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	<title>EBook2.0 Forum&#187; ドキュメント技術</title>
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		<title>出版ビジネス再構築試論 (2)技術編：Webの銀河系</title>
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		<pubDate>Sun, 14 Nov 2010 08:44:52 +0000</pubDate>
		<dc:creator>Editor</dc:creator>
				<category><![CDATA[Book Industries]]></category>
		<category><![CDATA[Content Business]]></category>
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		<category><![CDATA[ドキュメント技術]]></category>

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		<description><![CDATA[近代出版は機械技術に依拠した。機械文明の産物であった。情報を機械で扱ってきたが、人が頭で理解する情報を機械で扱えるものにするまでの膨大な準備作業が人間の手に残された。デジタル化はその間を様々なデータとシステムで埋めていっ [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p><a href="http://www.ebook2forum.com/wp-content/uploads/marconi_web.jpg"><img class="alignleft size-full wp-image-4205" style="margin-left: 0px; margin-right: 7px;" title="marconi_web" src="http://www.ebook2forum.com/wp-content/uploads/marconi_web.jpg" alt="" width="129" height="129" /></a>近代出版は機械技術に依拠した。機械文明の産物であった。情報を機械で扱ってきたが、人が頭で理解する情報を機械で扱えるものにするまでの膨大な準備作業が人間の手に残された。デジタル化はその間を様々なデータとシステムで埋めていったが、いまや労働集約的部分を置換え、機械を置換えたことで新しい段階に達した。しかしこれで終わりではない。あらゆる物理的制約から逃れ、いよいよ<span style="color: #008000;">情報の意味と価値を直接扱う</span>ことが可能になった、という意味で出版のルネッサンスが訪れようとしているのである。しかし、そのためにはWebという新しい技術パラダイムを理解しなければならない。（写真＝マルコーニとマクルーハン）<span id="more-4194"></span></p>
<p style="padding-left: 30px;">グーテンベルクの銀河系は、いまやWebの銀河系に吸収されようとしている。フルデジタル化は、デジタル革命の終着点であるとともに出発点でもある。このサプライチェーンの中で、もはや逃げ込めるニッチはない。とすれば表に出て正々堂々と勝負するしかない。武器は出版人としての矜持、そしてデジタル技術だ。後の方は自信がないという方がほとんどだろうが、たいしたことはない。何をしたいのかがはっきりしていれば、あとは専門家がやってくれる。組版や製版の詳細を知らなくても編集者が務まるのと同じことだ。だがどんな専門家も、何をしたいのかだけは教えてくれない。なすべきことの確信を得るには、出版の本義を確認し、利用可能なテクノロジーの仕組みと機能を知る必要がある。人の話を聞くのはいいが、人任せにしてはいけない。</p>
<h3>情報技術にベスト（完全な解）はない</h3>
<p style="padding-left: 30px;"><span style="color: #cc0000;">出版とは知識情報を配布・販売する目的で製作・複製・発行することを意味する。</span>この機能を担うプロフェッショナルには、高度な専門性と社会性がもとめられる。プロセスがデジタル化され、誰でも「コンテンツ」が作製・配布できたとしても、専門性／社会性が出版の属性から消えることはない。出版に必要とされる技術（その多くは目に見えない）の専門性は、つまるところ情報の<span style="color: #008000;">意味</span>、<span style="color: #008000;">構造、表現</span>を扱うところにあると思われる。著者ももちろん意味を扱い、精密に構造化するが、編集者はより<span style="color: #008000;">大きな構造</span>を扱い、社会的コンテクストの中に位置づける。これは意識的・無意識的、論理的・感覚的な要素が混在する仕事である。しかし最後はその構造を物理的あるいは電子的な「本」として顕在化させる。</p>
<p style="padding-left: 30px;"><a href="http://www.ebook2forum.com/wp-content/uploads/typesetting.jpg"><img class="alignright size-medium wp-image-4209" style="margin-left: 7px; margin-right: 0px;" title="typesetting" src="http://www.ebook2forum.com/wp-content/uploads/typesetting-300x225.jpg" alt="" width="300" height="225" /></a>出版で扱われる情報は構造を持っている。構造は<span style="color: #008000;">意味</span>と<span style="color: #008000;">表現</span>と<span style="color: #008000;">叙述</span>に分かれるが、理屈の上ではこの3つの側面をデジタル技術でサポートすることにより、出版プロセスを「目的」に対して限りなく最適化することができる。情報が持つ意味（論理）と表現を扱う標準的な方法について、情報技術の専門家たちは30年以上にわたって苦闘を続けてきた。それはとうてい「進歩」とか「革新」と言えるものではなく、紆余曲折、行きつ戻りつの末に、コンテンツデータの<span style="color: #008000;">論理と表現を分離</span>するという、最も美しくない、統一とはかなり遠いところで渋々合意せざるを得なかった。構造は<span style="color: #008000;">タグ</span>で、表現は<span style="color: #008000;">スタイル</span>で記述する。テキストで記述されたデータの解釈（実行）は専用の<span style="color: #008000;">ビューワ</span>（ブラウザ）で行う。記述言語はさらにXMLという<span style="color: #008000;">メタ記述言語</span>で記述することで変換可能にする。</p>
