ジョブズの遺産とiBooks新戦略をめぐる7つの問い

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iBooks Authorを中心としたアップルのiBooks 2戦略は、2つの面を持っている。今日の教育に不可欠なマルチメディア・コンテンツを作り、出版する武器を万人に開放するという啓蒙的側面と、出版はiBookstor [...]

EPUB戦記(9):市場の要求とタイムリミット

turning point

前回述べたように、コンソーシアムの標準は「市場」の動き出すのを待たず、その1年以上前から(ニーズが把握できた時点で)着手されるものだ。遅すぎれば市場に出てくる製品やサービスに無視され、早すぎれば技術的環境が変わってしまう [...]

EPUB戦記(8):標準というゲームのルール

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筆者はOMGという国際標準化団体に関わっていたので、そこでの活動の表と裏を見る機会があり、多くを学ぶことが出来た。いちばん感銘を受けたことは、激論やごり押しや根回しといった(どこにでも見られる)風景だけではない、高い知性 [...]

EPUB戦記(7):世界標準に縦組という奇跡

CSS

EPUBは、W3Cの3標準(HTML、CSS、SVG)をベースとしているので、それらにない機能は入らない。ないものは間に合うように大急ぎでつくるしかない。それに日本と台湾でしか使われていない機能を世界標準に盛り込ませるに [...]

EPUB戦記(6):国際標準化の舞台

ISO

EPUB3標準に縦組仕様を盛込むプロジェクトの成功のドキュメントについて、できるだけわかりやすく描くのが筆者のミッションである。中心的な役割を果たした人々の話を順次紹介していきたいが、内容は簡単にまとめられるものではない [...]

E-Book再考(2):フォーマットは組版だけでない

engineering

前回、E-Bookはコンテンツとデバイス-クラウドを連携させる一連のサービス・システムとして成立すると述べた。これを出発点として、今回は昨年来大きな話題となってきた「フォーマット」問題を考えていきたい。ここでは日本語組版 [...]

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EBook2 Magazine (Vol.2, No.4, 10/13) +Review

breakthrough

汗水流した人には不謹慎な言い方だが、出版業界にとってEPUB 3はまったくの僥倖だった。本来こうした標準は、最大の受益者でユーザーである出版関係者が自分たちの要求を集め、整理するところまでは参加するのがスジなのだが、日本 [...]

EBook2 Magazine (Vol.2, No.3, 10/06) +Review

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Kindle Fireが登場した先週に比べ、静かな1週間だと思っていたら、「ジョブズの死」という衝撃が待ち受けていた。アップルに復帰して以来の鬼神のような姿 に、先が長くないことを感じていたが、やはり重い。20世紀にはこ [...]

EBook2 Magazine (Vol.2, No.1, 9/22) +Review

space station

「電子書籍の世界規格上陸、国内出版界は正念場」という新聞の見出しで驚いたのだが、EPUBは日本の市場のニーズを反映すべく、日本のメンバーによって策定されたもので、外国勢力の日本攻略の武器として「上陸」するものではないし、 [...]

[寄稿]EPUBの制作現場のいま/佐々木康彦

Baker

日本語仕様を含むePUB3の正式発表が迫ってきた。これが今後のE-Bookの方向を決める歴史的な一歩であることは間違いないが、標準によってすぐに実装の現場が変わるわけではない。日本での普及はどのように進むか、現在有効なツ [...]