プロジェクト・ワークフローとチーミング (4)

出版の工程を一般的に規定することは、本と出版というものが千差万別である以上適当ではない。前述したように、出版プロジェクトのマネジャー(プロデューサー)はまず、プロジェクトに適切なプロセスを考えることになるし、そこでは資源配分の問題として、重点(優先)項目とそうでないものを区別するだろう。[全文=♥会員] … [Read more...]

年2千タイトルを刊行した「分担校正」プロジェクト

日本の「青空文庫」にあたる Project Gutenberg (PG)は、デジタルが出版にとって何であるかを最初に示した事業だが、無数のボランティア校正者によって支えられている。最大の校正者グループ Distributed Proofreaders (DP)は7月1日に3万4,000点目の作業を完了したことを発表した。ボランティアの一人がDPの仕事についてブログ (08/01)で述べている。 … [Read more...]

出版のプロジェクト・ワークフローとチーミング (3)♥

出版は1970年代に始まったデジタル転換の最終局面を迎えている。サプライチェーンはデジタルが主流になり、出版社を必須としない自主出版が独自のワークフローを確立する一方で、在来出版はプロセスの再構築をなお模索している。新時代の一歩を先に踏み出したのは自主出版のほうであると言えるかも知れない。[全文=♥会員] … [Read more...]

出版のプロジェクト・ワークフローとチーミング (2)♥

デジタルによって環境が変化しつつある中での出版プロセスの構成は簡単な問題ではないが、自主出版では、必要な作業(サービス)をリストアップし、優先付けをすることからプロジェクトに着手するほかはない。ベス・ベーコン氏の8ステージ参照モデルはシンプルだが多くの手掛かりを与えてくれる。[全文=♥会員] … [Read more...]

出版のプロジェクト・ワークフローとチーミング (1)

出版プロジェクトの成否はチームワークで決まる、ということは多くの人が実感することだ。しかし、これは安定した構造を前提としたもので、現代はヒトも場所も編成も技術もポリシーも一定しない環境で「結果」を出すことがふつうに要求される時代だ。そのコンセプトを「チーミング」と呼ぶが、自主出版の課題はまさにこれだろう。 … [Read more...]

「自主出版」から「チーム出版」へ (♥)

Digital Book World (06/16)でコンサルタントのべス・ベーコン氏が 'self publishing author'(自主出版著述家)という呼称が意味をなさなくなったと書いた。著者が出版社の手を借りずに出版をするのはごく一般的なこととなり、そうする著作者をとくに他と区別、限定することは無用ではないか、という尤もな主張である。[全文=♥会員] … [Read more...]

制作サービス充実で拡大するインディーズA-Book

出版支援サービスを提供する米国の Draft2Digital(オクラホマシティ)は、コンテンツ配信サービスのFindaway社と提携し、7月18日から著者によるオーディオブック制作・出版を支援していくことを明らかにした。Findaway Voicesは、先行するAudibleのACXに相当するもので、急成長しているA-Book市場で提携を拡大していくと見られる。 … [Read more...]

ReedsyとBlurbが提携

協調型編集・制作プラットフォームを提供している英国のスタートアップ Reedsy(リーズィ:reed(葦)に由来)は、PoDを中心とした自主出版支援サービスで成功している米国の Blurbとの提携を発表した。原稿整理から紙/デジタル出版の全プロセスについて、著者を一貫してサポートするもので、PoDによって拡大したサービスを連携させることが期待される。 … [Read more...]

自主出版作品はなぜハリウッドと相性がいいのか(♥)

英国の犯罪小説作家マーク・ドーソン氏のことは、本誌でも自主出版に関連して何度か取上げたことがあったが、The Guardian (05/15)は、このほど「女殺し屋べアトリクス・ローズ」の米国TVドラマ・シリーズ化のための契約にサインしたことを伝えた。有名プロデューサーと俳優を起用した大型企画だが、ハリウッドが自主出版作品に目を付ける例が目立っている。 … [Read more...]

英国の小出版社がKickstarter で9,500万円調達

英国の社員共有出版社 New Internationalist Publishing (NIP)は4月17日、先月からKickstarter で行っていた35日間の資金調達が成功し、61万ドルの募集目標額を超過達成したことを明らかにした。個々の出版プロジェクトではなく、出版社じたいのステークを対象とするのはめずらしいが、これが成功したのはなぜだろうか。 … [Read more...]

学術出版は変わるか(2):出版社の役割 (♥)

学術出版の特殊性は、出版物の内容的価値や出版の社会性が(商業性以上に)問われるということ、そして著者と読者の距離が近いということだろう。それが自主出版と融合してビジネスモデルを形成するには、この2つの条件を反映したものである必要がある。簡単ではないが、意義は大きい。[全文=♥会員] … [Read more...]

学術出版は変わるか(1):オープンアクセスと自主出版

学術分野での自主出版に注目が集まっている。一般書ではビジネスモデルが成立し、マルチメディアに向かいつつあるが、学術では、編集・制作・流通との関連で成立する「ビジネス」がフィクションを中心とした一般書と大きく異なり、簡単ではない。しかし、コンテクストの複雑さは逆にビジネスとしての可能性を示している。 … [Read more...]

ソーシャル・プラットフォームWattpadの長い旅(2) (♥)

無償サービスを起点にビジネスモデルを構築する「ソーシャル」ビジネスはマネタイズまでに長い時間がかかる。Wattpadは10年を経て初めて本格的なビジネスに近づいたようだが、大きな期待を集めるに十分なものとなった。[全文=♥会員] … [Read more...]

ソーシャル・プラットフォームWattpadの長い旅(1) (♥)

アマゾンがKindleを出して今年は10年目にあたる。Kindleの10年で最大のサプライズは自主出版という新しいビジネスモデルの成立だろう。自主出版は進化を続けており、ソーシャルとグローバル、そしてマルチメディアという異なる軸で独自の空間を拡大している。アマゾンは不動のリーダーだが、ライバルはアップルでもGoogleでもない。[全文=♥会員] … [Read more...]

アマゾンがインディーズ支援ポータルAuthor Insights

アマゾンはインディーズ出版者たちのためのアドバイスを集めたポータル・サイト Amazon Author Insights (AAI)のベータ版を公開した。この種の情報は豊富に存在しているが、著者ブログなどに分散しており、整理してくれるものがなかった。AAIはアマゾンなりの視点でキュレーションで提供すると思われる。 … [Read more...]