ブック・マーケティングを事業化するオープンロード社 (2) ♥

本誌が2009年の創業以来注目してきたデジタル出版社は、その実証済みのテクノロジーを新事業「ブック・マーケティング」に適用しようととしている。もちろん前例はないが、「デジタルメディア」企業として自己規定するOR/Mとしてはかなり自然なことであり、非販売系の「マーケティング・プラットフォーム」として注目するべきだと思われる。[全文=♥会員] … [Read more...]

ブック・マーケティングを事業化するオープンロード社 (1)

ニューズレターを駆使したユニークなマーケティングで、年率40%超の成長を達成しているニューヨークのデジタル出版社Open Road Integrated Media (OR/M)は、登録購読者が100万人を突破し、復刊本を中心とした自社出版物の販売で大きな成果を上げているこのサービスを事業化し、商業出版社に提供することを発表した。 … [Read more...]

デジタルに光明を見たHC/ニューズ社(♥)

ハーパーコリンズ社(HC)が2017会計年 (7-6月)の業績を発表したが、売上はほぼ横ばいの16.4億ドルながら税引前利益(EBITDA)が7.5%増の1億9,900万ドルとなった。前年のような強力なベストセラーを欠きながらの結果としてはまずまず印象だが、様々な要因が絡んでの結果だけに、内容的な検討が必要だ。[全文=♥会員] … [Read more...]

アマゾンKUの終わりなきモグラたたき

Kindle Unlimitedは拡大しているが、版権料のページ単価は減少を続け、7月にはついに今年初めの水準の2割減となった。詐欺的手段による「ページ数稼ぎ」が横行しているのが原因と言われる。アマゾンは8月からKENPC 3.0を導入するが、果たして版権料は回復するだろうか。月額2,000万ドルに近づいたファンドの拡大以上に注目される。 … [Read more...]

プロジェクト・ワークフローとチーミング (4)

出版の工程を一般的に規定することは、本と出版というものが千差万別である以上適当ではない。前述したように、出版プロジェクトのマネジャー(プロデューサー)はまず、プロジェクトに適切なプロセスを考えることになるし、そこでは資源配分の問題として、重点(優先)項目とそうでないものを区別するだろう。[全文=♥会員] … [Read more...]

「キュレートされたサンプル」の宣材価値 (♥)

E-Bookは10年前にeコマース上で生まれ、Webマーケティングとともに発展してきた。しかし、アマゾンを除いて、そのことを十分に意識されてはいないように思える。つまり、使い切れていないのだ。ジョー・ワイカート氏が指摘するように、サンプルの使い方はその典型的なものと言える。[全文=♥会員] … [Read more...]

出版のプロジェクト・ワークフローとチーミング (3)♥

出版は1970年代に始まったデジタル転換の最終局面を迎えている。サプライチェーンはデジタルが主流になり、出版社を必須としない自主出版が独自のワークフローを確立する一方で、在来出版はプロセスの再構築をなお模索している。新時代の一歩を先に踏み出したのは自主出版のほうであると言えるかも知れない。[全文=♥会員] … [Read more...]

出版のプロジェクト・ワークフローとチーミング (2)♥

デジタルによって環境が変化しつつある中での出版プロセスの構成は簡単な問題ではないが、自主出版では、必要な作業(サービス)をリストアップし、優先付けをすることからプロジェクトに着手するほかはない。ベス・ベーコン氏の8ステージ参照モデルはシンプルだが多くの手掛かりを与えてくれる。[全文=♥会員] … [Read more...]

出版のプロジェクト・ワークフローとチーミング (1)

出版プロジェクトの成否はチームワークで決まる、ということは多くの人が実感することだ。しかし、これは安定した構造を前提としたもので、現代はヒトも場所も編成も技術もポリシーも一定しない環境で「結果」を出すことがふつうに要求される時代だ。そのコンセプトを「チーミング」と呼ぶが、自主出版の課題はまさにこれだろう。 … [Read more...]

ポッドキャストの成長とメディア・リンクの形成

米国ではポッドキャストへの注目が高まるばかりだが、最近の調査で、このオンラインメディアが印刷媒体も含む他の媒体の利用と関係が深いことが明らかになった。コンテンツを介したメディアの複合は、これまでの調査で見落とされていたことと思われるが、マーケティングにおいて重要な新発見となる可能性が強い。 … [Read more...]

著者のマーケティング能力評価 (♥)

自然淘汰としての「絶版」がなくなり、出版者が既刊本の山と格闘するデジタル時代にあって、米国では著者のマーケティング能力が出版プロジェクトの採否/成否を決める重要な要素となっている。著者には執筆能力のほかに、オーディエンス(読者)と「対話」する能力と実績が問われており、実際に出版社の判断の根拠にされているようだ。[全文=♥会員] … [Read more...]

クォークとDTPの伝説 (♥)

かつてはDTPを代表し、日本でもよく知られていた米国の Quark Software(デンヴァー)が、7月13日Parallax Capital Partners (PCP)という投資ファンドに買収された。1980-90年代を通じて出版のデジタル化に最も影響力を持っていたクォークは、2011年にPlatinum Equityファンドに買収されており、今回は初の「転売」となる。[全文=♥会員] … [Read more...]

拡張E-Bookにキラーコンテンツはあるか

1億部のベストセラー『ハリー・ポッターと賢者の石』がKindle in Motion (KiM)版で9月5日にリリースされると発表された。拡張E-Bookは2015年にiBooks版でリリースされたが、このタイトルとしてはあまり話題にもならなかった。アマゾンはKiMフォーマット昨年8月にリリースしたが、ごく控えめな発表に留めている。 … [Read more...]

出版とp13n:(1)ポストWebの出版 (♥)

出版においてパーソナライゼーションが課題として認識され始めたのは比較的最近のことだが、UI/UX、マーケティング、ビッグデータなどが錯綜してまだ方向性が見えていない。筆者なりに原点である「読者」との「コミュニケーション」という観点から考えてみたい。今回はとりあえずイントロまで。[全文=♥会員] … [Read more...]

収益化戦略を始動させたWattpad (♥)

カナダのWattpadは、全世界に5,500万人のユーザーを有する「ソーシャル・ライティング」プラットフォームだが、フランスでも急成長しており、昨年は61%もオーディエンスを伸ばした。アシェット社は米国のオーディオブック制作などでWattpadと接近していたが、ついに「本業」での提携となった。[全文=♥会員] … [Read more...]