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	<title>EBook2.0 Forum &#187; EPUB</title>
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		<title>「『日の丸電書フォーマット』とEPUB」記事追加</title>
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		<pubDate>Thu, 10 Jun 2010 16:55:55 +0000</pubDate>
		<dc:creator>Editor</dc:creator>
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		<description><![CDATA[6月9日に更新された三省懇談会の記事は、背景資料が公表されたので、10日に一部追加しました。(こちら)。
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			<content:encoded><![CDATA[<p>6月9日に更新された三省懇談会の記事は、背景資料が公表されたので、10日に一部追加しました。(<a href="http://www.ebook2forum.com/2010/06/j-format-vs-epub/" target="_self">こちら</a>)。</p>
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		<title>「日の丸電書フォーマット」とEPUB</title>
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		<pubDate>Wed, 09 Jun 2010 09:47:37 +0000</pubDate>
		<dc:creator>Editor</dc:creator>
				<category><![CDATA[Book Industries]]></category>
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		<category><![CDATA[三省懇談会]]></category>
		<category><![CDATA[電書協]]></category>

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		<description><![CDATA[三省合同の「官民」懇談会の技術WTで最初の非公開資料が6月2日の「第1次報告（案）（たたき台）」だった。8日の懇談会ではそれをもとに「電子出版日本語フォーマット統一規格会議（仮称）」の設置が決まった。年内に実証実験という [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p><a href="http://www.ebook2forum.com/wp-content/uploads/0000000141.gif"><img class="alignleft size-full wp-image-3320" style="margin-left: 0px; margin-right: 6px;" title="000000014" src="http://www.ebook2forum.com/wp-content/uploads/0000000141.gif" alt="" width="145" height="52" /></a>三省合同の「官民」<a href="http://www.soumu.go.jp/main_sosiki/kenkyu/shuppan/index.html" target="_blank">懇談会</a>の技術WTで最初の非公開資料が<a href="http://www.soumu.go.jp/main_sosiki/kenkyu/shuppan/30108.html" target="_blank">6月2日</a>の「第1次報告（案）（たたき台）」だった。<a href="http://www.soumu.go.jp/main_sosiki/kenkyu/shuppan/30638.html" target="_blank">8日の懇談会</a>ではそれをもとに「<span style="color: #0000ff;">電子出版日本語フォーマット統一規格会議</span>（仮称）」の設置が決まった。年内に実証実験ということは、仕様が固まっていないとできない。この進め方は、少なくともオープンな標準を普及させるプロセスとして適切ではないし、この際問題点を指摘しておきたい。情報が限られているので誤解もあると思うが、関係者にもぜひ電書協以外への「説明責任」を果たしていただきたい。(<span style="color: #ff0000;">＋6/10追記</span>）<span id="more-3315"></span></p>
<h4 style="padding-left: 30px;">はじめに：“E-Bookガラパゴス”を避けるために</h4>
<p style="padding-left: 30px;">三省「懇談会」は「電子書籍データのファイル形式統一」に向けて動き出した。腰の重い大手出版社をその気にさせる環境としては意義がある。しかし、懸念されることもある。懇談会は結局オープンなようでオープンでなかった。とくに技術仕様については、最初から電書協がパブリで採用している2つの<span style="color: #cc0000;">商用技術</span>をターゲットにしたとしか思われない。公的なお墨付きと「コンセンサス」の演出のために政府を使ったことは今後に問題を残すだろう。われわれとしては、後で政治的・国際的な非難の応酬にならないように、現実的な調整の可能性を考えてみたい。</p>
<p style="padding-left: 30px;">
<h3>「名ばかり標準」と使える「標準」：EPUBに背を向けるのか？</h3>
<p style="padding-left: 30px;">XMDFとドットブックは、日本語デジタルコンテンツを表示する上では優れた実装技術であり、国内での実績もある。しかし、当然のことながら国際的にはほとんど使われていないし、知られてもいない。電書協を中心とした出版社がこれらをもとにしたフォーマットを採用するのは自由だが、政府が関与するとすれば、次のような条件を忘れないでいただきたい。</p>
<ol>
<li> <span style="color: #cc0000;">国際的に普及している標準、既存技術との整合性を確保する</span></li>
<li><span style="color: #cc0000;">日本のコンテンツの海外展開、多国語コンテンツの展開の妨げにならない</span></li>
