ブック・マーケティングを事業化するオープンロード社 (2) ♥

本誌が2009年の創業以来注目してきたデジタル出版社は、その実証済みのテクノロジーを新事業「ブック・マーケティング」に適用しようととしている。もちろん前例はないが、「デジタルメディア」企業として自己規定するOR/Mとしてはかなり自然なことであり、非販売系の「マーケティング・プラットフォーム」として注目するべきだと思われる。[全文=♥会員] … [Read more...]

デジタルに光明を見たHC/ニューズ社(♥)

ハーパーコリンズ社(HC)が2017会計年 (7-6月)の業績を発表したが、売上はほぼ横ばいの16.4億ドルながら税引前利益(EBITDA)が7.5%増の1億9,900万ドルとなった。前年のような強力なベストセラーを欠きながらの結果としてはまずまず印象だが、様々な要因が絡んでの結果だけに、内容的な検討が必要だ。[全文=♥会員] … [Read more...]

ポッドキャストの成長とメディア・リンクの形成

米国ではポッドキャストへの注目が高まるばかりだが、最近の調査で、このオンラインメディアが印刷媒体も含む他の媒体の利用と関係が深いことが明らかになった。コンテンツを介したメディアの複合は、これまでの調査で見落とされていたことと思われるが、マーケティングにおいて重要な新発見となる可能性が強い。 … [Read more...]

拡張E-Bookにキラーコンテンツはあるか

1億部のベストセラー『ハリー・ポッターと賢者の石』がKindle in Motion (KiM)版で9月5日にリリースされると発表された。拡張E-Bookは2015年にiBooks版でリリースされたが、このタイトルとしてはあまり話題にもならなかった。アマゾンはKiMフォーマット昨年8月にリリースしたが、ごく控えめな発表に留めている。 … [Read more...]

出版とp13n:(1)ポストWebの出版 (♥)

出版においてパーソナライゼーションが課題として認識され始めたのは比較的最近のことだが、UI/UX、マーケティング、ビッグデータなどが錯綜してまだ方向性が見えていない。筆者なりに原点である「読者」との「コミュニケーション」という観点から考えてみたい。今回はとりあえずイントロまで。[全文=♥会員] … [Read more...]

収益化戦略を始動させたWattpad (♥)

カナダのWattpadは、全世界に5,500万人のユーザーを有する「ソーシャル・ライティング」プラットフォームだが、フランスでも急成長しており、昨年は61%もオーディエンスを伸ばした。アシェット社は米国のオーディオブック制作などでWattpadと接近していたが、ついに「本業」での提携となった。[全文=♥会員] … [Read more...]

Amazon RapidsがTVキャラクター投入

アマゾンは7月19日、昨年11月に立上げた「チャット型電子絵本」アプリAmazon Rapidsを大幅に拡張し、子供向けTV番組キャラクターからの新しいストーリーを使った Signature Storiesを導入したことを発表した。ポピュラーなキャラクターと人気声優を加え、新しい可能性を開拓しようとしているものとみられる。 … [Read more...]

学術出版の「デジタル」問題 (♥)

学術出版が直面する問題は、複雑すぎて筆者の手には余るが、英国ABFのレポートはとても刺激的で、出版全体の問題として考えるための共通の土台を提供している。問題は主として経済的なものだが、出版・研究・教育にまたがって存在する学術出版の経済的問題は、社会的に解決するほかはない。[全文=♥会員] … [Read more...]

利用課金モデルの「欠陥」と課題

大手出版社の参加で、出版社側の注目が高まってきた図書館の利用課金モデルだが、導入した図書館の側では期待が幻滅に代わった例もみられる、とThe Digital Reader (06/26)が伝えている。予想通りだが、図書館側の負担と出版社の収益をバランスさせるモデルの開発がうまくできないと、ここでもアマゾンが解決してしまいそうだ。 … [Read more...]

B&Nの運命は「オンライン」が握る(♥)

Barnes & Noble (B&N)は6月22日、2017年4Qおよび年度の決算を発表し、ほぼ予想通り6.7%の売上減という内容だったが、同日の株価は7.85%増と反応した。「早く買われろ」という市場の催促のようだが、オーナーが誰であれ、全米640店舗の書店は、その地域と読者にとって重い存在であり、オンラインで代替できない。[全文=♥会員] … [Read more...]

「自主出版」から「チーム出版」へ (♥)

Digital Book World (06/16)でコンサルタントのべス・ベーコン氏が 'self publishing author'(自主出版著述家)という呼称が意味をなさなくなったと書いた。著者が出版社の手を借りずに出版をするのはごく一般的なこととなり、そうする著作者をとくに他と区別、限定することは無用ではないか、という尤もな主張である。[全文=♥会員] … [Read more...]

出版社はアマゾンを怖れる必要はない

今週もアマゾンのニュースは途切れることがない。米国の高級食品スーパー Whole Foodsを137億ドルで買収。プライム会員の米国世帯普及率が64%に達し、Kindle Paperwhite 3にKindle Unlimited 6ヵ月無料試読のセット販売を開始。Amazon Booksは8番目の店舗を開店。「アマゾン恐怖銘柄指数」は急落した。 … [Read more...]

プロジェクト指向で進化する出版(♥)

出版は印刷物をつくって書店で販売する以上のことである。2010年以降の出版は、本の形も読まれ方も変えつつあるが、拡張した出版に対応するプロセスは形成途上だ。方向は、デジタルをベースとしつつ、印刷物やグラフィック、オーディオ、ビデオとの自由な組合せによって個々のコンテンツの可能性を引き出すことにある。[全文=♥会員] … [Read more...]

制作サービス充実で拡大するインディーズA-Book

出版支援サービスを提供する米国の Draft2Digital(オクラホマシティ)は、コンテンツ配信サービスのFindaway社と提携し、7月18日から著者によるオーディオブック制作・出版を支援していくことを明らかにした。Findaway Voicesは、先行するAudibleのACXに相当するもので、急成長しているA-Book市場で提携を拡大していくと見られる。 … [Read more...]

独自の発展を開始したオーディオブック(♥)

米国のオーディオブック出版社協会 (Audio Publishers Association=APA)は、最近の消費者調査の結果を発表し、急速な拡大を続ける市場の輪郭を更新した。2016年の市場規模は、2015年比で18.2%増の21億ドルとなり、3年連続で20%近い成長。販売点数は33.9%で、1冊以上完読した「普及率」は24%で6,700万人で、こちらも22%の上昇。[全文=♥会員] … [Read more...]