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	<title>EBook2.0 Forum&#187; 出版流通</title>
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		<title>アマゾンは出版社の敵か味方か：もう一つの見方</title>
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		<pubDate>Sat, 31 Dec 2011 11:03:37 +0000</pubDate>
		<dc:creator>Editor</dc:creator>
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		<category><![CDATA[ロクスバーグ]]></category>
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		<category><![CDATA[小出版社]]></category>

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		<description><![CDATA[アマゾンはKindleの日本開店を延期(EB2 Magazine, No. 2-15)したようだが、難航する交渉の背景には、出版社の抜きがたい警戒心がある。デジタル時代をひた走り、すでに比率が20%を超えたと思われる米国 [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p><img class="alignleft size-full wp-image-7803" style="margin-left: 0px; margin-right: 15px;" title="pros_and_cons" src="http://www.ebook2forum.com/wp-content/uploads/pros_and_cons.jpg" alt="" width="107" height="124" />アマゾンはKindleの日本開店を延期(EB2 Magazine,<a href="http://bit.ly/tDY4EX" target="_blank"> No. 2-15</a>)したようだが、難航する交渉の背景には、出版社の抜きがたい警戒心がある。デジタル時代をひた走り、すでに比率が20%を超えたと思われる米国でも、最大の書店アマゾンに対する警戒、あるいは憎しみは高まっている。アマゾンは出版社にとって何なのか。これまで大手関係者の声ばかりが伝えられてきたが、そればかりを聞いていては認識を誤るだろう。<span id="more-7799"></span></p>
<p>今年も欧米出版界の最大のキーワードは「アマゾン」だった。アマゾンはKindleをばら撒いて価格破壊を進め、図書館に貸し出し、街の書店を“ショールーム”に使って顧客を奪い、有名作家と独占契約して出版事業を立ち上げた。著作権者と消費者以外のエコシステムを無視するかのような行動は、プレデター(捕食者)のように言われることが少なくない。しかし、アマゾンは同時にデジタル出版市場を創造し、自主出版を支援して無名の新人を億万長者にし、有名作家と独占契約し、出版事業を立ち上げ、読者に本を買う習慣をつけさせて出版市場を活性化した。何よりも、それを憎み嫌う出版社にとってさえ、最も重要なビジネスパートナーとなっている。</p>
<h3>アマゾンは少なくとも小出版社の味方である、という見方</h3>
<p><a href="http://www.publishersweekly.com/pw/by-topic/columns-and-blogs/soapbox/article/49916-the-scarlet-letter.html" target="_blank"><img class="alignright size-full wp-image-7804" style="margin-left: 15px; margin-right: 0px;" title="sr" src="http://www.ebook2forum.com/wp-content/uploads/sr.jpg" alt="" width="114" height="119" />Publishers Weekply</a>誌 (12/16)は、同じくアマゾンをパートナーとしつつ、それを賞賛する小出版経営者の寄稿を掲載している。<a href="http://www.namelos.com/blog.php" target="_blank">スティーブン・ロクスバーグ</a>氏は、合法だが「掟破りの非道」を非難する出版関係者を「目くそ鼻くその類」と切って捨て、「些細な欠点や間違い、失敗はあっても、アマゾンは、われわれの成功において重要な存在だ。私は一個人としてアマゾンが出版界にもたらしたイノベーションと変化を賞賛したい。」と結んでいる。</p>
<p>興味深いのは、1994年にニューヨークの大手出版社を退社して独立小出版社(<a href="http://www.boydsmillspress.com/reviews/front-street" target="_blank">Front Street</a>=現在はBoyds Mills Press傘下)を創業して以来というアマゾンとの付き合いだ。ノース・カロライナ州アシュビルに、青少年向け小説を専門とする小さな出版社を開業した彼は、1995年に初めて3冊の本を世に出すのだが、これはこの年に開業したアマゾンがいて可能になったと書いている。書店では、このジャンルのハードカバーは売れないのでめったに扱わなかったからである。アマゾンは彼の会社の本をすべて常備してくれて、返本はほとんどなかった。彼の会社はすぐに青少年向けフィクションの分野で知られる存在となり、とくに図書館が買ってくれた。</p>
<p><img class="alignleft size-medium wp-image-7808" style="margin-left: 0px; margin-right: 15px;" title="namelos_logo" src="http://www.ebook2forum.com/wp-content/uploads/namelos_logo-300x71.jpg" alt="" width="240" height="57" />2009年、彼はE-Bookを中心とする新しい会社(<a href="http://www.namelos.com/" target="_blank">namelos llc</a>)を立ち上げた。分野は同じだが、アマゾンが電子出版を可能にしてくれた。この会社は、ハードカバーと同時に、オンデマンドのペーパーバックとE-Bookを出版した。返本なしの方針なので、扱ってくれる書店はほとんどなかったが、アマゾンがやってくれた。90点を出版したが、アマゾンのチームが的確にサポートしてくれたので、クリスマス前にはすべての準備を完了できた。最初の電子出版の成功は、もちろんアマゾンのおかげだ。2010年にはデジタルの売上が10倍近くになった。今年は新型Kindleの発売もあって、多くが期待できそうだ。電子版の25%はB&amp;NのNookによるものだ。</p>
<p>「私たちはちっぽけな会社だが、それでも図書館向けの販売と電子版で、ささやかながら良書の出版を成功させることができた。アマゾンは一番重要な顧客の一つで、出版のパートナーだ。」とロクスバーグ氏は言う。かつてアマゾンの販売力に魅せられた大出版社は、今ではアマゾンのことを悪いオオカミのように言うが、依然として最大の顧客であることに変わりはない。彼らはどちらかに決めなければならない。独立系書店には厳しい時代だが、大手チェーンとの競争にも生き延びたように、適応し、生き延びるだろう。テクノロジーは独立系出版社に対してと同じく、彼らの役にも立つはずだ。</p>
<h3>小出版社は返本以外、デジタル化で失うものがない</h3>
<p>以上がロクスバーグ氏の寄稿の要旨だが、重要な論点は以下の5点にまとめられるだろう。</p>
<ul>
<li><img class="alignright size-full wp-image-7814" style="margin-left: 15px; margin-right: 0px;" title="no_return" src="http://www.ebook2forum.com/wp-content/uploads/no_return.jpg" alt="" width="120" height="85" />従来の出版流通システムは、小出版社とその読者、そして図書館のニーズに応えてこなかった。</li>