<li><span style="color: #cc0000;">多様で多機能なE-Book技術の発展への障壁にならない</span></li>
<li><span style="color: #cc0000;">EPUBなど他のフォーマットとの相互運用性を確保する</span></li>
</ol>
<p style="padding-left: 30px;">最後の条件は、新たなガラパゴス化を避けるために、ほとんど絶対的なものだ。オープンな標準はオープンなプロセスに基づくコンセンサスよって実現される。それには人間が関わることなので時間と手間がかかる。そのしくみは<a href="http://www.idpf.org/" target="_blank">IDPF</a>、<a href="http://www.w3.org/Consortium/Translation/Japanese.html" target="_blank">W3C</a>のような標準化コンソーシアムしか持っておらず、これらをスルーした「国際標準」は、産業の実態と離れた「名ばかり標準」となりやすい。</p>
<p style="padding-left: 30px;"><a href="http://webstore.iec.ch/Webstore/webstore.nsf/Artnum_PK/43123" target="_blank">IEC62448</a>（のAnnex B）は確かに正規の「国際標準」である。しかし、標準というものの実態を観察してみれば、世に標準はゴマンとあれど、使われて進化しているのは一握りで、あとは標準化作業の残骸に過ぎない。少数の専門家と圧倒的多数の非専門家が時間をかけて国連の機関で「採択」しても、使われないものは無意味である。IEC62448（のAnnex B）の拡張が提案されても、国際的な業界からは無視される可能性が高い。ちなみに62448にはAnnex Aというのもあり、こちらはソニーのBBeBでLIBRIeの副産物である。</p>
<p style="padding-left: 30px;">他方でデファクト標準には、グローバルな有力ベンダーと日本企業が参加しているIDPFの<a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/EPUB" target="_blank">EPUB</a>があり、まさに<span style="color: #cc0000;">日本語拡張仕様が、アジア言語の一部として策定されようとしている</span>。「懇談会」の技術資料が（アマゾンのプライベート仕様を除いて）最大のデファクトであるEPUBについて何の言及もしていないのは「奇怪」というほかなく、逆に強く意識していると思われても仕方がない。おそらく関係者は「EPUBに敵対するものではない」と強調されると思うが、それだけでは不十分で、<span style="color: #cc0000;">EPUBと協調する方法</span>を（もちろん英語で）明示し、現在開発中の<span style="color: #cc0000;">EPUB日本語拡張作業に参加</span>するくらいの姿勢が望まれる。言うまでもないが、これが国際性を主張するための基本である。縦組が価値を持つ言語は日本語だけではない。</p>
<p style="padding-left: 30px;">万が一にもないとは思うが、EPUBと争うことは有害無益だ。それは進化を続けるWeb（XHTML＋CSS)に背を向けることであり、日本語E-Bookの開発と運用に無用のコスト負担を生じさせる。日本の消費者は負担したくないだろうし、海外企業も同様だ。様々な欠点を持ちながらも、EPUBの巨大な利点は、Web技術との共有性であり、それが<span style="color: #cc0000;">出版社の自立性を高め、様々なサービスとの自由な連携を可能にする</span>。改善へのニーズがある限り、EPUBの問題はオープンに検討され克服されていくが、公表されている「官民一体フォーマット」には、そのための仕組みは考慮されているのだろうか。たとえば、<span style="color: #cc0000;">オープンソースのオーサリング環境</span>や、様々な<span style="color: #cc0000;">機能インタフェースを</span>利用する（国際的な）プロジェクトは考えられているのだろうか。優れた技術コンセプトを「日の丸」で縛ったTRONの失敗を教訓とすべきだろう。</p>
<p style="padding-left: 30px;">
<h3>「縦組・ルビ…」だけが必要なフォーマットではない</h3>
<p style="padding-left: 30px;">フォーマットには組版フォーマット以外にも様々なものがあり、生まれている。懇談会では「日本語組版」とくに縦組やルビなどが強調されているが、小説など「特定の日本語の本」をイメージしている印象がある。縦組・ルビを必要としないE-Bookにそうした機能は無用で、無用なものに余計なコストはかけたくない。例えば、政府刊行物を提供するフォーマットとして何が必要かを考えていただきたい。文部省の教科書には、数式、化学式や記号の表示が重要となる。本の中でのジャンプだけではなく、外部のWebサービスを利用したいコンテンツもある。そうした機能フォーマットの拡張が容易かどうかはフォーマットのライフサイクル価値を決定する。<span style="color: #cc0000;">グローバルなフォーマット</span>に日本語（やその他の）機能を追加するのと、<span style="color: #cc0000;">日本語フォーマット</span>をベースに拡張するのとではまったく別の作業になる。実装技術は進化するが、フォーマットを進化させるのは容易ではないからだ。</p>
<p style="padding-left: 30px;">シャープのXMDFは組版のほかにDRMの仕様も持っており、「統一フォーマット」のDRMもこの仕様を使うの<span style="color: #008000;">か</span>どうか不明だが、特定のDRMを強制することには問題が生じるだろう。サンプルや書誌情報の扱い、配信プラットフォームでのアクセス情報の管理なども課題となる。方法によっては、iPadやKindleを市場から締め出す動きとして問題にされる可能性もあるだろう。そうした問題を避けるためにこそ<span style="color: #cc0000;">オープンなプロセス</span>が生まれているのであり、これ以降の進め方は多くの問題を生んできた過去の教訓を生かしたものにしていただきたい。</p>
