。原稿整理から紙/デジタル出版の全プロセスについて、著者を一貫してサポートするもので、PoDによって拡大したサービスを連携させることが期待される。 … [Read more...]

独自の発展を開始したオーディオブック(♥)

米国のオーディオブック出版社協会 (Audio Publishers Association=APA)は、最近の消費者調査の結果を発表し、急速な拡大を続ける市場の輪郭を更新した。2016年の市場規模は、2015年比で18.2%増の21億ドルとなり、3年連続で20%近い成長。販売点数は33.9%で、1冊以上完読した「普及率」は24%で6,700万人で、こちらも22%の上昇。[全文=♥会員] … [Read more...]

図書館電子貸出の「シェアリング・エコノミー」

楽天 Overdriveは、学校や図書館を対象とした Cost Per Circulation (CPC)という新しい課金モデルを年内に導入すると発表した。これは幅広いコンテンツの中から、契約読者が実際に借出した時に課金されるものだが、学校・図書館はこのモデルを従来の複数のモデルと併用することが可能で、選択の幅が広がることが期待される。 … [Read more...]

アップルHomePodは何をするのか?

アップルは6月5日、音声アシスタント・スピーカーHomePodを12月に発売するとWWDCで発表した。アマゾンが先行、Googleが追走して始まった競争は、マイクロソフトに続くアップルの発表で、今年後半に新しい段階を迎えることになる。しかし、価格350ドルの本機が、どこに投入されるのかはまだ明らかではない。 … [Read more...]

音声エージェントは第一関門を突破

米国の音声エージェント技術/スマートホーム市場に関する調査あるいは予測は毎月のように登場しているが、ReportLinkerは5月18日、オンライン調査に基くレポートを発表した。普及率はまだ高くないし、アプリケーションも少ないが、ユーザーが「声のインタフェース」という新しい体験を快く迎えたということが重要だ。 … [Read more...]

アマゾン・チャートで輝く自社ブランド本

アマゾンがベストセラー・リストAmazon Charts (AC-20)を発表して1週間が経過し、Publishers Weekly (PW, 05/25)が、このユニークなチャートの分析・評価を試みている。それによると、アマゾン出版本が他のリストより高く表示される傾向が目立った。これはアマゾン・チャートの動機の一つだったと見られている。 … [Read more...]

定額モデルの調整で採算軌道に乗ったScribd

試行錯誤をしながら定額制サービスのメニューを増やしているScribdは、約10紙ほどの高級紙と提携して、新聞記事の提供も始めたが、Publishers Weekly (05/23, By Calvin Reid)の記事で、トリップ・アドラーCEOが初めてユーザーの数字に踏み込んで語っている。それによると、有料会員は50万人に達し、採算性を確保したという。 … [Read more...]

自主出版作品はなぜハリウッドと相性がいいのか(♥)

英国の犯罪小説作家マーク・ドーソン氏のことは、本誌でも自主出版に関連して何度か取上げたことがあったが、The Guardian (05/15)は、このほど「女殺し屋べアトリクス・ローズ」の米国TVドラマ・シリーズ化のための契約にサインしたことを伝えた。有名プロデューサーと俳優を起用した大型企画だが、ハリウッドが自主出版作品に目を付ける例が目立っている。 … [Read more...]

週間ベストブック Amazon Charts Top 20登場

米国アマゾンは5月17日、初の週間ベスト・チャート Amazon Chartsをスタートさせた。前週の同社ストアでのユーザーの活動を反映するもので、印刷本、E-Book、A-Bookにまたがり、フィクション/ノン・フィクションに区分されている。伝統的なチャートと異なるのは、「販売」だけに注目していないことだ。 … [Read more...]