<li>アマゾンは本の通販ネットワークによって、次いでデジタル・プラットフォームによって小出版社を支援してきた。</li>
<li>大小無数の系列出版社を擁する欧米巨大出版資本にとって、アマゾンは最大の顧客だが、潜在的ライバルでもある。</li>
<li>独立系小出版社にとって、アマゾンはテクノロジーを生かして生存・発展を助けてくれるパートナー以外ではない。</li>
<li>デジタル技術は、独立系出版社にとって相対的に有利に働く。おそらくは独立系書店にとってもそうであるはずだ。</li>
</ul>
<p>筆者はこれに全面的に賛同する。紙とデジタル、フォーマットがどうあれ、出版はこれからも継続し、発展する。そして小出版社こそが変化の最大の受益者となるだろう。米国でも日本でも、これまでの流通システムは大企業に有利に出来ていた。日本の流通は数十万、数百万部のマンガ、雑誌、ベストセラーを遅滞なく全国に配本できる。しかしもはやそんなものに最適化するのは無意味だ。出版流通はより多様で、より深い出版物を、読者のニーズに応えて届けられる、柔軟なものになれなければ、出版活動そのものを殺してしまう。</p>
<p><img class="alignright size-full wp-image-7809" style="margin-left: 15px; margin-right: 0px;" title="evolution" src="http://www.ebook2forum.com/wp-content/uploads/evolution.jpg" alt="" width="234" height="138" />恐竜が絶滅した白亜紀末期のように、環境の変化は図体の大きなものに不利に働く。巨大出版資本、巨大メディア資本は、これから苦しい日々が待っているだろう。恐竜は羽毛を持つことで鳥類として生き延びたそうだから、巨大企業も「進化」することができる。しかし、彼らだけに最適化した流通システムを再構築することは、おそらく無理だろう。恐竜たちには名誉ある死か、それが嫌ならば鳥になる道が残されている。しかし、われわれにとって重要なことは、フォーマットがどうあれ、出版が進化を続けるということ、過去の知的資産を継承し続けるということだ。新しい地球の環境において、小出版社はより大きい可能性を手にしている。それでは皆さん、2012年こそ良いお年を。   （鎌田、12/31/2011）</p>
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		<title>週刊ダイヤモンド「出版特集」中止事件</title>
		<link>http://www.ebook2forum.com/2010/03/self-censorship-at-diamond/</link>
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		<pubDate>Sun, 28 Mar 2010 11:00:15 +0000</pubDate>
		<dc:creator>Editor</dc:creator>
				<category><![CDATA[Content Business]]></category>
		<category><![CDATA[Newsmedia]]></category>
		<category><![CDATA[E-Book]]></category>
		<category><![CDATA[ジャーナリズム]]></category>
		<category><![CDATA[出版流通]]></category>

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		<description><![CDATA[『週刊ダイヤモンド』が60ページの4月6日号大特集「電子書籍と出版業界」(仮題)の制作を中止したという情報は、かなりショッキングな話題だ。池田信夫氏のブログなどによると、編集はもちろん、営業でもなく、純粋に「経営」の判断 [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p><a href="http://www.ebook2forum.com/wp-content/uploads/520px-Diamond-caution.svg_.png"><img class="size-thumbnail wp-image-2129 alignleft" style="margin-left: 0px; margin-right: 6px;" title="520px-Diamond-caution.svg" src="http://www.ebook2forum.com/wp-content/uploads/520px-Diamond-caution.svg_-150x150.png" alt="" width="108" height="108" /></a>『週刊ダイヤモンド』が60ページの4月6日号大特集「電子書籍と出版業界」(仮題)の制作を中止したという情報は、かなりショッキングな話題だ。池田信夫氏のブログなどによると、編集はもちろん、営業でもなく、純粋に「経営」の判断で中止が決定されたとのことで、どんな「経営」なのかと思ったら、大手銀行の広報マン出身とのことだった。これはこれで「フタをする」ほうのプロではあったわけだ。差し替え先は同社の定番「ドラッカー」のようだが、泉下のドラッカー氏が知ったら何とおっしゃるか。<span id="more-2125"></span></p>
<h3>「電子書籍と出版業界」(仮題)大特集中止事件</h3>
<p style="padding-left: 30px;">同誌は『週刊東洋経済』と並んで好調を続けていた。これは不振の雑誌業界の中にあって情報の価値を評価されていたもので、非常に貴重なことと言わねばならない。その編集部が取組んだ大テーマを潰されたのだから、関係者の想いは察して余りある。日本のメディア史に残る今回の大事件は、先に発足した「電書協」の設立に出席した鹿谷社長が、何かに過剰反応して暴走したようだ。それが何だったのかを詮索しても始まらない。それを止められなかったことで、同社の歴史に汚点を残してしまったわけだ。今回の事件の意味は、次の疑問を提起した点で、日本全体の問題でもあると思われる。ダイヤモンド社でさえ起きたことが、他のメディアで起きていない保証はないからだ。</p>
<ul>
<li>メディアに対するジャーナリズムは、日本において成立しえないのか？</li>
<li>自己について客観的になれないメディアが、社会を客観的に語れるのか？</li>
<li>出版社において「読者＝社会の関心」以上の価値とは何なのか？</li>
<li>「編集権の独立」がないところで「言論の自由」は存在するのか？</li>
<li>メディアは「説明責任」を持たないのか？</li>
</ul>
<p style="padding-left: 30px;">メディアビジネスとジャーナリズムというのは、そもそもかなり矛盾を抱えている。とくに現在のように、メディアビジネスの経済的基盤が揺さぶられている時に、社会的判断よりも業界的配慮を優先したことを非難できる業界人は（それがこの国の平均的行為であるとすれば）そう多くないだろう。ただ、こういう時こそ「ジャーナリズム」が問われているわけで、その真価を立証すべき機会を葬ったことは同社にとっても残念なことだった（過ちを改めるのにまだ遅くないかもしれないが）。</p>
<h3>鹿谷社長は何に怯えたのか？</h3>
<p style="padding-left: 30px;">鹿谷社長の判断は、ある意味で典型的な「小役人（広報マン）風」発想だ（以上は差別的発言です）。彼らが畏れるのは伝統的な「世間」であって近代に発明された「社会」ではない。編集部の渾身の「電子書籍と出版業界」特集は、現代の社会的要請に応えるべく企画され、取組まれた。他方で「世間」の人である鹿谷社長は、社内的に泥をかぶることを覚悟で、これを阻止することが「会社」のためになると勇を鼓して判断しされたのだろう。社長の判断が異常ではない証拠には、この問題を正面から取り上げたメディアがほとんどなく、『週刊東洋経済』の「新聞・TV」特集でさえ発行部数（｢押し紙｣）問題にはついに触れられなかったように、ジャーナリズムの業界においてさえ「社会」は軽く「世間」は重いのだ。ふだんは「日本的あいまいさ」でバランスをとっているが、歴史的転換期には、原則がないと対応できなくなる。</p>
<p style="padding-left: 30px;">もう一つ、「電書協」の何か（誰か）が鹿谷社長を怯えさせたかが気になる。問題になったのは「電子書籍」部分ではなく「出版業界」を扱った約30ページであったという。取次も取材に協力しているということなので、取次もシロとすると誰だろう。影に怯えたのか。それとも「言論封殺」事件なのか。信頼できる情報を待ちたい。</p>