<p style="padding-left: 30px;">これからもWebコンテンツは増え続け、リッチになっていくだろう。EPUBは最も少ないコスト（多くは無料で）でそれを反映させることができる。「官民統一フォーマット」あるいは「電書協フォーマット」がEPUBと遠いものになれば、Webコンテンツの流入は制限されるだろう。むしろそのほうがよいという考えもあるのだろうが、それは「出版社コンテンツ」のほうの商品価値を下げるだけで意味がないと思う。この点は改めて検討したい。しつこく言いたいが、EPUBとの相互運用性に背を向けるならば、国内市場、関連市場に負担を与えることになる。閉じたフォーマットでは市場は守れない。日本のコンテンツも、E-BookやE-Readerビジネスも、世界に飛躍するしか生き残る方法はないし、それができない理由は（「世界の壁」という幻想以外に）何一つない。（鎌田、06/09/2010）</p>
<h3 style="padding-left: 30px;"><span style="color: #008000;">6/10追記：フォーマットに関するロードマップとガイドライン策定の必要</span></h3>
<p style="padding-left: 30px;">6月10日に資料が公開され、技術WTの報告案を読めるようになった。詳細は別途検討するが、資料を踏まえて昨日の本文記事に補足・訂正をしておきたい。</p>
<p style="padding-left: 30px;">報告案でEPUBへの対応に関する記述は次の個所にある。</p>
<blockquote><p><span style="color: #4169e1;">今後、第２．１章２）の日本語基本表現の中間（交換）フォーマットの統一規格の反映や、上述の</span><span style="color: #cc0000;">EPUB 等デファクト標準のファイルフォーマットとの変換に係る技術要件</span><span style="color: #4169e1;">も検討の上、国際規格IEC62448 の改定に向けた取組が重要であり、上述の「電子出版日本語フォーマット統一規格会議（仮称）」を活用しつつ、国際標準化活動を進め、こうした民間の取組について国が側面支援を行うことが適当である。</span></p></blockquote>
<p style="padding-left: 30px;">難解な表現だが、中間フォーマットではEPUBも反映され、XMDF／ドットブックとEPUBを含む「デファクト」との「中間」としてのフォーマットであると理解できる。したがって、この通りに進んでいくのであれば、問題は生じないようにも思える。しかし、EPUBの仕様策定プロセスに参加して仕様に反映させる活動を伴わなければ、あるいはその日本メンバーを支援するのでなければ具体的にはならないだろう。また「中間フォーマット」に過大な期待は禁物である。過去にCADなどでいくつもの「中間フォーマット」が開発されたが普及しなかった。エスペラントのようなもので、実装技術の独自性が強いと、そのまま使えない汎用フォーマットはユーザーのメリットが少なく、中途半端になるためだ。また有力な実装技術を持つベンダーは、当然自社の実装機能を優先する。RTFを使う人はどれだけいるだろう。またバージョンアップなど面倒な問題もある。組版に限っての「中間」ならばさほど難しくはないと思うが、これもチェックが必要だろう。</p>
<p style="padding-left: 30px;">筆者がすでに指摘しているように（下記関連記事参照）、E-Bookにおけるフォーマットの問題は（印刷本との直接的接点である）組版だけではなく、ほかにも広がっている（例えばメタデータ）。また組版にしても、数式や表組、化学式など、さらに複雑な問題も残されている（数式ではMathMLがあるが組版には普及していない）。「統一規格会議」は、当面の日本語組版を超えて、E-Bookのフォーマットに関する調査・研究を長期的に進めていただきたい。また政府はそのための十分な予算措置を講ずるべきであると思う。行政に対しては、具体的に以下を検討されることを提案したい。</p>
<ol>
<li>E-Bookのフォーマット問題に関する情報収集と調査研究</li>
<li>E-Bookフォーマットの開発・標準化に関するロードマップの策定</li>
<li>多国語E-Bookフォーマットに関する国際ガイドライン策定のイニシアティブ（国際標準化コンソーシアムの発議）</li>
</ol>
<p style="padding-left: 30px;">（以上、6/10に加筆）</p>
<p style="padding-left: 30px;">
<p style="padding-left: 30px;">
<h4>本誌関連記事</h4>
<p style="padding-left: 30px;"><a href="http://www.ebook2forum.com/2010/06/question-of-ebook-formats/" target="_blank">電書フォーマット記事問題への「弁明」</a> 06/09/2010</p>
<p style="padding-left: 30px;"><a title="E-Bookにとって標準とは (1)：意味と展開" href="../2010/04/2010/04/epub-jreq-announcement/">「E- Bookにとって標準とは (1)：意味と展開」</a> 04/08/2010</p>
<p style="padding-left: 30px;"><a rel="bookmark" href="../2010/04/epub-jreq-localization/">「E-Bookと標準 (2)：『日本』の標準とは」 04/12/2010</a></p>
<p style="padding-left: 30px;"><a title="EBook2.0ノート(7)：わが電子「活字文化」論" href="../2010/04/2010/04/eb2-note-7-literry-culture/">「EBook2.0 ノート(7)：わが電子『活字文化』論</a>」 04/10/2010</p>
<p style="padding-left: 30px;"><a href="../2010/03/ebook-standardization-challenge/" target="_blank">「ドキュメントとしてのE-Book標準化問題試論」</a> 03/23/2010</p>
<p style="padding-left: 30px;">
<h4>参考記事</h4>
<p style="padding-left: 30px;"><a href="http://bit.ly/d89mmu" target="_blank">「電子書籍の３省懇談会、日本語フォーマットなどの経過を公表」 </a>by 金子寛人、日経電子版、PC Online、6/10/2010</p>
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		</item>
		<item>
		<title>E-Bookと標準 (2)：｢日本」の標準とは</title>
