デジタル筆記具の統一規格WILLの普及へコンソーシアム

ペンタブレットなどで入力した手書きのメモや図、スケッチなどのデジタルインク・データを、異なるプラットフォーム間で交換可能とする汎用的規格を普及するためのDigital Stationery Consortium (DSC)は昨年10月に日本のワコムの提唱で発足した。エンジンとレイヤから成るWILLフレームワークで合意しており、普及が期待される。 … [Read more...]

アマゾンがKindle Createベータ版をリリース

アマゾンは、MS WordファイルからKindleフォーマットのE-Bookを容易に作成するためのオーサリング・ツールKindle Create (KC)ベータ版を新たにリリースした。日本語対応も遠くはないと思われる。こうしたツールの現状はどうなっているかをみてみたい。 … [Read more...]

拡張Kindleが新戦略を起動する(♥)

アマゾンは拡張E-BookフォーマットKindle in Motion (KiM)を使ったシリーズ16本目として、ヒュー・ハウィのベスト・セラーSF 'Wool' (2011)を発行した。アマゾン出版や版権切れの古典を除いて初めてのタイトルとなる。図版、ビデオ、背景アニメーションを入れて原作を膨らませたもので、2.33ドルで販売されている。[全文=♥会員] … [Read more...]

Publishing@W3Cがスタート

IDPFとW3Cの合併が2月1日、W3Cのティム・バーナーズ-リー氏から正式に発表された。最終段階で反対論が出て揉めていたが、7ヵ月に及んだ合併ドラマは、IDPF会員の88%が11月の提案を支持したことで完結した。しかし、W3CあるいはWeb世界における出版標準問題への取組みはこれから始まる。 … [Read more...]

マッコイ氏最後の説得 (3)出版の再生 (♥)

ビル・マッコイ氏は1987年以来、一貫してアドビ・システムズに籍を置いており、出入りの激しい業界では珍しい「永年勤続型」幹部だ。彼にとって「デジタル出版」は終生のテーマであったように思われる。彼の文章は解説を必要としないが、その「説得」の歴史的な意味については、やはり触れておくべきだろう。[全文=♥会員] … [Read more...]

マッコイ氏最後の説得 (2)W3Cは出版の飛躍の場

マッコイ氏の「説得」の後半をお届けする。ここではW3Cという「場」が持つ意味が強調されている。IT標準化コミュニティの中心に近い人以外には簡単に理解して貰えないが、これは真実だ。狭い標準は、広い標準に呑み込まれる。HTMLとの距離が遠いほど、技術の生存可能性は低くなる。そしてEPUBは永続性がなければ使命を果たせない。 … [Read more...]

マッコイ氏最後の説得 (1)出版の未来はWeb

「IDPFを救え、EPUBを救え」委員会声明については先日の拙稿で紹介したが、IDPFのビル・マッコイ事務局長がDBW (1/18)において反論を行った。合併に関する事実誤認を指摘しつつも、W3Cのもとでの将来のEPUBの役割に対する懸念については、今日のE-BookバリューチェーンでEPUBが果たしている重要性を反映するものとして理解を示している。 … [Read more...]

IDPF=W3C合併に土壇場の反対行動

W3CとIDPFとの合併(と後者の解消)は、すでに時間の問題と考えられているが、OverDriveのスティーブ・ポタシュCEOなどは「IDPFを救え、EPUBを救え」というイニシアティブをデジタル出版コミュニティに向けて立上げ、合併阻止を呼びかけている。最終段階での阻止行動を事務局はどう収拾するだろうか。 … [Read more...]

2016-17年のトレンド:(9) Web化する出版

出版における標準化とは、今日から明日につながる出版を定義するものである。ここでは商業出版だけではなく、あらゆるタイプの出版が、連携を保ちつつ多様なコンテンツとサービスを発展させるための産業=技術インフラが求められる。IDPFはW3Cとの合併によって、それがWebと不可分であることを宣言した。 … [Read more...]

Editions At Playとブックデザインの再構築

Googleとの提携の下に今年から「本を再発明する」プログラムとして Editions At Play (EaP)を推進しているロンドンのブックデザイン会社 Visual Editions は、新年春に新刊2点をリリースすることを発表した。詳細は何も明らかにしていないが、既刊の4点から、コンセプトや傾向の一部を知ることが出来るかもしれない。 … [Read more...]

2016-17年のトレンド:(3)デジタルの10大潮流 (♥)

2016年の最大の事件は、英語圏E-Book市場での商業出版社の凋落と自主出版の躍進であった。大出版社による価格設定権の奪取は、シェアの喪失と著者の「脱出版社」を招いた。他方で、オーディオブックがデジタルにおける出版社の希望の星として浮上している。[全文=♥会員] … [Read more...]

BISGが来年度の活動計画を発表

ブライアン・オリアリー事務局長の下でリセットを進めている米国の出版シンクタンクBISGが2017年のプログラムを発表した。毎月2回のウェビナー、年6回のテーマ別セミナー、4回のカンファレンスと、交流・啓蒙のミーティングが多数組まれているが、デジタル時代のサプライチェーン再構築に的を絞っているのが特徴だ。 … [Read more...]

IDPFがW3C合併提案を承認

IDPFの会員投票で、W3Cとの合併に向けた理事会提案が「圧倒的多数で」承認され、細部を含めた最終案の承認に向けた作業が進められることになった。IDPFは来年1月には完了することを期待している。今後の焦点は、OverDriveのスティーブ・ポタシュCEOらが提起した懸念がどのように、どの程度解消されるかに移った。 … [Read more...]

IDPF-EPUBの継承・発展の課題 (♥)

文化・背景の異なる組織の合併は容易ではなく、失敗例のほうが多いと思う。しかし出版技術のIDPFとW3Cの合併は必然性があり、成功させられなければ出版にとってまずいことになる。W3Cにとっても軽いことではない。知識ドメインにおける成功はセマンティックWebが結実するための一歩となるからだ。[全文=♥会員] … [Read more...]

『スローンズ』iBooksは本の未来を示すか (♥)

ペンギン・ランダムハウス (PRH)は、ジョージR.R.マーティンのファンタジー『氷と炎の歌』を原作とする大ヒットTVシリーズで知られる『ゲーム・オブ・スローンズ』の拡張E-Book版を9月28日にリリースした。iBooks Authorを使ったiBooksコンテンツで価格は9ドル。最近の同種企画としては『ハリー・ポッター』に続くもの。[全文=♥会員] … [Read more...]