ブック・マーケティングを事業化するオープンロード社 (2) ♥

本誌が2009年の創業以来注目してきたデジタル出版社は、その実証済みのテクノロジーを新事業「ブック・マーケティング」に適用しようととしている。もちろん前例はないが、「デジタルメディア」企業として自己規定するOR/Mとしてはかなり自然なことであり、非販売系の「マーケティング・プラットフォーム」として注目するべきだと思われる。[全文=♥会員] … [Read more...]

デジタルに光明を見たHC/ニューズ社(♥)

ハーパーコリンズ社(HC)が2017会計年 (7-6月)の業績を発表したが、売上はほぼ横ばいの16.4億ドルながら税引前利益(EBITDA)が7.5%増の1億9,900万ドルとなった。前年のような強力なベストセラーを欠きながらの結果としてはまずまず印象だが、様々な要因が絡んでの結果だけに、内容的な検討が必要だ。[全文=♥会員] … [Read more...]

プロジェクト・ワークフローとチーミング (4)

出版の工程を一般的に規定することは、本と出版というものが千差万別である以上適当ではない。前述したように、出版プロジェクトのマネジャー(プロデューサー)はまず、プロジェクトに適切なプロセスを考えることになるし、そこでは資源配分の問題として、重点(優先)項目とそうでないものを区別するだろう。[全文=♥会員] … [Read more...]

「キュレートされたサンプル」の宣材価値 (♥)

E-Bookは10年前にeコマース上で生まれ、Webマーケティングとともに発展してきた。しかし、アマゾンを除いて、そのことを十分に意識されてはいないように思える。つまり、使い切れていないのだ。ジョー・ワイカート氏が指摘するように、サンプルの使い方はその典型的なものと言える。[全文=♥会員] … [Read more...]

出版のプロジェクト・ワークフローとチーミング (3)♥

出版は1970年代に始まったデジタル転換の最終局面を迎えている。サプライチェーンはデジタルが主流になり、出版社を必須としない自主出版が独自のワークフローを確立する一方で、在来出版はプロセスの再構築をなお模索している。新時代の一歩を先に踏み出したのは自主出版のほうであると言えるかも知れない。[全文=♥会員] … [Read more...]

出版のプロジェクト・ワークフローとチーミング (2)♥

デジタルによって環境が変化しつつある中での出版プロセスの構成は簡単な問題ではないが、自主出版では、必要な作業(サービス)をリストアップし、優先付けをすることからプロジェクトに着手するほかはない。ベス・ベーコン氏の8ステージ参照モデルはシンプルだが多くの手掛かりを与えてくれる。[全文=♥会員] … [Read more...]

著者のマーケティング能力評価 (♥)

自然淘汰としての「絶版」がなくなり、出版者が既刊本の山と格闘するデジタル時代にあって、米国では著者のマーケティング能力が出版プロジェクトの採否/成否を決める重要な要素となっている。著者には執筆能力のほかに、オーディエンス(読者)と「対話」する能力と実績が問われており、実際に出版社の判断の根拠にされているようだ。[全文=♥会員] … [Read more...]

クォークとDTPの伝説 (♥)

かつてはDTPを代表し、日本でもよく知られていた米国の Quark Software(デンヴァー)が、7月13日Parallax Capital Partners (PCP)という投資ファンドに買収された。1980-90年代を通じて出版のデジタル化に最も影響力を持っていたクォークは、2011年にPlatinum Equityファンドに買収されており、今回は初の「転売」となる。[全文=♥会員] … [Read more...]

出版とp13n:(1)ポストWebの出版 (♥)

出版においてパーソナライゼーションが課題として認識され始めたのは比較的最近のことだが、UI/UX、マーケティング、ビッグデータなどが錯綜してまだ方向性が見えていない。筆者なりに原点である「読者」との「コミュニケーション」という観点から考えてみたい。今回はとりあえずイントロまで。[全文=♥会員] … [Read more...]

収益化戦略を始動させたWattpad (♥)

カナダのWattpadは、全世界に5,500万人のユーザーを有する「ソーシャル・ライティング」プラットフォームだが、フランスでも急成長しており、昨年は61%もオーディエンスを伸ばした。アシェット社は米国のオーディオブック制作などでWattpadと接近していたが、ついに「本業」での提携となった。[全文=♥会員] … [Read more...]

学術出版の「デジタル」問題 (♥)

学術出版が直面する問題は、複雑すぎて筆者の手には余るが、英国ABFのレポートはとても刺激的で、出版全体の問題として考えるための共通の土台を提供している。問題は主として経済的なものだが、出版・研究・教育にまたがって存在する学術出版の経済的問題は、社会的に解決するほかはない。[全文=♥会員] … [Read more...]

アマゾンが中国移動と戦略提携 (♥)

アマゾンは世界最大の移動体通信会社・中国移動 (CMCC、北京市)のマンガ・アニメ系子会社のMiguと提携して共同ブランド事業に乗り出す。Amazon Kindle X Miguは、Kindleをベースに中国市場向けに拡張したE-Readerで、約50万点の中国語Kindleタイトルのほか、定額制のAmazon Primeも提供。価格は658元(約1万円)で発売は7月10日。[全文=♥会員] … [Read more...]

B&Nの運命は「オンライン」が握る(♥)

Barnes & Noble (B&N)は6月22日、2017年4Qおよび年度の決算を発表し、ほぼ予想通り6.7%の売上減という内容だったが、同日の株価は7.85%増と反応した。「早く買われろ」という市場の催促のようだが、オーナーが誰であれ、全米640店舗の書店は、その地域と読者にとって重い存在であり、オンラインで代替できない。[全文=♥会員] … [Read more...]

「自主出版」から「チーム出版」へ (♥)

Digital Book World (06/16)でコンサルタントのべス・ベーコン氏が 'self publishing author'(自主出版著述家)という呼称が意味をなさなくなったと書いた。著者が出版社の手を借りずに出版をするのはごく一般的なこととなり、そうする著作者をとくに他と区別、限定することは無用ではないか、という尤もな主張である。[全文=♥会員] … [Read more...]

W3Cが11月にPublishing Summitを開催 (♥)

W3Cは6月19日、第1回W3C Publishing Summit を11月9-10日にサンフランシスコで開催すると発表した。標準策定活動を担うPublishing Working Group (PWG)を先週発足させたW3Cの出版コミュニティは、今年最大のイベントを11月に設定した。EPUB3以後、やや脱力感があった標準化サイクルが再始動する。[全文=♥会員] … [Read more...]