		<link>http://www.ebook2forum.com/2010/04/epub-jreq-localization/</link>
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		<pubDate>Sun, 11 Apr 2010 15:02:34 +0000</pubDate>
		<dc:creator>Editor</dc:creator>
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		<description><![CDATA[前回は、E-BookフォーマットとしてのEPUBの位置（WebとE-Bookをつなぐ）と、それによる出版者にとってのメリットと可能性について述べた。もちろん、HTML系ということの短所もあり、これだけで十分というつもりは [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p><a href="http://www.ebook2forum.com/wp-content/uploads/epub.jpg"><img class="alignleft size-full wp-image-2278" style="margin-left: 0px; margin-right: 6px;" title="epub" src="http://www.ebook2forum.com/wp-content/uploads/epub.jpg" alt="" width="84" height="56" /></a>前回は、E-BookフォーマットとしてのEPUBの位置（WebとE-Bookをつなぐ）と、それによる出版者にとってのメリットと可能性について述べた。もちろん、HTML系ということの短所もあり、これだけで十分というつもりはない。しかし、今後の世界標準はEPUBを拡張する形で発展していくものが主流となる可能性が高いので、日本にとっての最大の課題は、ローカリゼーションによってEPUBを高度な日本語組版が可能なものに高めていくことにならざるを得ない。JEPAの要求仕様案は、そうした社会的要請に応えるものだ。組版の文化的・商業的意味ついては別に述べたので、ここでは誤解の多い「標準」の国際性と地域性をめぐる問題を取上げておきたい。<span id="more-2318"></span></p>
<h3>出来の良い組版標準の経済価値は莫大な利益をもたらす</h3>
<p style="padding-left: 30px;"><a href="http://www.ebook2forum.com/wp-content/uploads/Slide0130.gif"><img class="alignright size-medium wp-image-2325" style="margin-left: 6px; margin-right: 0px;" title="Slide0130" src="http://www.ebook2forum.com/wp-content/uploads/Slide0130-300x83.gif" alt="" width="240" height="66" /></a>Webを中心とした最近の国際標準は、グローバルな整合性を保ちながら言語や国への最適化を容易にする「<a href="http://www.w3.org/International/articles/css3-text/" target="_blank">ローカライゼーション</a>」が盛り込めるようになっている（これを<a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9B%BD%E9%9A%9B%E5%8C%96%E3%81%A8%E5%9C%B0%E5%9F%9F%E5%8C%96" target="_blank">i18n/L10N</a>。合わせてGlobalization (G11N)と称する)。中国語やハングル、アラビア語、ヘブライ語などのユニークな文字／文字組みを可能にするローカリゼーションが行われており、これによって文字コミュニケーションの生産性は、ない場合と比べて少なくともふた桁は上がっているはずだ。これは多国語のマニュアルなどを扱う場合だけではない。国際間、異言語間の文字コミュニケーションがスムーズに行われるかどうかは、国際競争力、文化的な発信力（いわゆるソフトパワー）に直結する。</p>
<p style="padding-left: 30px;">ユニバーサルな機能に関するi18nに貢献／協力するのは、技術と市場のニーズが分かった少数の専門家を派遣すればすむが、これでは日本語が“通る”という最低水準で、そのままでは商業的に使い物にならないことが多い（それだけを見て「日本語が尊重されていない」とか「インターネットは英語に有利にできている」といった被害妄想が語られたりもする）。L10Nは必ず必要になるが、日本の場合は行政や各種業界、マスコミ、政治家あるいは“有識者”など、情報技術からかなり遠い人の合意やご裁断を得る必要がでてくるので、これは大仕事となる。日本の技術者は、その実力に比べてコミュニケーション能力が高くないから、相手の（社会的地位と無知の）レベルによっては沈黙させられることが少なくない。その結果どうなってきたか。</p>
<p style="padding-left: 30px;">最悪の場合は、i18nを無視した日本の独自標準（仕様というより実装方法に近い）の開発に予算がつき、L10Nはボランティア扱いされたり「白い目」で見られることすらある。ITに関する限り、20年前に比べれば改善されているが、ITとローカルな非IT産業（たとえば出版）にまたがる標準では、“ITリテラシー”の低い人が関わることが多いので、社会的ニーズの高さに反比例して、L10Nは一部の企業（例えばかつてのジャストシステム）や、多国籍企業、あるいは企業の支援すら受けていない有志に任せられてきた。<a href="http://www.w3.org/International/" target="_blank">W3C</a>の日本コミュニティで継続されてきたWebの日本語仕様標準化作業がEPUBを契機としてJEPAという定位置を得たことは、まだスタートラインとはいえ、日本のためにはかなり幸運であったと思われる。</p>
<p style="padding-left: 30px;">しかし、ひと昔前のインターネット被害妄想は“活字文化人”の間にまだ残っているので要注意だ。とくにマスコミで喧伝される「日本独自」の標準が、日本でしか（いや日本でもまともに）通用しないばかりか、国際標準（i18n/L10N）の枠組みからの離脱を意味する場合には、何としてでも諌止する必要がある。簡単に言えば、i18n/L10Nの枠組みを守った日本語仕様は日本のためになるが、i18Nを外した独自仕様は、日本の情報産業（ひいては社会全体）に壊滅的打撃を与えると言っても過言ではない。上述したように、言語コミュニケーション、言語間コミュニケーションの生産性は、言語文化にとってはニュートラルかもしれないが、ビジネスでは決定的なマイナスとなる。</p>