<p style="padding-left: 30px;">これはベストな方法ではないが、ベターな方法ではある。コンテンツは再利用のため、変換可能である必要があるが、技術的な環境が変化するのだから、ベストはその時々の主観で異なるからである。これはいつまでも関連する複数の標準の間の距離を適切に保ちつつアップデートしていく努力を継続しなければならないことを意味する。<span style="color: #cc0000;">環境の変化（必ずしも進化とは言えない）は止めようがない</span>からだ。マックとのカップルで一世を風靡したQuarkも昔日の面影がなく、PC上でかなり優れた組版機能を実現したジャストシステムの「大地」も消えた。Active DocumentのInterleafも同様だ。それらの独自フォーマットで残されたデータを、完全な形で変換・再現することは難しい。</p>
<h3>グローバルなWebが出版技術をリードする</h3>
<p style="padding-left: 30px;">およそドキュメントを扱う様々な標準のうちで、最も普及しているものは何だろうか。言うまでもなくWebで使われるHTMLである。とりあえず<span style="color: #cc0000;">HTMLに的を絞ってさえいれば、データは将来にわたって残される</span>。21世紀に入って、Webサイトは、<span style="color: #008000;">XHTML+CSS</span>という、より整理された形に進化し、このスタイルでのコンテンツ管理がデフォルトになりつつある。そのベースとなるHTMLも、<a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/HTML5" target="_blank">HTML5</a>で大きな進化をとげつつある。ここで実現される機能は、べつに最先端のものではない。しかし、およそドキュメントを扱う技術が目標とし、非標準的な形で実装されてきた機能を、異なる実装環境の間でも交換可能なものとなることの意義ははかり知れない。</p>
<p style="padding-left: 30px;"><a href="http://www.ebook2forum.com/wp-content/uploads/Internet_map_1024.jpg"><img class="alignleft size-medium wp-image-4208" style="margin-left: 0px; margin-right: 7px;" title="Internet_map_1024" src="http://www.ebook2forum.com/wp-content/uploads/Internet_map_1024-300x300.jpg" alt="" width="240" height="240" /></a>15年以上前、Web (HTTP/HTML)を初めて<a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/NCSA_Mosaic" target="_blank">Mosaic</a>で見た時、筆者はハイパーテキスト技術をインターネット空間で＜標準的に＞実現させるために、表現や機能で被った多大な犠牲を思わずにはいられなかった。フォント、文字組み、動画と音声、知識ベース…。すべてはハイパーリンクのために犠牲となったのである。しかし、失われた機能はいまやほぼ恢復されつつある。それによってWebは出版環境の一部となった。いや、事実上それを呑み込む存在となったのかもしれない。残された領域の多くは<a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9B%BD%E9%9A%9B%E5%8C%96%E3%81%A8%E5%9C%B0%E5%9F%9F%E5%8C%96" target="_blank">グローバリゼーション</a>に関わるものだが、<a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/UTF-8" target="_blank">UTF-8</a>（解説は英文Wikiを参照）によって、文字コード問題はほぼ解決した。<span style="color: #cc0000;">Webはその性質上、国際化が最も進んだ出版環境</span>となった。つまり、いかなる言語環境にも対応できるということだ。</p>
<p style="padding-left: 30px;">組版でも、言語問題解決のめどは立っている。CSSを使ったローカルな表示ソリューションはいくらでも可能で、機能定義で合意さえ出来ればよいだけになっている。標準的なブラウザへのプラグインで、日本語(縦・横)、アラビア語やヘブライ語など、異なる言語文化の情報を表示することが出来るようになるだろう。Webは変わった。ドキュメントに関わるあらゆる高度な機能を実現できる。それにより、これまで紙の上でしかできなかった機能、そのための技術の多くはWebに吸収され、あるいはそれによって淘汰される。<span style="color: #cc0000;">標準を超える機能を追求し、標準をリードできる力を持った企業だけが生き残る。</span>標準の多くはすぐにタダで実装されるからだ。高価だったRDB( データベース)が、オープンソースとして無料で提供される時代である。</p>
<p style="padding-left: 30px;">「標準では××ができない」という人がいるが、それはほとんどの場合、技術的に不可能だというのではなく、まだ××機能を標準に盛り込んでいないというにすぎない。標準ができれば、これまで独自の実装技術を営々と維持し、売ってきたIT企業は生き残れないかもしれない。しかし<span style="color: #cc0000;">ドキュメントに関して、まだやるべきことは表示に関しても、意味に関しても、ほとんど無限にある</span>。もしユーザーの真のニーズを知り、追求する気があるのならば。  （鎌田、11/14/2010）</p>
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		<title>7th DDシンポジウム視聴記 (2)：IA+CMSの実践</title>
