旅行ガイドは、最もデジタル化が相応しいと考えられているジャンルの一つだ。最新情報の更新、各種サービスへのリンクなど、理由には事欠かない。米国の旅行書市場も印刷本の減り方が急だ。しかし、News Tribuneの記事(5/3)によれば、重くてもかさばっても、旅行には紙のガイドを持っていったほうが良いという。現場で「使う本」としての性格が強いガイドブックは、かなり独特なユーザビリティが要求されるが、その点でモバイル・ガイドはまだ成熟には遠い。 [ 続きを読む ]
ユニークなコンセプトとそれなりの技術的基盤を持ちながら、成功するビジネスモデルを構築できていないコピア(Copia)だが、Publishers Weekly (01/03)が伝えるところでは、新たにソフトウェア・プラットフォームを出版社や書店などに提供するサービス(Powered by Copia)を始めた。同社のマルチデバイス・コンテンツ配信、ソーシャル・ネットワーキング機能をOEMするもので、ユーザーは独自のサービスを容易に構築・展開でき、E-Bookや印刷本を販売できる。 [ 続きを読む ]
「E-Bookと印刷本はどちらが読みやすいか」という議論は、デジタルリーディングが普及した米国ではあまり聞かれなくなったが、そうでないドイツでは「デジタル懐疑派」も根強い。このほどマインツのヨハンネス・グーテンベルク大学(JGU)メディア・コンバージェンス研究ユニットなどが中心になって行った認知科学的研究で、紙、Kindle、iPadの読書体験に「違いはない」という判定結果が出た。しかし、被験者のほとんどは、「やっぱり紙が好き」と回答。このグーテンベルクのお墨付きはドイツ人を納得させるだろうか。 [ 続きを読む ]
優れたマルチメディア・ブックアプリ制作で知られてきたPush Pop Press (PPP)をFacebookが買収したことが明らかになった。PPPは「弊社の出版技術やこれまでに獲得したもの、立ち上げつつあったものすべてで、世界最大の本であるFacebookのデザインに協力する」と述べている。つまり、独立した制作・出版ビジネスではなく、Facebook自体の「出版」関連ビジネスに集中することになる。FacebookのE-Bookがどんなものとなるかに注目が集まっている。 [ 続きを読む ]