<p style="padding-left: 30px;"><a href="http://www.ebook2forum.com/wp-content/uploads/Slide0080.gif"><img class="size-full wp-image-2326 alignleft" style="margin-left: 0px; margin-right: 6px;" title="Slide0080" src="http://www.ebook2forum.com/wp-content/uploads/Slide0080.gif" alt="" width="235" height="121" /></a>EPUBの「日本語仕様」は、日本語E-Bookの品質を高め、あるいは高品質の日本語コンテンツを安く提供することを可能にする。またこれはWebでの日本語表示の品質向上と直結している。なぜなら活字は組まれて初めて意味を持った情報となり、文字の情報としての商品価値は見かけ（＝組版の品質）で決まるからだ。素材に関わらず、文字組みの品質が悪ければ売り物にするのは難しい。結果的に、価値の高いコンテンツは電子化されない口実にもなる。それが現状だから、日本語標準の経済効果、文化的意義は非常に大きい。怪しげな「経済波及効果」を持ち出すまでもないだろう。もちろん総務省が心配しているという「中小出版社」への支援にもなることはいうまでもない。来年度予算に盛り込むべきだろう。（鎌田、04/11/2010）</p>
<h4 style="padding-left: 30px;">本誌関連記事</h4>
<p style="padding-left: 30px;"><a title="E-Bookにとって標準とは (1)：意味と展開" href="../2010/04/epub-jreq-announcement/">E-Bookにとって標準とは (1)：意味と展開</a> 04/11/2010</p>
<p style="padding-left: 30px;"><a title="EBook2.0ノート(7)：わが電子「活字文化」論" href="../2010/04/eb2-note-7-literry-culture/">EBook2.0ノート(7)：わが電子「活字文化」論</a> 04/10/2010</p>
<p style="padding-left: 30px;"><a href="http://www.ebook2forum.com/2010/03/ebook-standardization-challenge/" target="_blank">「ドキュメントとしてのE-Book標準化問題試論」</a> 03/23/2010</p>
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		<title>EBook2.0ノート(7)：わが電子「活字文化」論</title>
		<link>http://www.ebook2forum.com/2010/04/eb2-note-7-literry-culture/</link>
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		<pubDate>Sat, 10 Apr 2010 09:14:16 +0000</pubDate>
		<dc:creator>Editor</dc:creator>
				<category><![CDATA[Editors' Note]]></category>
		<category><![CDATA[Log Book]]></category>
		<category><![CDATA[EPUB]]></category>
		<category><![CDATA[日本語組版]]></category>

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		<description><![CDATA[先日の「EPUB説明会」で、文字とその文化性について、あらためていろいろなことを考えさせられた。フローとしての文字列とページに固着した文字の違いがもたらす断絶である。技術ともビジネスとも関わるが、中心的テーマは日本の文字 [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p><a href="http://www.ebook2forum.com/wp-content/uploads/Aldus.jpg"><img class="alignleft size-full wp-image-2299" style="margin-left: 0px; margin-right: 6px;" title="Aldus" src="http://www.ebook2forum.com/wp-content/uploads/Aldus.jpg" alt="" width="104" height="104" /></a>先日の「EPUB説明会」で、文字とその文化性について、あらためていろいろなことを考えさせられた。フローとしての文字列とページに固着した文字の違いがもたらす断絶である。技術ともビジネスとも関わるが、中心的テーマは日本の文字文化となる。しかし感慨にふける暇はない。出版は読者にとっての価値を保証できなければ成功せず、技術は困難な課題を解決することがビジネスになる。<a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A8%E3%83%8F%E3%83%8D%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%82%B0%E3%83%BC%E3%83%86%E3%83%B3%E3%83%99%E3%83%AB%E3%82%AF" target="_blank">ヨハネス・グーテンベルク</a>の「可動活字」を商業印刷と出版に結びつけたのは、その半世紀ほど後に生まれたヴェネツィアの<a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%83%89%E3%82%A5%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%83%9E%E3%83%8C%E3%83%86%E3%82%A3%E3%82%A6%E3%82%B9" target="_blank">アルドゥス・マヌティウス</a>(図)だった。われわれはまだ、可動電子文字を制するデジタル時代のアルドゥスを得ていない。<span id="more-2294"></span></p>
<h3>新しい活字文化を創造するE-Book編集製作技術は揺籃期にある</h3>