<p style="padding-left: 30px;">今回のような事件があると、メディアに対するメディア（アウトサイダー）である本誌の役割がますます大きくなっているのを感じる。メディアに対してもプロとして公正な姿勢を貫かれているジャーナリストは少なくないはずだから、本誌が彼らの発表の場として利用されることで、メディアビジネスの「自浄能力」が機能することになれば幸いである。（鎌田、03/28/2010）</p>
<ul>
<li><a href="http://ikedanobuo.livedoor.biz/archives/51396247.html" target="_blank">「週刊ダイヤモンドの消えた特集」</a> by 池田信夫、ブログ、3/26/2010</li>
<li><a href="http://portside-yokohama.jp/headlines/weeklydiamond.html" target="_blank">「書店・取次の顔を立ててモラルハザードを生んだ週刊ダイヤの自主規制」</a>、by Wada、PortSide Station、03/28/2010</li>
</ul>
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		<title>「官民一体」で「中抜き」阻止とは？</title>
		<link>http://www.ebook2forum.com/2010/03/govt-industry-unite-against-amazon/</link>
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		<pubDate>Thu, 18 Mar 2010 16:31:44 +0000</pubDate>
		<dc:creator>Editor</dc:creator>
				<category><![CDATA[Book Industries]]></category>
		<category><![CDATA[Content Business]]></category>
		<category><![CDATA[アマゾン]]></category>
		<category><![CDATA[出版流通]]></category>
		<category><![CDATA[行政]]></category>

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		<description><![CDATA[「政府は17日、本や雑誌をデジタル化した電子書籍の普及に向けた環境整備に着手した。」という書き出しで始まる日経新聞の記事は、E-Bookを進めるわれわれの気分をむしろ暗くさせる。文書では背景や課題について明確な説明がない [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p><a href="http://www.ebook2forum.com/wp-content/uploads/canonhou.jpg"><img class="alignleft size-medium wp-image-1954" style="margin-left: 0px; margin-right: 8px;" title="canonhou" src="http://www.ebook2forum.com/wp-content/uploads/canonhou-300x225.jpg" alt="" width="180" height="135" /></a>「政府は17日、本や雑誌をデジタル化した電子書籍の普及に向けた環境整備に着手した。」という書き出しで始まる日経新聞の記事は、E-Bookを進めるわれわれの気分をむしろ暗くさせる。文書では背景や課題について明確な説明がない一方で、「資本力で勝るメーカーに規格決定の主導権を握られると、出版関連業界は<span style="color: #cc0000;">中抜き</span>にされる恐れがある」（総務省幹部）という説明がなされている点だ。<span id="more-1943"></span></p>
<h3>何のための「官民共同」？：狙いは日の丸ロックインか</h3>
<p style="padding-left: 30px;">「官民共同の懇談会」で方針を示したということは、これが<span style="color: #cc0000;">「挙国体制」</span>の総意としての体裁を繕いたかったこと、さらに「作家や出版者、新聞社、印刷会社、書店、通信事業者、メーカーの代表者も出席」することで、ユーザーである一般消費者を含めた多様な議論を極力コントロールしたい、ということなのだろう。つまりマスメディアにおいて自由な言論が成立しないテーマとなったわけだ（新聞＝出版連合）。公表資料は貧弱で、詳しい情報を入手する前に論評するのはあまり適当とは言えないが、とりあえず問題提起と注意喚起を行っておきたいが、筆者の懸念が誤解に基づく杞憂であることを願っている。関係者による説明をぜひ伺いたい。それにしてもこれは「政治主導」なのか「官僚主導なのか」それとも「業界主導」なのだろうか？</p>
<p style="padding-left: 30px;">さて、記事によれば、こうある。</p>
<blockquote><p>「電子書籍の形式は各メーカーが定めており、共通のルール、規格がない。端末ごとに読める書籍が限定されるほか、「資本力で勝るメーカーに規格決定の主導権を握られると、出版関連業界は中抜きにされる恐れがある」（総務省幹部）との指摘がある。出版物の管理コードにあたる「書誌データ」も統一規格がなく、一連の基礎的な環境整備が検討課題になる。」</p></blockquote>
<p style="padding-left: 30px;"><a href="http://www.ebook2forum.com/wp-content/uploads/procrustes071.gif"><img class="alignright size-full wp-image-1957" title="procrustes07" src="http://www.ebook2forum.com/wp-content/uploads/procrustes071.gif" alt="" width="250" height="300" /></a>「電子書籍の形式は各メーカーが定めており」とあるが、まず「電子書籍の形式」についての説明がなく、いきなり「各メーカーが定めており」とある。これはかなり<span style="color: #cc0000;">事実に反する</span>。<a href="http://wiki.mobileread.com/wiki/E-book_formats" target="_blank">フォーマット</a>は複数乱立しているが、ほとんどはメーカーが定めているわけではない。<a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/EPUB" target="_blank">ePUB</a>というれっきとしたオープン標準があり、デファクトのPDFもある。ソニーやB&amp;Nが独自のフォーマットを持っているわけではない。また、アマゾンKindleにしても、DRMが絡む部分に独自のフォーマットを採用しているにすぎないし、PDFでも受け付けている。出版社はすでに複数の流通プラットフォーム、複数のデバイスをターゲットにして出版しており、規格によるロックインで不自由している事実はない。むしろこのガラパゴスへのロックインを狙っているのは「官民」のようだ。されるのが国民では堪らない。</p>
<p style="padding-left: 30px;">
<h3>官民一体でアマゾン上陸阻止？</h3>
<p style="padding-left: 30px;">共通のフォーマットがないから新しい「標準」フォーマットをつくろうという発想は、誰も理解できない。標準はE-Bookの機能に関係しているから、ペンギンなどのように標準ではない独自技術を採用する出版社もある。「官民」で標準など国際的にも説明困難だ。日本のメーカーや出版社にとってはフォーマットが増えてコスト高になるだけで、海外への展開にも邪魔になる。JIS規格が日本の製造業にとって否定的な影響を与えていることはすでに1980年代から問題になっていた。<span style="color: #cc0000;">日本独自の標準など百害あって一利もない</span>。</p>
