米国の学校でデジタル教材導入が進む

電子図書館サービスのOverDriveは、米国の学校教育におけるデジタル化の現状についての最新の調査結果を発表した。全米の学校および学区の教育責任者2,000人以上を対象としたもので、K-12レベルの教育コースでのデジタル化とデジタルコンテンツの普及傾向を示している。課題はありながらも導入は着実に進んでいるようだ。 … [Read more...]

30億ドルに達した米国E-Book市場

米国出版社協会(AAP)とBISGは、BookStatsの年次レポートを発表し、一般消費者向けE-Bookの売上が2012年に30億4,200万ドルに達し、前年を44%上回ったことを明らかにした (paidContent, 5/14)。また商業出版全体でも6.9%アップの150億4,900万ドルとなった。この結果、デジタル比率は20%となった。この数字は最も包括的な出版統計となる。先月発表された数字は予備的なもので、集計対象企業などが異なる。 … [Read more...]

電子図書館は買うべき本を発見する場とOverDrive

米国の2万2,000の公共図書館や学校を顧客とする電子図書館サービス大手のOverDrive(オハイオ州クリーブランド)は1月15日、2012年の業績を発表し、登録利用者の利用回数が前年から93%増加して1.92億回を記録するなど急速に増加していること、また閲覧や試読が急増した結果、次にじっくり読むべきタイトルを見つける上で重要な場となっていることを強調している。“ディスカバー”は出版マーケティングのキーワードだが、なぜか大手出版社は公共図書館の貢献を認めようとしない。図書館とOverDriveはデータをもとに対応を迫っている。 … [Read more...]

テキサス州でフルデジタル図書館構想

Gizmodoやテキサスの地元メディアが伝えるところによれば、米国テキサス州サンアントニオを含むベア郡(Bexar County)の図書館が、米国初のフルデジタル公共図書館として今秋のオープンを目指して計画を進めている。ベア郡では "BiblioTech"と呼ばれるシステムを使って、僻地を含む数ヵ所の「本なし図書館」を開設する計画で、予算措置を進めている。デバイスを持ち込むタイプではなく、コンテンツ付で最大2週間の貸出しを行うもの。検索用のコンピュータはあるが、もちろん図書カードはない。 … [Read more...]

米国で急進展する子供のデジタル読書

児童・青少年向け出版で知られる米国のスカラスティック社は1月18日、2006年以来隔年で行っている「児童・家庭読書調査レポート」(“Kids & Family Reading Report”)第4版を公表した。この市場は昨年E-Bookが大ブレイクして今年最も注目されている。デバイスの普及によってデジタル読書が増加していると考えるのは当然だが、実際にはデバイス以外のデジタル読書環境の充実がより大きな意味を持っているようだ。また紙の本への愛着は明らかに低下している。 … [Read more...]

米欧企業連合が「非書店系」で第三勢力目指す(♥)

米国の非書店系書籍流通大手 ReaderLink Digital (シカゴ) は1月7日、電子図書館ソリューションや超廉価E-Readerで知られるドイツの txtr 社(ベルリン)との間で独占的な提携関係を樹立したと発表した。txtr/ReaderLinkは、デバイスからクラウドサービスまで、量販店やデパートなどの小売店が顧客に対してE-Bookを販売するソリューションを提供する。米欧連合、非書店流通という従来にない方向からのアプローチが第三勢力を形成するかどうかが注目される。[全文=♥会員] … [Read more...]

米国市場の上半期は、青少年へのE-Book普及が進む

米国出版社協会(AAP)は、StatShotサービスに基づく今年前半(2012年1-6月)の書籍売上統計を発表し、一般書籍 (trade books)が13.1%増の23億3,000万ドルと好調で、全体では4.4%増の57億9,000万ドルに達したことを明らかにした(1,186社の数字を合計)。E-Book販売は34.4%増で6億2,100万ドル。カテゴリー別では『ハンガー・ゲームズ』が牽引した児童・青少年向け図書が40%もの増加を見たが、これにはE-Bookが大きく貢献している。デジタル比17%で大人向けの26%を追っている。 … [Read more...]