<p style="padding-left: 30px;"><a href="http://www.ebook2forum.com/wp-content/uploads/Hypne2pg.jpg"><img class="alignright size-medium wp-image-2303" style="margin-left: 6px; margin-right: 0px;" title="Hypne2pg" src="http://www.ebook2forum.com/wp-content/uploads/Hypne2pg-300x239.jpg" alt="" width="240" height="191" /></a>これまで人は安易に「活字文化」と言うわりに、その中身については考えてこなかったようだ。余談だが、だいたい「文化」は安易に使われるすぎる。マグロが日本の「食文化」というマスコミより「浮気は文化」の石田純一氏のほうがよほど厳密に使っている。「xは文化である」という議論を持ち出すなら、xの文化性について、5W1Hの一端でも明確にしないと異文化圏の人間には通じない。異文化の人間に説明できず、理解されないなら、それは「文化」ではない。（写真は、アルドゥスの工房が1499年に印刷した<a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%92%E3%83%A5%E3%83%97%E3%83%8D%E3%83%AD%E3%83%88%E3%83%9E%E3%82%AD%E3%82%A2%E3%83%BB%E3%83%9D%E3%83%AA%E3%83%95%E3%82%A3%E3%83%AA" target="_blank">『ヒュプネロトマキア・ポリフィリ』</a>）</p>
<p style="padding-left: 30px;">活字のデザインも、文字組みも、ブックデザインも、一部の編集者とデザイナー、印刷関係者しか意識されてこなかった。活字コミュニケーションがどのような性格を持ち、どのような役割を歴史的に担ってきたのかを知っている人も少ない。いま「活字文化」を語る人の多くは、じつは旧来の「活字商売」を気にしているのではないだろうか。もちろん、商売は重要だ。考えてみれば、筆者も細々とその商いを続けてきた。「活字」を扱う技術基盤が大きく変わり、それによって「活字」に関わるすべての商売（それどころか世の中のすべて）に大きな影響が及んでいる時に、文化にも影響が及ぶのは当然だ。われわれは<span style="color: #cc0000;">何が護るべき文化的価値であり、何が新しい商業的価値であるか</span>を明確にしないと、この変化の時代に能動的に関わることはできない。</p>
<p style="padding-left: 30px;">そもそも「活字」は機械技術とともに始まった。それはテクノロジーを基盤とした複製技術だ。テクノロジーというものは道具と人間の関係で成り立つ。機械技術は進化し、1970年代から徐々に電子技術に交替していった。「機械あれば必ず機事あり。機事あれば必ず機心あり」(荘子)というわけで、その過程でマンガやグラフィックを主体とする印刷物が増加し、「活字」の地位は低下した。出版・印刷業界にとってよい時代だった。この時「活字文化」の衰退を憂えたのは「文化人＝活字人」であって、当時すでに権威を低下させていたのであまり顧みられなかった。そしてバブルが崩壊し、さらに出版・印刷業界が構造的不況を迎え、Webが迫ってきた21世紀に入って<a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%96%87%E5%AD%97%E3%83%BB%E6%B4%BB%E5%AD%97%E6%96%87%E5%8C%96%E6%8C%AF%E8%88%88%E6%B3%95" target="_blank">「文字・活字文化振興法</a>」(2005年)などという法律（知ってました？）が出来たのだった。「<a href="http://members.jcom.home.ne.jp/diereichsflotte/LaoChuang/OutBigPrincipe.html" target="_blank">大道廃れて仁義あり</a>」(老子)か。やれやれ。</p>
<h3>文字組み：仮想ページの設計と実装</h3>
<p style="padding-left: 30px;">Webが<span style="color: #cc0000;">活字コミュニケーションの価格崩壊</span>を起こしたことで、やっと活字を読んだり、字を書く習慣が復活し始めた喜ぶべき時代に、「活字文化」が語られるようになったのは悪いことではない。筆者は先月、約30回にわたって7万字あまりを書き、本誌に載せた。毎日千人あまりの方に読まれいる。組版と印刷にお金をかけ、郵送で送っていたら数100万円はかかっているはずだが、これがほとんどタダで出来た。20年前にも同じくらい書いていたが、2種類のニューズレターを印刷し、隔週で計300人くらいに発送するのに数10万円かけていた。もっとも本誌は無料だが、キャッシングの方法を後で考えるのがWeb時代の流儀ということになっている。読んでくれる人がいる限り、読者は無情ではないだろう。わが「活字文化」はかくも発展している。だが電子活字には課題が山ほどある。</p>
<p style="padding-left: 30px;"><a href="http://www.ebook2forum.com/wp-content/uploads/souseki.jpg"><img class="size-full wp-image-2301 alignleft" style="margin-left: 0px; margin-right: 6px;" title="souseki" src="http://www.ebook2forum.com/wp-content/uploads/souseki.jpg" alt="" width="243" height="286" /></a>建築が「機能・構造・美」の空間的総合を目ざすように、活字のデザインも、文字情報における「機能・構造・美」を目ざしている。だがそれはページやスクリーン上で見える2次元的空間だけでなく、それと人間の頭の中の<span style="color: #cc0000;">知識空間</span>との両方に関わっている。これに社会化された<span style="color: #cc0000;">心の空間</span>というものも考えるべきだと思うが、現在の筆者には扱いきれない。例をあげよう。先日の「EPUB説明会」でのこと、フォーマット機能のデモに<a href="http://aozoracloud.cloudapp.net/" target="_blank">青空文庫に収められた</a>夏目漱石作品（『夢十夜』）が使われていた。それが「横2段組」で出力されているのを見て仰天した。文学作品が、まるで論文のように見えている。正直、気分が悪くなった。デジタルが嫌いな人の気持ちがわかった。どういうことか。（「横組文学」の例。アドビの<a href="http://www.adobe.com/jp/products/digitaleditions/" target="_blank">Digital Editions</a>をビューワとして見たもの。）</p>