<p style="padding-left: 30px;">どうも「懇談会」で言う「メーカー」とはアマゾンのことらしい。「資本力で勝るメーカーに規格決定の主導権を握られると、出版関連業界は中抜きにされる恐れがある」というロジックも飛躍がありすぎるのだが、「アマゾン」なら納得がいく。つまりアマゾンに対抗する「規格」を決めようというものだ。これは黒船に対する「官民」の筵旗と竹槍だろうか。これ以上恥ずかしい真似はやめたほうがいい。フォーマットにしても環境整備にしても、ほかにやるべきことがあるはずだ。</p>
<p style="padding-left: 30px;">結局「中抜き」をさせないために、官民で日本独自の「規格」をつくりたい、ということのようなのだが、「中抜き」はメーカー規格であろうとオープン規格であろうと起こる可能性がある。著作権者が誰と組んでどうやってデジタル著作物を出そうが、契約自由の原則から言って行政が介入する問題ではないと思われるが、そうではないという根拠があれば示すべきだろう。また、中抜き防止の「規格」というのは、具体的にどんな技術になるのだろう。これはEPUBやMOBI、PDFのような表示や操作に関わるものというより独自のDRMに関わるものかもしれない。</p>
<p style="padding-left: 30px;">企画書では「技術」と「利活用」に関する「ワーキングチーム (WT)」を設置し、それぞれ今月から月2回の検討を行って「一定の結論を<span style="color: #cc0000;">取りまとめ</span>」て懇談会に報告。それらの「当該<span style="color: #cc0000;">取りまとめ</span>」を踏まえて懇談会が議論を行い「6月中を目途に一定の<span style="color: #cc0000;">取りまとめ</span>を行う」そうだ。よほど「一定の取りまとめ」が好きなようだが、<span style="color: #cc0000;">何をどう取りまとめるのか</span>が明記されていなければ情報ではない（それにしても日本語の乱れ方が酷い)。正味2ヵ月で作業ができるとしたら、すでに結論が用意されていると考えるべきだろうか。そもそも責任能力のない懇談会がどうやってWTを指揮するのだろう。（鎌田、03/18/2010）</p>
<h4>関連資料</h4>
<p style="padding-left: 30px;">デジタル・ネットワーク社会における出版物の利活用の推進に関する懇談会（第1回）配布資料</p>
<div>
<ul>
<li><a href="http://www.soumu.go.jp/main_content/000059070.pdf">議事次第</a><img src="http://www.soumu.go.jp/main_content/000000011.gif" alt="PDF" width="15" height="15" /></li>
<li>資料1　<a href="http://www.soumu.go.jp/main_content/000059071.pdf">「デジタ ル・ネットワーク社会における出版物の利活用の推進に関する懇談会」構成員名簿</a><img src="http://www.soumu.go.jp/main_content/000000011.gif" alt="PDF" width="15" height="15" /></li>
<li>資料2　<a href="http://www.soumu.go.jp/main_content/000059072.pdf">「デジタ ル・ネットワーク社会における出版物の利活用の推進に関する懇談会」開催要綱</a><img src="http://www.soumu.go.jp/main_content/000000011.gif" alt="PDF" width="15" height="15" /></li>
<li>資料3　<a href="http://www.soumu.go.jp/main_content/000059073.pdf">講談社・ 野間様提出資料（日本電子書籍出版社協会の概要）</a><img src="http://www.soumu.go.jp/main_content/000000011.gif" alt="PDF" width="15" height="15" /></li>
<li>資料4　<a href="http://www.soumu.go.jp/main_content/000059074.pdf">国立国会 図書館・長尾館長提出資料（電子書籍の配信利用における図書館サービスの位置付け）</a><img src="http://www.soumu.go.jp/main_content/000000011.gif" alt="PDF" width="15" height="15" /></li>
<li>資料5　<a href="http://www.soumu.go.jp/main_content/000059075.pdf">「デジタ ル・ネットワーク社会における出版物の利活用の推進に関する懇談会」の進め方について（案）</a><img src="http://www.soumu.go.jp/main_content/000000011.gif" alt="PDF" width="15" height="15" /></li>
<li>参考資料　<a href="http://www.soumu.go.jp/main_content/000059076.pdf">デジタ ル・ネットワーク社会における出版物の利活用に関する関連資料</a><img src="http://www.soumu.go.jp/main_content/000000011.gif" alt="PDF" width="15" height="15" /></li>
</ul>
<ul>
<li><a href="http://www.nikkei.co.jp/news/keizai/20100317ATFS1701G17032010.html" target="_blank">電子書籍に統一規格、流通や著作権を官民で整備」</a> 日経NET、3/18/2010</li>
<li><a href="http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20100318_355430.html" target="_blank">電子書籍の課題や制度を検討、3省合同の懇談会が初会合</a> （INTERNET Watch）</li>
<li><a href="http://japan.cnet.com/news/media/story/0,2000056023,20410725,00.htm" target="_blank">電子書籍の規格統一へ政府が意欲、出版業界の代表らを集めて懇談会を開催</a>（CNET Japan）</li>
</ul>
</div>
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		<item>
		<title>デジタルの神はもう待てない</title>
		<link>http://www.ebook2forum.com/2010/02/invisible-market-and-wrath-of-god/</link>
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		<pubDate>Fri, 12 Feb 2010 05:03:24 +0000</pubDate>
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		<description><![CDATA[技術的な話題をもっと取り上げたいのだが、E-Bookについては、出版界の「それ以前」の話（タブー）が多すぎて、これを無視すると必ず足を取られるから、当分は嫌われることを承知で「公論」や「輿論」を起こしていくしかないと覚悟 [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p><a href="http://www.ebook2forum.com/wp-content/uploads/wrath-of-god.jpg"><img class="alignleft size-medium wp-image-1537" style="margin-left: 6px; margin-right: 6px;" title="wrath-of-god" src="http://www.ebook2forum.com/wp-content/uploads/wrath-of-god-189x300.jpg" alt="" width="151" height="240" /></a>技術的な話題をもっと取り上げたいのだが、E-Bookについては、出版界の「それ以前」の話（タブー）が多すぎて、これを無視すると必ず足を取られるから、当分は嫌われることを承知で「公論」や「輿論」を起こしていくしかないと覚悟している。岸教授のアマゾン黒船論にはショックを受けてしまったが、ブロガーの小飼 弾氏の最近の問題提起は、とても重要な視点を含んでいる。続けてお読みいただければ幸い（鎌田）。<span id="more-1535"></span></p>
