米国出版産業のシンクタンク、BISGがバウカー社と共同で行った最新の調査によれば、タブレットでE-Bookを読むユーザーは、昨年末の20%から25%に上昇し、同時にiPadのシェアが昨年末の3分の2から5分の2あまりに減少した。デジタル読者に占めるシェアでは、AndroidがiPadを逆転して(6→)15%に、iPadは10%にダウン。KindleのE-Ink機のシェアは40%あまりで安定し、Kindle Fireを含めて50%あまりのシェアを維持していると見られる。 [ 続きを読む ]
米国のモバイルWeb広告会社Jumptapが発表したMobileSTATレポートによると、タブレット市場でKindle Fireユーザーのトラフィックが急増し、昨年11月の4%から2ヵ月で33%に達している。市場シェアで70%以上を占めるiPadの48%に対してこの数字を示したことは、Kindle Fireの利用がiPadとかなり異なっていることを示している。Jumptapは、今年がKindle Fire+低価格タブレットとiPad 3の熾烈な競争の年となることを予測している。 [ 続きを読む ]
Apple Insiderが伝えるところによると、モルガン・スタンレー銀行は2月15日、投資家向けのBlue Paperで、ビジネスへのタブレット(iPad)の普及で印刷量が大幅に落ち込み、前年比16%減と、1年前の予測(8-15%)を上回ったことを明らかにした。タブレットを使用している700社の調査では、46%がプリントを減らしたと回答。41%は印刷の減少をタブレットの大きな利点と考えている。日本のプリンタ・メーカーに大きな影響を与えそうだ。 [全文=♥会員] [ 続きを読む ]
アップルがニューヨークのグッゲンハイム美術館を借りて行った教育市場戦略の発表から2週間ほど経過した。iBooks Author (iBA)でメディアの度肝を抜いたものの、同時に提示されたエコシステムの窮屈さに、出版、教育、Webの関係者の反応は、失望と怒りがほとんどで、「教科書を発明し直す」という意気込みは空振りに終わったように見える。ジョブズのオーラが失われたいま、世界一リッチな企業となったアップルには賞賛よりも「強欲」への非難が目立つようになった。最悪だったのはEPUB3を骨抜きにしたことだ。 [全文=♥会員] [ 続きを読む ]
アップルの出版戦略の要ともいえるiBook Author (iBA)の持つ多様なコンテクストについては前号でまとめたが、主要なターゲットである電子教科書の市場での成功は、基本的にマグロウヒルやピアソンのような既存出版社とのパートナーシップにかかっている。先週のイベントでは、一律14.99で販売するプランが発表された。これにはマグロウヒルが参加することになっている。そこにはどんなビジネスモデルと収益構造が考えられるだろうか。 [ 続きを読む ]
アップルが今月末、ニューヨークで重要な発表を準備しているという噂が、複数の情報源から伝えられた。それは巷の話題になっているiPad 3ではなく、インターネットTVでもiPhoneでもなく、この都市に代表されるメディアビジネスに向けられたものであるという。それはジョブズが目指した「未完の」メディア革命の残りの部分、コンテンツ/アプリに関するものだ。中身は発表を待つとして、ここではアップルが何をテーマとしているかを考えてみたい。 [ 続きを読む ]
アマゾンKindle Fireの衝撃のデビューによって、市場の関心はアップルの反応に集中している。キーワードは「7型」と「低価格」である。前者に関する噂は、アップルが7.85インチ・パネルの発注を行っている、と台湾のDigiTimesが報じたことによって一気に強まった。価格は$299か$349で、これによってアマゾンの快進撃にブレーキをかけるとともに、小型タブレットという新興カテゴリーでKFが圧倒する事態を阻止しようとするだろう、というものだ。いずれにせよ、この市場は当面対照的な戦略を採る二つのAを両極として動いていく。 [ 続きを読む ]