<p style="padding-left: 30px;">コンテンツには、それに相応しいデザインが必要だ。<span style="color: #cc0000;">それを外すと時に文化的コンテクストの解体につながる</span>。夏目漱石は、活版の本や雑誌、新聞小説のために書いた。それらは画家にとっての画材、音楽家にとっての楽器である。書き手は表現される空間を想定して仕事をする。それは文体にも影響する。近代日本語は、明治の活版印刷文化とともに生まれたと言って過言ではない（ボロが出るのでこれ以上は言いません）。演奏家が作曲当時の楽器の響き、調律法と奏法に無神経であってはならないように、<span style="color: #cc0000;"><span style="color: #333333;">編集者は</span>作家の知識空間と心的空間を活字空間にマッピングするソリューション<span style="color: #333333;">を知っていなければならない</span></span>。少なくともデザイナーと相談して、最適な方法を発見しなければならない。それが「活字文化」を担う者の責任だ。</p>
<p style="padding-left: 30px;">現在のE-Bookには、まだ編集者の「手」が入っていないものが多い。繊細な神経が感じられない。編集者がいかにこれを扱いかねているか、いかに重大な仕事を他人任せにしているかがよく分かる。だから「中抜き」などということを口にするのだ。EPUBによる（つまりWeb的技術に依存した）E-Bookには、ページを絶対空間とした伝統的な活字技術（PDFもその範疇に入る）と根本的な違いがある。文字や図版は「スタイル」に従って「画面」の中をフローとして流れる。文字の大きさや書体を自在に変えたりできるし、画面をページのように見せることもできるが、それはそう見えるだけだ。悪くすると、ページというしっかりした地面がなく、空中を浮遊するような感じとなる。行末はガタガタで、線や面（グレイスペース）の美しさが微塵もないものが多い。</p>
<p style="padding-left: 30px;">日本のWebデザインにおける文字組みの未発達、スクリーン・フォントやHTMLにおける日本語組版の未熟が原因でもあるが、解決にはかなりのコストと時間がかかる。誤解を避けるために言っておくと、日本語組版は、間違いなく<span style="color: #cc0000;">世界で最も複雑</span>でルール化が困難なものだ。これをHTMLで実現可能にするために奮闘している村田 真さんやJEPAの関係者の努力には頭が下がる。「活字文化」振興予算はイベントやパーティではなく、こういう仕事に使え、と言いたい。彼らが困難な仕事取組むのは、それだけの価値があると信じるからだ。たしかに価値がある。<span style="color: #cc0000;">日本の「活字文化」のメタデータ</span>がそこにあるからだ。これを自在に駆使できるようになった時、われわれは世界に誇れる価値を証明できる。</p>
<p style="padding-left: 30px;">とはいえ、著者が許可したものを除いて、文学作品の横組は原則禁止したほうがいい。EPUBのデモに文学作品を使う時には、<span style="color: #cc0000;">「仮想ページ」の設計</span>という問題をクリアしてからにしてほしい。技術者がエレキでベートーヴェンを試演するのは危険だからやめたほうがいい。デジタルになったからといって文字組版が簡単になったわけではない。筆者は見ていないが、青空文庫の iPhone版は、夏目漱石をりっぱに再現しているそうだ。本を読む人間の言うことだから信用できる。とくに新聞小説として書かれたものほどしっくりする、というのも面白い。</p>
<p style="padding-left: 30px;">日本語を表現する空間としてE-Bookはまだ荒野、あるいはWild Westのような状態だ。だからこそ挑戦のしがいがある。本物の活字文化の奥深さを知る人にできるだけ多く参加してもらい、文明の光をもたらしていただきたい。（鎌田、04/10/2010）</p>
<p style="padding-left: 30px;">
<h4 style="padding-left: 30px;">シリーズ記事</h4>
<ul>
<li><a href="../2010/03/2010/03/2010/03/2010/03/2010/02/eb2-project-seminar-no1/" target="_self">E-Book研究講座 第一回セミナー「出版とは何か」</a></li>
<li><a href="../2010/03/2010/03/2010/03/2010/03/2010/03/eb2-note-1-contex/" target="_self">EBook 2.0ノート (1)：「元年」のコンテクスト</a> 3/8/2010</li>
<li><a title="EBook 2.0ノート (2)：味方にするために" href="../2010/03/2010/03/2010/03/2010/03/2010/03/eb2-note-2-objective/">EBook      2.0ノート (2)：味方にするために   3/15/2010</a></li>
<li><a href="../2010/03/2010/03/2010/03/2010/03/eb2-note-3-think_media/" target="_self">EBook2.0ノート (3)：「考えるメディア」　3/17/2010</a></li>
<li><a href="../2010/03/2010/03/2010/03/eb2-note-4-socio_media/" target="_self">E-Book2.0ノート (4)：メディア進化仮説  3/17/2010</a></li>
<li><a href="../2010/03/eb2-note-5-japan-problem/" target="_blank">EBook2.0ノート5：｢日本｣問題をどう考える？ 3/18/2010 </a></li>
<li><a href="../2010/03/eb2-note-6-author-publisher-copyright/" target="_blank">EBook2.0ノート(6)：著作権・著者・出版者　3/19/2010</a></li>