Next Issueの雑誌購読サービスがiPadに登場

米国の5大出版社が共同運用するNetflixタイプの雑誌定期購読サービスを提供するスタートアップ企業のNext Issue Media (NIM)は7月10日、Android版に続きiPadアプリの提供を開始した。月間$9.99の基本料金でEsquire、Wiredなど39の有名月刊(および隔週)誌が、$14.99のプレミア会員はThe New Yorker、People、Sports Illustratedなどの週刊誌が読める。1ヵ月間は試読期間で無料で読める。1号売りも$1.99~$5.99で提供される。 … [Read more...]

米国E-Book市場は小説が牽引

E-Book市場で、データとして重要なのは分野別の数字で、マンガとアダルト、辞書に偏る日本の数字が、欧米のものと直接比較できないのはそのためだ。出版年鑑で知られる米国のバウカー社は、2010--2011年の米国における消費者の購入行動に関するレポートを発表し、E-Bookにおいてはフィクションが、数にして61%、金額にして51%を占めたことを明らかにした(Publishers Weekly, 06/20)。販売数で第2位は児童書で12%、金額ではノンフィクションで14%だった。しかし、ノンフィクションでは自伝/伝記が目立つのみで、まだ十分に浸透していない。 … [Read more...]

読書教育支援アプリ:myON reader

児童教育図書が専門の米国のキャップストーン社 (Capstone)のデジタル部門であるキャップストーン・デジタル(以下CD)は最近、個別/協調型読書教育環境myON … [Read more...]

Inklingにマグロウヒル、ピアソンが出資

iPadのeテキストにフォーカスした米国シリコンバレーのスタートアップ企業Inklingは3月23日、増資による資金調達を行ったことを発表した。今回新たにマグロウヒル社とピアソン社が参加したが、Inklingは両社とコンテンツの共同開発を行い、2011年の経営、医学および学部レベルの大学教科書の開発に着手することを明らかにしている。拡張E-Bookアプリの開発は出版社にとって大きな負担だが、テクノロジー企業とのコラボレーションは一つの答になりそうだ。 … [Read more...]

ミズーリ州の高校が紙の教科書全廃

米国ミズーリ州ジェファーソン郡グランドビュー教育委員会は、電子教科書の導入実験の結果に基づき、同高校の生徒約360名と教員約40名の全員にタブレットを提供し、カリキュラムの開発を進めることを決定した。予算として10万ドル(約800万円)が計上されており、デバイスに6~65,000ドル、残りは行内のLAN環境の整備に充てられるという。eテキストは無料ないし低価格のものを使い、SMART Boardのような教室用ソリューションを使用することで最終的な経費節減を目ざす。 … [Read more...]

図書館貸出制限問題で強まるDRM反対運動

図書館でのE-Book利用制限導入問題などによって、米国では図書館関係者を中心としたユーザーの権利主張が活発になっている。E-Bookユーザーの権利章典(Bill of Rights)についてはEBook2.0 Forumでもご紹介したが、DRM反対運動もそうした動きにほぼ連動している。ReadersBillofRights.info というサイトを主宰するニーナ・ペイリーというアーチストは、読者、著者、図書館のためにDRM反対の3種類のシンボルマークをデザインした(Readers/Authors/Librarians Against DRM)。 … [Read more...]

HCが火を点けた図書館のE-Book貸出制限 (♥)

ハーパーコリンズ社が図書館でのE-Bookの貸出回数を26回に制限する方針を明らかにしたことについてはEBook2.0 Forumでお伝えしたが、早くもボイコット運動が起きて同社へのプレッシャーを強めようとしている。Twitterでの議論も活発だ(#hcod)。こうした反響に対して、同社は反論しているが、そもそも図書館へのE-Bookの提供を渋っている出版社、新刊を図書館に提供しない出版社もいて、問題の解決には当事者がテーブルについてともに合意点を探す必要がある。この際双方の論点を整理してみたい。[全文=♥会員] … [Read more...]

B&N PubIt!が大成功。店内イベントも開催

B&Nの自主出版サービスPubIt!は、10月のスタートから4ヵ月あまりで、11,000の独立小出版社と著者の支持を得て、すでに65,000ものE-Bookを発行した。この成功によって同社はマーケティングを強化しており、新たにベストセラー・リストを整備したほか、Nookユーザーのための店内E-Book立ち読みサービス(Read In Store)への登録も可能にした。そして実際の書店でPubIt!の著者を招いて使い方をコーチするイベント・シリーズも開始した。(同社のリリース) … [Read more...]