<h3>小飼氏の弾言：2010年、神の怒りが出版社に下る？</h3>
<p style="padding-left: 30px;">小飼氏のブログ記事<a href="http://bit.ly/9iWMml" target="_blank">「電子書籍の最終勝利者」</a>は、デジタル化の先に「読者＝顧客＝神」の勝利を考える、コロンブスの卵的な正論だ。ネットの世界を「無法地帯」が有料化してようやく「市場」になってきた状態とみる岸教授に対して、“ネット・ネイティブ”の小飼 弾氏は、当然ながらネットにこそノーマルな世界をみている。お年もそう離れていないのに、同じものがどうしてこう正反対に見えるのだろう。経済官僚出身の岸氏が、反射的に「日本」を先に意識するのに対して、デジタルの世界に生きてきた小飼氏にはそれがないためだろうか。</p>
<p style="padding-left: 30px;">小飼氏は、日本語の電子書籍市場はまだほとんど存在していないが、<span style="color: #3366ff;">「市場がなければ、闇市場が自然発生するだけ」</span>と述べている。電子書籍の最大のメリットをスペースを取らないこと、と即物的に考えるのは「1時間に10冊」の小飼氏らしい。ブックスキャナより高速な小飼氏なら、本に埋もれる心配をするのも現実的だろう。“愛本家”の筆者はむしろ本に埋もれて死にたいくらいだが。</p>
<p style="padding-left: 30px;">「お客様は神様」である以上、神様が望む<span style="color: #3366ff;">電子書籍は、出版社が嫌がっても海賊版や私家版の形で浸透していく</span>、と小飼氏は言う。本の電子化が遅れていることに神は怒っており、「それがいよいよ爆発しそうなのが、今年2010年なのです」。だから神に対して勝ち目のない戦いを挑むのではなく、愛されることを考えなさいと諭す。出版も含めて、メディア業界の人は「顧客」としての「読者」を意識することは少ない。自分たちこそ「紙＝神」に仕えているという、古代エジプトの書記の自負があるためだろう。信者をケータイやネットに取られ、そのネットからは「紙は死んだ」と言われ、神殿に立て籠もっている？</p>
<h3>地図には存在しない日本の電子書籍。不可視の1000億円市場!?</h3>
<p style="padding-left: 30px;">いや、そんなことはない。出版社もビジネスだ。小飼氏は誤解しているが、日本にはその視野の外に<span style="color: #cc0000;">500億円近い電子書籍市場</span>がある。どこに？　ケータイとPC。どんな電子書籍？　マンガとアダルト。ケータイ小説。少しだが普通の本もある。無料なら「青空文庫」も。それだけ？　いや<a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9B%BB%E5%AD%90%E8%BE%9E%E6%9B%B8" target="_blank">電子辞書</a>を忘れてはいけない。<span style="color: #cc0000;">「</span><span style="color: #cc0000;">辞書専用電子書籍端末</span><span style="color: #cc0000;">」という、世界で最もコンテンツ数の少ないE-Reader</span>が、年間300万台も出荷され500億円市場を形成してきた。しめて1,000億円。規模からいえば世界に冠たるものかもしれない。「コンテンツがないからE-Bookは商売にならない」なんて誰が言ったの？　ただ、この市場は出版市場の縮図ではない。普通の人が普通に読みたい本が潤沢にない以上、存在しないに等しいかもしれない。もちろん「活字文化」の香りもあまり感じられない。</p>
<p style="padding-left: 30px;">重要なことは、わずかののコンテンツ、つまらぬコンテンツでも、ケータイや電子辞書のように、<span style="color: #cc0000;">流通（課金システム）さえ確立されていれば商売になる</span>ということだ。磯崎哲也氏は「ネットのコンテンツ販売で鍵になるのは、販売の『プラットフォーム』を構築するということだ。」とブログで述べている（<a href="http://bit.ly/cY4bfz" target="_blank">「iPad対Kindle、勝負あり。そして出版の未来」</a>）。磯崎氏の「未来図」に筆者は同意しないが、この指摘はまったく正しい。そして日本の出版界がデジタルの世界を、地図に描かれないヒンターランド、あるいは隠し子のようなマージナルなものとして扱ってきたのは、出版界にとっての「<a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9B%BD%E4%BD%93" target="_blank">国体</a>」に等しい、印刷本のプラットフォーム（取次・再販）に影響を与えないようにするためだ。</p>
<p style="padding-left: 30px;">「国体」護持が至上の目的と化したために、敢えて現実に目を塞ぎ、消費者を無視し、利益機会を放棄することさえ厭わなかったというのが真相だろう。思いつめれば玉砕しかねない。世界に先駆けてE-Bookを手がけながら、大手版元（といっても大企業はいない）のコンセンサスを優先したために挫折を繰り返してきたのである。「国体」を主宰する取次会社は、縮小する印刷本市場に固執するか、デジタルコンテンツの販売プラットフォームに参入し、アマゾンやアップルと、競争的協調の関係に入るかの岐路に立っている。関係者の強迫観念や一時的視野狭窄を取り除けば、後者は前者ほど困難ではないように思われる。非現実的という方がいれば、ご教示いただきたい。  （鎌田、02/12/2010）</p>
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		<title>O&#8217;Reilly TOC Conference [終了]</title>
		<link>http://www.ebook2forum.com/2010/01/toc-conference-newyork/</link>
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		<pubDate>Wed, 13 Jan 2010 16:10:26 +0000</pubDate>
		<dc:creator>admin</dc:creator>
				<category><![CDATA[Events]]></category>
		<category><![CDATA[出版]]></category>
		<category><![CDATA[出版流通]]></category>

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		<description><![CDATA[The O&#8217;Reilly Tools of Change for Publishing Conference 日時：2010年2月22-24日／会場：New York Marriott Marquis Tim [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p><a title="TOC Conference" href="http://www.toccon.com/toc2010" target="_blank">The O&#8217;Reilly Tools of Change for Publishing Conference</a></p>
<p>日時：2010年2月22-24日／会場：<a href="http://www.toccon.com/toc2010/public/content/hotel" target="_blank">New York Marriott Marquis Times Square</a><br />
主なテーマ・トピック：<br />
・モバイルWeb<br />
・新しい出版ビジネスモデル<br />
