21世紀の出版エコシステムと図書館E-Book

米国図書館協会 (ALA)の年次カンファレンスの前週、ハーパー・コリンズ社がE-Bookの貸出に利用課金モデルを提案するサービスベンダーとの合意を表明したことで、この新しいモデルへの注目が高まっている。出版における「非アマゾン・モデル」の余地はほとんどないが、図書館は21世紀の出版/読書の基盤を提供しうると考えている。 … [Read more...]

「自主出版」から「チーム出版」へ (♥)

Digital Book World (06/16)でコンサルタントのべス・ベーコン氏が 'self publishing author'(自主出版著述家)という呼称が意味をなさなくなったと書いた。著者が出版社の手を借りずに出版をするのはごく一般的なこととなり、そうする著作者をとくに他と区別、限定することは無用ではないか、という尤もな主張である。[全文=♥会員] … [Read more...]

W3Cが11月にPublishing Summitを開催 (♥)

W3Cは6月19日、第1回W3C Publishing Summit を11月9-10日にサンフランシスコで開催すると発表した。標準策定活動を担うPublishing Working Group (PWG)を先週発足させたW3Cの出版コミュニティは、今年最大のイベントを11月に設定した。EPUB3以後、やや脱力感があった標準化サイクルが再始動する。[全文=♥会員] … [Read more...]

聴くメディアはまだ限界が見えない

米国のメディア調査機関、ピュー・リサーチ・センター(PRC)は6月16日、音声メディアとポッドキャストについてのファクトシートを発表した。地上波ラジオ(FM/AM)は100%近い普及率で微動もしていない一方、オンライン・ラジオが初めて50%の大台を超えて53%に達した。メディアとしての音声はなお成長を止めていない。 … [Read more...]

出版社はアマゾンを怖れる必要はない

今週もアマゾンのニュースは途切れることがない。米国の高級食品スーパー Whole Foodsを137億ドルで買収。プライム会員の米国世帯普及率が64%に達し、Kindle Paperwhite 3にKindle Unlimited 6ヵ月無料試読のセット販売を開始。Amazon Booksは8番目の店舗を開店。「アマゾン恐怖銘柄指数」は急落した。 … [Read more...]

制作サービス充実で拡大するインディーズA-Book

出版支援サービスを提供する米国の Draft2Digital(オクラホマシティ)は、コンテンツ配信サービスのFindaway社と提携し、7月18日から著者によるオーディオブック制作・出版を支援していくことを明らかにした。Findaway Voicesは、先行するAudibleのACXに相当するもので、急成長しているA-Book市場で提携を拡大していくと見られる。 … [Read more...]

E-Inkが折曲げ可能スクリーンをデモ

E-Inkは、量産化対応の折曲げスクリーンを使用したE-Readerのプロトタイプをロサンゼルスで開催されたSID Display Weekでデモした。220PPIのCarta Mobius 10.2型パネルを使用したもので、冊子本のように開いて読むことが出来る。E-Ink新世代技術の量産化モデルが続々登場しそうだ。 … [Read more...]

ReedsyとBlurbが提携

協調型編集・制作プラットフォームを提供している英国のスタートアップ Reedsy(リーズィ:reed(葦)に由来)は、PoDを中心とした自主出版支援サービスで成功している米国の Blurbとの提携を発表した。原稿整理から紙/デジタル出版の全プロセスについて、著者を一貫してサポートするもので、PoDによって拡大したサービスを連携させることが期待される。 … [Read more...]

アマゾンがKindleの書込みツールを一新 (♥)

アマゾンは、Kindleコンテンツにユーザーが残す Notes and Highlights(栞・強調・書込み)機能の改訂を行い、Kindle.Amazon.comのWebサイトを通じてユーザーが管理・更新・共有を行う環境を提供した。とくにスマートフォン環境で使いやすくしたのが特徴だが、数ある書込み管理ツールの中で決定版というものとなるかが注目される。[全文=♥会員] … [Read more...]

アマゾン「インド・フォン」で考えること

2014年にアマゾンがスマートフォン市場で失敗したことはまだ記憶に新しいが、また新しい噂が聞こえてきた。それも、ごく普通のAndroid、米国ではなくインドでというのである。常識ではなく、ビジネスモデルとアルゴリズムを信じるこの企業には、実書店の件でも大いに驚かされたが、今回はかなり信憑性が高いと筆者は考えている。 … [Read more...]

独自の発展を開始したオーディオブック(♥)

米国のオーディオブック出版社協会 (Audio Publishers Association=APA)は、最近の消費者調査の結果を発表し、急速な拡大を続ける市場の輪郭を更新した。2016年の市場規模は、2015年比で18.2%増の21億ドルとなり、3年連続で20%近い成長。販売点数は33.9%で、1冊以上完読した「普及率」は24%で6,700万人で、こちらも22%の上昇。[全文=♥会員] … [Read more...]

図書館電子貸出の「シェアリング・エコノミー」

楽天 Overdriveは、学校や図書館を対象とした Cost Per Circulation (CPC)という新しい課金モデルを年内に導入すると発表した。これは幅広いコンテンツの中から、契約読者が実際に借出した時に課金されるものだが、学校・図書館はこのモデルを従来の複数のモデルと併用することが可能で、選択の幅が広がることが期待される。 … [Read more...]

アップルHomePodは何をするのか?

アップルは6月5日、音声アシスタント・スピーカーHomePodを12月に発売するとWWDCで発表した。アマゾンが先行、Googleが追走して始まった競争は、マイクロソフトに続くアップルの発表で、今年後半に新しい段階を迎えることになる。しかし、価格350ドルの本機が、どこに投入されるのかはまだ明らかではない。 … [Read more...]

マンハッタンのど真ん中にアマゾン(♥)

アマゾンは5月25日、ニューヨーク・マンハッタンの中心部にAmazon Books (AB)をオープンした。250坪ほどの店内に3,000冊あまりをゆったりと展示する贅沢なスタイルは、すでに知られた通り。それでも話題になるのは、ここが米国出版業のメッカであっるためだろう。地元メディアの反響は冷たいが、アマゾンもユーザーも気にしない。[全文=♥会員] … [Read more...]

「オーディオ・フィクション」の自立 (♥)

Audibleが5月30日、オーディオ・フィクションの脚本を委嘱するための500万ドルの基金を創設したことをNew York Timesが伝えた。ポッドキャストで人気が出ているジャンルであり、同社が目を付けたのは自然だ。RBmediaに続いて、これでまた一歩「オーディオ」が「活字」から独立しようとしているようだ。[全文=♥会員] … [Read more...]