The Booksellerは7月4日、アマゾンが英国のオンライン書店The Book Depositoryの買収に関して合意に達したと報じた。2004年に創業したブック・デポは、海外販売に強く、100ヵ国以上に販売し、年商は約1億2,000万ポンド(約157億円)。送料無料(日本を含む)をセールスポイントにして約4分の3を海外顧客から売上げている。通常書籍のほかにE-Bookも扱っている。なお当面はアマゾンとは独立して営業を続ける。英国独禁当局はこの買収に関してコメントしていない。 [ 続きを読む ]
英国出版社協会(Publishers Association.Ltd)は5月3日、このほど刊行した英国出版統計年鑑の中で、2010年のE-Book市場に関するデータを発表し、38%増の1億2,000万ポンド(約160億円)となったことを明らかにした。大部分を占める学術・専門図書が29%増の8,400万ポンド。一般書籍は300%以上増加して1,600万ポンドとなり、E-Bookでのシェアも一気に2%から11%に高まった。PA加盟以外の売上を合わせた英国のE-Book販売の総額は20%増加して1億7,000万~1億8,000万ポンド(約226~239億円)、デジタル比率は5~6%と推定される(Guardian記事)。 [ 続きを読む ]
Booksellers.com (2/1)によると、英国公正取引庁(OFT)は、相当数の申し立てに基づいて、E-Bookのエージェンシー価格制(代理販売)の当否についての調査を開始することを明らかにした。OFTはこれが「一部の出版社が一部の小売業者に対し、E-Bookの販売において導入している取決めが競争ルールに違反していないか」に関するもので「調査はまだ初期段階にあり、当事者が公正競争法規に違反しているとの予断を持つべきではない、としている。 [ 続きを読む ]
英国小説の魅力を作家のセバスチャン・フォークスが語る、BBC2のドキュメンタリー・シリーズ「フォークス、英国小説を語る(Faulks on Fiction)」とヴィンテージ・クラシックス(ランダムハウス)がバンドル販売で提携する、とBooksellers.comが伝えた(01/19)。これはBBCブックスが出す同名のハードカバー+E-Bookとヴィンテージ社の古典作品パッケージを組合せたもの。バンドリングはデジタル時代のマーケティング手法として脚光を浴びており、成果が注目される。 [ 続きを読む ]
英国のアシェットUK社のヘイリー‐ハッチンソンCEOは、同社の売上全体に占めるE-Bookの比率は第4四半期で5%と「重要な」事業部門に成長したことを、著者たちに宛てた年次書簡で明らかにした。やはり米国が圧倒的に先行しており、すでに地域売上の9%を占めているが、英国や豪州も急速に伸びており、米国より高い数字となっても「驚かない」と述べている。語られている内容はデジタルに関することばかりで、著者とのコミュニケーションにおいて最も重要な話題であることを物語っている。 [ 続きを読む ]
ペイウォールを築き、コンテンツに課金する新聞・雑誌メディアのビジネスモデルは、2010年の焦点の一つだったが、これに火を点けたニューズ社系メディアの英国での実績が報じられた。The Times/Sunday Timesは10万5,000の有料読者を獲得、別の10万人が印刷版契約に含まれる無料アカウントを活用したとしている。「こうした数字は、多くの人が上質のジャーナリズムのデジタル版を喜んで購入することを明確に示しています。」とニューズ社のレベッカ・ブルックスCEOは宣言した。 [ 続きを読む ]