・デジタル流通における地理的境界の低下<br />
・読者はなにを望むのか<br />
・本のための&#8221;仕事&#8221;はどうあるべきか再考する、など。</p>
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		<title>2010年代の「出版」を考える [終了]</title>
		<link>http://www.ebook2forum.com/2010/01/publishing-2010/</link>
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		<pubDate>Fri, 08 Jan 2010 16:48:58 +0000</pubDate>
		<dc:creator>admin</dc:creator>
				<category><![CDATA[Events]]></category>
		<category><![CDATA[出版]]></category>
		<category><![CDATA[出版流通]]></category>

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		<description><![CDATA[【イベント概要】 グーグルの「ブック検索」、アマゾンのキンドル、アップルのiPhoneや噂されるタブレットなど、インターネットと結びついた電子出版・電子読書のしくみが登場するなかで、出版の仕組みは大きく変容しそうな状況を [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>【イベント概要】 グーグルの「ブック検索」、アマゾンのキンドル、アップルのiPhoneや噂されるタブレットなど、インターネットと結びついた電子出版・電子読書のしくみが登場するなかで、出版の仕組みは大きく変容しそうな状況を迎えている。今回は特に、書き手と出版社の仕組みを中心に徹底的に議論。出版社は意味を持つのか、印税90％化は可能か、読者を引きつけるコンテンツをどう生み出すのか。<span id="more-1018"></span></p>
<p>毎日一冊の本を書評し続けるブロガー橋本大也、文芸評論とフリー編集者として電子書籍を追い続けてきた仲俣暁生、早くから出版活動のネット展開を手がけてきた版元ドットコム（157社の連合体）の二人が意見をぶつけあう。ネット中継も予定。<strong><a href="http://d.hatena.ne.jp/solar/20100105/p1" target="_blank">詳細はこちら。</a></strong></p>
<p>【出演】　橋本大也： ブロガー・「情報考学」｜仲俣暁生： フリー編集者、「マガジン航」編集人<br />
高島利行： 語研・出版営業／版元ドットコム｜沢辺均： ポット出版／版元ドットコム<br />
【日時】 2010年2月1日（月）18:30 open／19:30 start<br />
【場所】 阿佐ケ谷ロフトA　杉並区阿佐谷南1−36−16ーB1　(JR中央線阿佐谷駅南口　パールセンター街徒歩2分　電話：03-5929-3445)<br />
【料金】 1,500円　前売／当日（共に飲食代別）</p>
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		<title>出版流通問題を考える情報源</title>
		<link>http://www.ebook2forum.com/2009/12/book-distribution-japan-2/</link>
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		<pubDate>Mon, 07 Dec 2009 14:55:58 +0000</pubDate>
		<dc:creator>Editor</dc:creator>
				<category><![CDATA[Book Industries]]></category>
		<category><![CDATA[Content Business]]></category>
		<category><![CDATA[ITmedia]]></category>
		<category><![CDATA[出版流通]]></category>

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		<description><![CDATA[新聞・出版業界についての情報は少なく、危機に陥っていることは聞こえても、本質的な議論はさらに少ない。その中で、ITmedia社のサイトは、Web系メディアの持ち味を生かして、かなりしっかりした記事が読める。異常な寡占状態 [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>新聞・出版業界についての情報は少なく、危機に陥っていることは聞こえても、本質的な議論はさらに少ない。その中で、ITmedia社のサイトは、Web系メディアの持ち味を生かして、かなりしっかりした記事が読める。異常な寡占状態の問題は何か。著作者や出版をどうやって救うか、など意欲的な論点を伝える記事へのリンクを紹介する。<span id="more-640"></span></p>
<h4>参考記事</h4>
<ul>
<li><a href="http://bizmakoto.jp/makoto/articles/0908/26/news015.html" target="_blank">「日販とトーハン、2大取次が寡占する日本の出版流通事情」 </a>by 長浜淳之介、Business Media 誠、8/26/2009</li>
<li><a href="http://bizmakoto.jp/makoto/articles/0907/10/news008.html" target="_blank">「35ブックスは成功するのか？　出版、書店業界の未来を考える」</a> by 池田智子、INSIGHT NOW! 07/10/2009</li>
<li><a href="http://bizmakoto.jp/makoto/articles/0907/06/news073.html" target="_blank">「『返本率4割』打開の一手なるか　中堅出版8社、新販売制『35ブックス』」</a> by 岡田有花、ITmedia、07/06/2009</li>
<li><a href="http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0804/08/news012.html" target="_blank">「出版界、このままでは崩壊する」―ダイナミックプロ、絶版ラノベ・SFを電子書籍化」</a>、ITmedia、04/08/2009</li>
<li><a href="http://bizmakoto.jp/makoto/articles/0903/17/news014.html" target="_blank">「『活字離れ』はウソ？―本当に本は売れていないのか」</a> by 森田 徹、Business Media 誠、3/17/2009</li>
<li><a href="http://bizmakoto.jp/makoto/articles/0903/24/news003.html" target="_blank">「電子書籍はキャズムを超えられるか？―iPodに学ぶ普及への道」</a> by 森田 徹、Business Media 誠、3/24/2009</li>
<li><a href="http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0801/28/news012.html" target="_blank">「作り手を“やる気”にさせる著作権とは―島本和彦氏など語る」</a>、ITmedia、01/28/2009</li>
</ul>
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		</item>
		<item>
		<title>「再販」なしのE-Bookは出版社に何をもたらすか</title>
		<link>http://www.ebook2forum.com/2009/12/procrustean-bed/</link>
		<comments>http://www.ebook2forum.com/2009/12/procrustean-bed/#comments</comments>
		<pubDate>Thu, 03 Dec 2009 07:26:28 +0000</pubDate>
