活発な市場では市場調査も活発に行われる。しかし、リーディング・デバイスとなると、PCの出荷データのような客観性に乏しく、数字はすべて推定なので、過去の数字も明日の数字も、仮定と仮説に左右されて大きく揺れる。それは基本的にタブレットとE-Readerの関係をどう見るか、というところから来ている。当初、多くの人がiPad(カラー汎用機)はKindle(白黒専用機)を食うと考えた。事実はそれに反したが、Kindle Fireの登場によって、E-Reader衰退論が復活してきた。[全文=♥会員] [ 続きを読む ]
米国のモバイルWeb広告会社Jumptapが発表したMobileSTATレポートによると、タブレット市場でKindle Fireユーザーのトラフィックが急増し、昨年11月の4%から2ヵ月で33%に達している。市場シェアで70%以上を占めるiPadの48%に対してこの数字を示したことは、Kindle Fireの利用がiPadとかなり異なっていることを示している。Jumptapは、今年がKindle Fire+低価格タブレットとiPad 3の熾烈な競争の年となることを予測している。 [ 続きを読む ]
モバイル・アナリティクス専門の調査会社、Flurryは、Androidデバイスの90%の全セッションの20%をトラックしているが、最近のブログで昨年11月と今年1月のメーカー別セッション・シェアを比較し、Kindle Fireのシェアが登場以来2ヵ月で35.7%に達し、それまでトップだったサムスンGalaxy Tab(35.6%)を追い抜いたことを明らかにした。日本勢では東芝Thriveが3%となった。 [ 続きを読む ]
アマゾンKindle Fireの$199という値付けについては謎が多い。製造コストだけで販売価格を数ドルオーバーするという推定がある一方、それはあり得ないと考える専門家も少なくない。もちろん問題はその先で、具体的にどんな収益モデルが描かれているかということだ。カナダの投資銀行RBC Capitalのアナリストは、最近それが予想以上に大きいという推測を含むレポートを発表した(以下記事はAll Things D, 01/19の紹介にもとづく)。[全文=♥会員] [ 続きを読む ]
アマゾンKindle Fireの衝撃のデビューによって、市場の関心はアップルの反応に集中している。キーワードは「7型」と「低価格」である。前者に関する噂は、アップルが7.85インチ・パネルの発注を行っている、と台湾のDigiTimesが報じたことによって一気に強まった。価格は$299か$349で、これによってアマゾンの快進撃にブレーキをかけるとともに、小型タブレットという新興カテゴリーでKFが圧倒する事態を阻止しようとするだろう、というものだ。いずれにせよ、この市場は当面対照的な戦略を採る二つのAを両極として動いていく。 [ 続きを読む ]
iPad以来となるKindle Fireの成功で、タブレット市場は大きく変化しようとしている。AndroidはFireが圧倒し、iPadの価格は下がるだろう。ではそれを前提としたコンテンツ市場はどうなるだろうか。じつは、米国出版界がE-Book市場の「異変」を感知し、変化の「必然性」を実感し、デジタル中心のパラダイムへの「移行」への確信を深めてきたのは、いずれも冬のホリデーシーズンだった。そして今年は数1000万台の端末がクリスマスを待っている。何かが起きないとしたら不思議だ。 [全文=♥会員] [ 続きを読む ]