ブック・マーケティングを事業化するオープンロード社 (2) ♥

本誌が2009年の創業以来注目してきたデジタル出版社は、その実証済みのテクノロジーを新事業「ブック・マーケティング」に適用しようととしている。もちろん前例はないが、「デジタルメディア」企業として自己規定するOR/Mとしてはかなり自然なことであり、非販売系の「マーケティング・プラットフォーム」として注目するべきだと思われる。[全文=♥会員] … [Read more...]

ブック・マーケティングを事業化するオープンロード社 (1)

ニューズレターを駆使したユニークなマーケティングで、年率40%超の成長を達成しているニューヨークのデジタル出版社Open Road Integrated Media (OR/M)は、登録購読者が100万人を突破し、復刊本を中心とした自社出版物の販売で大きな成果を上げているこのサービスを事業化し、商業出版社に提供することを発表した。 … [Read more...]

プロジェクト・ワークフローとチーミング (4)

出版の工程を一般的に規定することは、本と出版というものが千差万別である以上適当ではない。前述したように、出版プロジェクトのマネジャー(プロデューサー)はまず、プロジェクトに適切なプロセスを考えることになるし、そこでは資源配分の問題として、重点(優先)項目とそうでないものを区別するだろう。[全文=♥会員] … [Read more...]

「キュレートされたサンプル」の宣材価値 (♥)

E-Bookは10年前にeコマース上で生まれ、Webマーケティングとともに発展してきた。しかし、アマゾンを除いて、そのことを十分に意識されてはいないように思える。つまり、使い切れていないのだ。ジョー・ワイカート氏が指摘するように、サンプルの使い方はその典型的なものと言える。[全文=♥会員] … [Read more...]

著者のマーケティング能力評価 (♥)

自然淘汰としての「絶版」がなくなり、出版者が既刊本の山と格闘するデジタル時代にあって、米国では著者のマーケティング能力が出版プロジェクトの採否/成否を決める重要な要素となっている。著者には執筆能力のほかに、オーディエンス(読者)と「対話」する能力と実績が問われており、実際に出版社の判断の根拠にされているようだ。[全文=♥会員] … [Read more...]

出版とp13n:(1)ポストWebの出版 (♥)

出版においてパーソナライゼーションが課題として認識され始めたのは比較的最近のことだが、UI/UX、マーケティング、ビッグデータなどが錯綜してまだ方向性が見えていない。筆者なりに原点である「読者」との「コミュニケーション」という観点から考えてみたい。今回はとりあえずイントロまで。[全文=♥会員] … [Read more...]

収益化戦略を始動させたWattpad (♥)

カナダのWattpadは、全世界に5,500万人のユーザーを有する「ソーシャル・ライティング」プラットフォームだが、フランスでも急成長しており、昨年は61%もオーディエンスを伸ばした。アシェット社は米国のオーディオブック制作などでWattpadと接近していたが、ついに「本業」での提携となった。[全文=♥会員] … [Read more...]

AIチャットボットの時代:(1)プラットフォーム

著者が自身の作品や仕事に関心を持つオーディエンスとコミュニケーションを保つことは、Web 2.0とともに一般化し、いまや自主出版はもちろん在来出版でもマーケティングの基本アイテムとなりつつある。そこに新たなテクノロジーが加わった。SNSを通じて昨年に一般ビジネスの世界にデビューしたAIチャットボットである。 … [Read more...]

AIチャットボットの時代:(2)会話するWebへ(♥)

「人工無能」を起源とするチャットボットは、シティガイドや宅配ピザなどに応用されている。しかし、履歴などでコンテクストが共有されやすいものを除けば、パーソナライゼーションは容易ではない。本についてのコミュニケーションには「雑談」ではない「知的会話」が必要となるからだ。インテリジェンスの高度化はどうやって可能となるか。[全文=♥会員] … [Read more...]

21世紀の出版エコシステムと図書館E-Book

米国図書館協会 (ALA)の年次カンファレンスの前週、ハーパー・コリンズ社がE-Bookの貸出に利用課金モデルを提案するサービスベンダーとの合意を表明したことで、この新しいモデルへの注目が高まっている。出版における「非アマゾン・モデル」の余地はほとんどないが、図書館は21世紀の出版/読書の基盤を提供しうると考えている。 … [Read more...]

出版社はアマゾンを怖れる必要はない

今週もアマゾンのニュースは途切れることがない。米国の高級食品スーパー Whole Foodsを137億ドルで買収。プライム会員の米国世帯普及率が64%に達し、Kindle Paperwhite 3にKindle Unlimited 6ヵ月無料試読のセット販売を開始。Amazon Booksは8番目の店舗を開店。「アマゾン恐怖銘柄指数」は急落した。 … [Read more...]

アマゾン「インド・フォン」で考えること

2014年にアマゾンがスマートフォン市場で失敗したことはまだ記憶に新しいが、また新しい噂が聞こえてきた。それも、ごく普通のAndroid、米国ではなくインドでというのである。常識ではなく、ビジネスモデルとアルゴリズムを信じるこの企業には、実書店の件でも大いに驚かされたが、今回はかなり信憑性が高いと筆者は考えている。 … [Read more...]

図書館電子貸出の「シェアリング・エコノミー」

楽天 Overdriveは、学校や図書館を対象とした Cost Per Circulation (CPC)という新しい課金モデルを年内に導入すると発表した。これは幅広いコンテンツの中から、契約読者が実際に借出した時に課金されるものだが、学校・図書館はこのモデルを従来の複数のモデルと併用することが可能で、選択の幅が広がることが期待される。 … [Read more...]

マンハッタンのど真ん中にアマゾン(♥)

アマゾンは5月25日、ニューヨーク・マンハッタンの中心部にAmazon Books (AB)をオープンした。250坪ほどの店内に3,000冊あまりをゆったりと展示する贅沢なスタイルは、すでに知られた通り。それでも話題になるのは、ここが米国出版業のメッカであっるためだろう。地元メディアの反響は冷たいが、アマゾンもユーザーも気にしない。[全文=♥会員] … [Read more...]

定額モデルの調整で採算軌道に乗ったScribd

試行錯誤をしながら定額制サービスのメニューを増やしているScribdは、約10紙ほどの高級紙と提携して、新聞記事の提供も始めたが、Publishers Weekly (05/23, By Calvin Reid)の記事で、トリップ・アドラーCEOが初めてユーザーの数字に踏み込んで語っている。それによると、有料会員は50万人に達し、採算性を確保したという。 … [Read more...]