		<dc:creator>Editor</dc:creator>
				<category><![CDATA[Book Industries]]></category>
		<category><![CDATA[Content Business]]></category>
		<category><![CDATA[Kindle]]></category>
		<category><![CDATA[再販制度]]></category>
		<category><![CDATA[出版流通]]></category>

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		<description><![CDATA[Kindleが再販制度に守られてきた（とされる）日本の出版流通に及ぼすであろう影響を、村瀬拓男氏が分析。電子書籍が独禁法の適用対象となることで価格決定権が小売に移行するとし、「売りたい本を売りたい値段で市場に投入する自由 [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p><img class="alignleft size-full wp-image-609" title="amazonsthumb" src="http://www.ebook2forum.com/wp-content/uploads/amazonsthumb.jpg" alt="amazonsthumb" width="115" height="116" />Kindleが<a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%86%8D%E8%B2%A9%E5%A3%B2%E4%BE%A1%E6%A0%BC%E7%B6%AD%E6%8C%81" target="_blank">再販制度</a>に守られてきた（とされる）日本の出版流通に及ぼすであろう影響を、村瀬拓男氏が分析。電子書籍が独禁法の適用対象となることで価格決定権が小売に移行するとし、「売りたい本を売りたい値段で市場に投入する自由を謳歌し」てきた出版社にとっては、電子書籍の位置づけと価格政策を独自に判断することが重要となると説く。（リンク＋解説）<span id="more-608"></span></p>
<h4>記事</h4>
<p style="padding-left: 30px;"><a href="http://diamond.jp/series/kill_book/10006/" target="_blank"><span style="color: #666699;">「キンドルが日本に上陸する日」</span></a> by 村瀬拓男、DIAMONDonline、12/03/2009</p>
<p style="padding-left: 30px;">村瀬氏の解説は、正面から議論されることが少なかった電子書籍の流通＝価格問題を論じたことに意義があるが、誤解を招きそうな部分も散見される。たとえば、</p>
<ul>
<li>Kindkeの本がすべて9.99ドルで販売されているかのような印象を与えるが、安売りは「目玉」書籍だけで、これは紙の書籍で従来から行われており、メーカーの「自由」より自由な市場を重視する米国では普通だ。消費者にとっては本屋に行く最大の楽しみの一つでもある。村瀬氏はこの方式が電子書籍を通じて日本に持ち込まれることを懸念しておられるわけだが、安売りされたくない出版社は電子版を制作しない自由があるし、Kindleではなく、価格厳守のサイトに限定して販売することも出来る。</li>
<li>9.99ドルはあくまで客寄せで、ウォルマートでもシアーズでもやっている。「ジャガイモ1kg＝100円」と同じで、販促費用としては安いものだろう。<a href="http://www.harpercollins.com/books/9780061939891/Going_Rogue/index.aspx" target="_blank">サラ・ペイリンの本</a>（$28.99→8.99）を買いそうな顧客に、どんな本命商品を売ろうか、という戦術も立てやすい。このくらいのキャンペーンは「自由を謳歌」している出版社自身がやってもいいくらいのものだ。</li>
<li>数十万冊というと、欲しい本がほとんどカバーされている印象があるが、Kindleのサイトで最近のベストセラーを探してみても、欠けているものはじつに多く、期待しているとがっかりする。価格も古本のほうが安い。読者にとってKindleで間違いなくいいのは、カタログにあるものを、その場でダウンロードできるという「体験」のほうで、「価格」のみを見て読者を見ない出版社は頑迷固陋というしかない。</li>
</ul>
<h3>プロクルステスの寝台と化した日本の出版流通</h3>
<p style="padding-left: 30px;"><img class="alignright size-full wp-image-610" title="procrustes07" src="http://www.ebook2forum.com/wp-content/uploads/procrustes07.gif" alt="procrustes07" width="175" height="210" />出版社ははたして「自由を謳歌」してきたのだろうか。寡占状態にある取次会社に出資している大手・老舗出版社には、そう考えている人もいるかもしれない。しかし、外から見るとむしろ「<a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%97%E3%83%AD%E3%82%AF%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%82%B9%E3%83%86%E3%83%BC%E3%82%B9" target="_blank">プロクルステスの寝台</a>」を連想させる。定価と在庫の寝台に合わず、哀れ断裁機にかけられる返本の山が、生産の半分にも達するというのに、あるいは優秀な編集者と貴重な書籍の版権を有しながら、次々倒産リストに入りする中小出版社が増えることに胸を痛ませない人はいないと思いたい。</p>
<p style="padding-left: 30px;">電子書籍は、印刷しない本であり、著者や版元の交渉で自由に価格や取引条件を決め、在庫なしでいつまでも売れる本である。無駄に木を切ることもない。エネルギーを浪費することも少ない。電子書籍を選択肢として持つことで、出版社は絶版本をいつまでもカタログに置いておくこともできる。刷り部数の読めない本を、市場に出してから「適正な」価格を探ることもできる。流通はもちろん自由に選べるから、直売から共同販売、独占販売などどんな形態を組合せることもできる。電子書籍により、普通の出版社、あるいは著者も「自由を謳歌」できる、と考えても悪くないのではないか。アマゾンはタフだ。しかし「寝台」に合わせて切り刻んだりはしない。逃げることもできる。</p>
<p style="padding-left: 30px;"><img class="alignleft size-full wp-image-611" title="teseo_procuste" src="http://www.ebook2forum.com/wp-content/uploads/teseo_procuste.png" alt="teseo_procuste" width="200" height="150" />出版業の成立以来、流通は出版社にとってつねに最大の問題だった。書店から売上を回収し、版元の手に渡るまで、というのは一見するほど簡単ではないのである。日本的取次システムと再販制度は、そうした意味で非常に精巧に出来たものであり、汚名を着せられた「談合」とともに、日本的商秩序とエコシステムの中心であったと思う。しかしそれが出版社を、そして出版文化を守ってきた時代はすでに終わった。「プロクルステスの寝台」を守ることで出版を殺すことはばかげている。（12/03/2009)</p>
]]></content:encoded>
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		</item>
		<item>
		<title>リブリエのビジネスはなぜ失敗したか？</title>
		<link>http://www.ebook2forum.com/2009/11/failure-of-sony-librie-business-model/</link>
		<comments>http://www.ebook2forum.com/2009/11/failure-of-sony-librie-business-model/#comments</comments>
