ドイツのドッペルテクスト(Doppeltext)は、読者が辞書を使わず、センテンス(および文節)単位で翻訳を参照しながら外国語の作品を読むことを可能にする、世界文学の二ヵ国語E-Bookを発売した。原文をストレスなく読めるように、訳文を高速表示するアルゴリズムを開発したという。仏独露西の4ヵ国語の古典を、適当な長さの英訳文を挿入しながら読み進めるようになっている。タブレットやスマートフォン、E-ReaderやPCなどで利用できる。KindleはWebブラウザ利用。 [ 続きを読む ]
オライリーがニューヨークで開催しているTools of Change for Publishing (TOC 2012)で、インクリング社(Inkling)のマット・マッキニスCEOが、iPadのための拡張E-Bookオーサリング・ツールInkling Habitatを発表した。オブジェクト指向のコンテンツ構造をサポートした新しいコンセプトで商業出版社の高度なニーズに対応する。Habitatは提携出版社でまず使用され、一般には今年後半に提供される。アップルのiBook Author (iBA)などに対抗するものとして注目される。 [ 続きを読む ]
iBooks Authorを中心としたアップルのiBooks 2戦略は、2つの面を持っている。今日の教育に不可欠なマルチメディア・コンテンツを作り、出版する武器を万人に開放するという啓蒙的側面と、出版はiBookstoreを通じなければならない(iPadを使え)という専制的側面だ。「啓蒙的専制君主」としての故スティーブ・ジョブズの面目躍如とした遺産なのだが、これを受け容れるかどうか、われわれも選択を迫られている。ここでは問題を7つにまとめ、筆者の答を示す。 [ 続きを読む ]
(株)インプレスR&Dは1月19日、電子出版ビジネスの専門電子雑誌「OnDeck Monthly」の印刷版をアマゾンのオンデマンド印刷(PoD)サービスを通じて発売開始すると発表した。価格は1,470円(税込)、サイズはB5版(ペーパーバックタイプ、本文モノクロ)。なお従来の電子版はiPadサイズのPDFで提供されており、価格は700円。流通面で大きな制約を受けている雑誌出版における電子と紙の併用のモデルケースとしても注目される。 [ 続きを読む ]
アップルは1月19日(日本時間20日午前)に記者発表を行う(本誌では内容が分かりしだい、紹介、解説する)が、予想通り、iBooksのための自主出版プラットフォームとオーサリング・ツールになることが確実視されている。EPUBオーサリングを容易にする、使いやすく、安価なツールは、出版社、著作者、個人から幅広く求められており、新しい1ページを開くことが期待されている。 [ 続きを読む ]