		<link>http://www.ebook2forum.com/2009/12/ia-cms-optimization/</link>
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		<pubDate>Wed, 02 Dec 2009 08:15:04 +0000</pubDate>
		<dc:creator>Editor</dc:creator>
				<category><![CDATA[Documentation]]></category>
		<category><![CDATA[Technologies]]></category>
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		<category><![CDATA[IA]]></category>
		<category><![CDATA[ドキュメント技術]]></category>
		<category><![CDATA[清水 誠]]></category>

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		<description><![CDATA[基調講演のトップは、楽天 (編成部)・清水 誠氏の「IA＋CMSにより、コンテンツの制作・管理・配信はこう変わる」。IA+CMSという方法論と実践事例、提言で構成され、こうした研究会のキーノートとしては、ズシリと重い「基 [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p><img class="alignleft size-full wp-image-601" title="MShimizu70" src="http://www.ebook2forum.com/wp-content/uploads/MShimizu70.jpg" alt="MShimizu70" width="70" height="70" />基調講演のトップは、楽天 (編成部)・<a href="http://sigdd.sakura.ne.jp/index.php?title=%E6%B8%85%E6%B0%B4%E8%AA%A0" target="_blank">清水 誠</a>氏の<span style="color: #0000cc;">「IA＋CMSにより、コンテンツの制作・管理・配信はこう変わる」</span>。IA+CMSという方法論と実践事例、提言で構成され、こうした研究会のキーノートとしては、ズシリと重い「基調」である。（鎌田）<span id="more-600"></span></p>
<h3><span style="color: #808080;">カタいドキュメントとユルいドキュメントの統合管理</span></h3>
<p>CMSは在来型のドキュメント（紙媒体と言わず、仮に<span style="color: #0000cc;">discrete document=DD</span> と称する）とWeb（これも仮に<span style="color: #0000cc;">associated document=AD</span>と称する）の両方にまたがる領域で、コンテンツの制作・管理・配信をサポートする。他方でIAは「複雑な情報を整理しユーザに分かりやすく伝えるための方法論」で、CMSを方向づける重要な指針だが、こちらはWebの世界から発している。すぐにレスポンス（訪問数、滞留時間など）が計測可能なWebの性格上、ドキュメントの機能（誰がどう読むか）により敏感になり、短期間にフィードバックが進んだ結果生まれた。これまでDDのほうは、モノとしての作り込みにスキルと時間・コストを要したために、機能については相対的に手薄であったと言わねばならない。</p>
<p>平たく言えば、DDは<span style="color: #0000cc;">カタいドキュメント</span>、ADは<span style="color: #0000cc;">ユルいドキュメント</span>。出発点としては、前者は＜堅・固・硬＞で静的、後者は＜脆・緩・柔＞で動的だ。一見して正反対のようだが、現実には、ますますハイブリッド化が進行しつつある。DD (多くはPDF)を配布するのはWebだ。また前者自身もシステム・連携化（ハイパードキュメント化）しつつある。他方でWebの情報やサービスにはドキュメントとしてのカタさも要求されている。IA+CMSは、21世紀のハイブリッド型ドキュメント環境において必須の技術となったのである。清水氏は、両方の世界に通暁した実践家というユニークな存在で、当日のテーマには最も相応しい講演者の一人だ。</p>
<h3>UX最適化のためのプロセス管理</h3>
<p>清水氏の講演は、コミュニケーションが複雑化するなかで、コンテンツ管理には、IA方法論を導入したコンテンツ管理が必要となっていること、それにより制作・管理・発行はどうなるかを、貴重な実践事例を通して明らかにし、今後への提言で締めくくる、という流れで話された。事例で感心した経験はあまりない。特定技術に寄っていたり、特定企業に寄っていたりで、一般化できる点が乏しいからだ。しかし清水氏の紹介した、タイプの異なる4つの事例（ITベンチャー／楽天／外資系B2C企業／官庁）は、いずれもIA+CMSという観点から適切に総括されており、非常に価値あるものだった。日本最大級のWeb企業でのマーケティング・ドキュメント（Web／DTP／その他）の制作・管理・発行と、ベンチャー企業のWebの運用改善、外資系、官庁の文書管理を同一人物が手がけた例などざらにあるものではない。</p>
<p>CMSは文書管理や図書館情報管理など、さまざまな源流から入り込んでおり、それ自体は方向性も何も持っていない。厄介なテーマである。だからIAが導かないと<span style="color: #0000cc;">何のために何を管理するのか</span>分からなくなり、現場作業のための素材の整理（道具箱）なのか、様々なバージョンの文書（書庫）なのか、概念も混乱してしまう。IAというドキュメントの機能に対する最適化方法論は、両者を統合的に管理する唯一の解といえよう。とはいえ、これは簡単なことではない。伝統的に制作者も管理者もモノとしてのドキュメントから発想し、ユーザーを（もちろん意識はしても）第一動因としてドキュメントの構造化や管理を行った経験を持たないし、そんなことを教わってもいない。清水氏の事例が貴重なのは、IAのパイオニアによる苦闘の記録であり、経験者でなければ知り得ない情報を含んでいたからだ。</p>
<p>重く、内容の濃い講演で、果たして当日のキーノートとしてつながるのか、とも思ったが、その懸念は後の講演者の話で払拭された。（鎌田、12/01）</p>
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