		<pubDate>Fri, 20 Nov 2009 04:32:41 +0000</pubDate>
		<dc:creator>Editor</dc:creator>
				<category><![CDATA[Book Industries]]></category>
		<category><![CDATA[Content Business]]></category>
		<category><![CDATA[LIBRIe]]></category>
		<category><![CDATA[ソニー]]></category>
		<category><![CDATA[ビジネスモデル]]></category>
		<category><![CDATA[出版流通]]></category>

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		<description><![CDATA[DIAMOND 連載で、キンドルに対比されるソニー・リブリエのビジネスモデルの失敗について、村瀬拓男氏が分析。「既存の出版ビジネスと抵触させない、という売り手側の事情が透けて見えており、それを敏感な消費者が嫌った（…のか [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p><img class="alignleft size-full wp-image-526" title="librie2" src="http://www.ebook2forum.com/wp-content/uploads/librie2.jpg" alt="librie2" width="121" height="181" />DIAMOND 連載で、キンドルに対比されるソニー・リブリエのビジネスモデルの失敗について、村瀬拓男氏が分析。「既存の出版ビジネスと抵触させない、という売り手側の事情が透けて見えており、それを敏感な消費者が嫌った（…のかも）」とコメントしている。Google和解修正案への評価ともども必読。<span id="more-525"></span></p>
<p style="padding-left: 30px;">「<a href="http://diamond.jp/series/kill_book/10005/" target="_blank">『キンドル』vs.紙の書籍―日本の出版社で出来なかった事業モデル</a>」　by 村瀬拓男、DIAMONDonline、11/20/2009〔「インターネットは本を殺すのか」連載第5回〕</p>
<h4 style="padding-left: 30px;">参考</h4>
<p style="padding-left: 30px;"><a href="http://d.hatena.ne.jp/mkusunok/20091103/ebook" target="_blank">「LIBRIeとKindle」 </a>by 楠 正憲、雑種路線でいこう（ブログ）、11/03/2009</p>
<p style="padding-left: 30px;"><a href="http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0911/01/news004.html" target="_blank">「ソニーのLIBRIeはなぜ“日本のKindle”になれなかったのか」</a>、ITmedia、11/02/2009</p>
<div id="_mcePaste" style="overflow: hidden; position: absolute; left: -10000px; top: 0px; width: 1px; height: 1px;">
<h2>「キンドル」vs.紙の書籍<br />
―日本の出版社で出来なかった事業モデル</h2>
</div>
]]></content:encoded>
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		</item>
		<item>
		<title>出版流通問題を語る〔マガジンポット〕</title>
		<link>http://www.ebook2forum.com/2009/10/book-distribution-japan/</link>
		<comments>http://www.ebook2forum.com/2009/10/book-distribution-japan/#comments</comments>
		<pubDate>Fri, 16 Oct 2009 16:19:38 +0000</pubDate>
		<dc:creator>Editor</dc:creator>
				<category><![CDATA[Book Industries]]></category>
		<category><![CDATA[Content Business]]></category>
		<category><![CDATA[Docs & Links]]></category>
		<category><![CDATA[Japanese]]></category>
		<category><![CDATA[ビジネスモデル]]></category>
		<category><![CDATA[再販制度]]></category>
		<category><![CDATA[出版流通]]></category>
		<category><![CDATA[書店]]></category>

		<guid isPermaLink="false">http://www.ebook2forum.com/?p=362</guid>
		<description><![CDATA[ポット出版のサイト〔マガジンポット〕の＜談話室・沢辺＞は、社長の沢辺 均氏が聞きたいこと、知りたいことを、専門家に直接ぶつける対談コーナー。10月はフリーライターの永江 朗氏をゲストに、３回にわたり、電子化の波が押し寄せ [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p><a href="http://www.pot.co.jp/" target="_blank">ポット出版</a>のサイト〔マガジンポット〕の<a href="http://www.pot.co.jp/danwashitsu/" target="_blank">＜談話室・沢辺＞</a>は、社長の沢辺 均氏が聞きたいこと、知りたいことを、専門家に直接ぶつける対談コーナー。10月はフリーライターの永江 朗氏をゲストに、３回にわたり、電子化の波が押し寄せる中での出版流通と出版のビジネスモデルの問題を、「大きい声では言えない」再販制度も含めて論じている。<span id="more-362"></span></p>
<p style="padding-left: 30px;">〔マガジンポット〕＜談話室・沢辺＞<br />
10/02/2009<br />
ゲスト：永江朗　<a href="http://www.pot.co.jp/danwashitsu/20091002_114110493914439.html" target="_blank"><strong>第1回「重要なのは再販制度、じゃない」</strong></a><br />
● 再販制は、あってもなくてもどっちでもいい<br />
● 書店の自由のつくりかた<br />
● 悪いのは出版界の制度?<br />
● 本が読者に届くなら、今の制度はなくなってもいい</p>
<p>10/09/2009<br />
ゲスト：永江朗　<a href="http://www.pot.co.jp/danwashitsu/20091009_161959493914551.html" target="_blank"><strong>第2回「今の出版界でも出来ること」</strong></a><br />
● 本のニセ金化は、もう続かない<br />
● 応援したい書店をえこひいきする方法<br />
● 「直取り＞取次ルート」の可能性は?</p>
<p>10/16/2009<br />
ゲスト：永江朗　<a href="http://www.pot.co.jp/danwashitsu/20091009_161959493914551.html" target="_blank"><strong>第3回『紙の本の値段、電子書籍の値段』</strong></a> （最終回）<br />
● 出版社には、書店の利益を確保する義務がある（少なくとも現状では）<br />
● 『本の現場』を電子書籍にしよう</p>
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