<li>E-Book2.0ノート(7)：わが電子「活字文化」論　04/10/2010 （本稿）</li>
</ul>
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		<title>E-Bookにとって標準とは (1)：意味と展開</title>
		<link>http://www.ebook2forum.com/2010/04/epub-jreq-announcement/</link>
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		<pubDate>Thu, 08 Apr 2010 08:58:54 +0000</pubDate>
		<dc:creator>Editor</dc:creator>
				<category><![CDATA[Technologies]]></category>
		<category><![CDATA[e-Reader]]></category>
		<category><![CDATA[E-Book]]></category>
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		<description><![CDATA[日本電子出版協会（JEPA）は4月7日、東京・神田で「EPUB説明会」を開催し、昨年秋からメンバーとなっているIDPFに提出する「日本語要求仕様案」の概要と実装、応用例を紹介した。この種のイベントとしてはかなり密度が濃い [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p><a href="http://www.jepa.or.jp/" target="_blank"></a><a href="http://www.ebook2forum.com/wp-content/uploads/epub.jpg"><img class="alignleft size-full wp-image-2278" title="epub" src="http://www.ebook2forum.com/wp-content/uploads/epub.jpg" alt="" width="82" height="56" /></a>日本電子出版協会（JEPA）は4月7日、東京・神田で「<a href="http://www.jepa.or.jp/seminar/seminar.php?id=153" target="_blank">EPUB説明会</a>」を開催し、昨年秋からメンバーとなっている<a href="http://www.idpf.org/" target="_blank">IDPF</a>に提出する「<a href="http://www.jepa.or.jp/press_release/epub_jp_pressrelease.html" target="_blank">日本語要求仕様案</a>」の概要と実装、応用例を紹介した。この種のイベントとしてはかなり密度が濃い内容で、今後の日本での<a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/EPUB" target="_blank">EPUB</a>というよりはE-Bookの展開にとって重要な意味を持つものなので、今日から数回に分けて紹介し、コメントしていきたい。発表資料は<a href="http://www.jepa.or.jp/material/" target="_blank">こちら</a>で公開されているので、関心のある方はぜひ読んでおかれることをお勧めする。<span id="more-2273"></span></p>
<h3>純正Web系E-Bookフォーマットの利点：CMSの連携</h3>
<p style="padding-left: 30px;"><a href="http://www.ebook2forum.com/wp-content/uploads/jepa2.gif"><img class="alignleft size-full wp-image-2281" style="margin-left: 0px; margin-right: 6px;" title="jepa2" src="http://www.ebook2forum.com/wp-content/uploads/jepa2.gif" alt="" width="57" height="56" /></a>JEPAのEPUB日本語要求仕様の説明会はじつに約250の参加を得て、会場は満席となった。参加者は出版、印刷、IT関係とかなり多彩で、たしかに「E-Book元年」を実感させるものだ。２，３ヵ月前でも（この渋いテーマに）これほど人は集まらなかったろう。国際的にみても、EPUBへの関心が急激に高まったのは、今年の1月以降のことらしい。しかし、一躍脚光を浴びたといっても、EPUBそのものは新技術でも何でもなく、裏も表もない。逆にどんな内容になるのかがが注目された。</p>
<p style="padding-left: 30px;"><a href="http://www.ebook2forum.com/wp-content/uploads/idpflogo_index_web.gif"><img class="alignright size-full wp-image-2277" style="margin-left: 6px; margin-right: 0px;" title="idpflogo_index_web" src="http://www.ebook2forum.com/wp-content/uploads/idpflogo_index_web.gif" alt="" width="151" height="68" /></a>EPUBは国際デジタルパブリッシングフォーラム (IDPF)が策定している<a href="http://wiki.mobileread.com/wiki/E-book_formats#eBooks_Formats" target="_blank">E-Bookフォーマット</a>仕様で、この世界では最も普及している標準である（IDPFを「米国」の標準化団体として紹介するのは間違い。れっきとした「国際」団体で、JEPAもメンバーだ）。これはサポートしているベンダーの数でみたもので、E-Bookのほうからみると アマゾン Kindleの独自フォーマットである<a href="http://wiki.mobileread.com/wiki/AZW" target="_blank">AZW</a>がまだ圧倒的に多い。AZWは、モバイルリーダ用の <a href="http://wiki.mobileread.com/wiki/DOC#PalmDOC" target="_blank">PalmDOC</a>に由来する<a href="http://wiki.mobileread.com/wiki/MOBI" target="_blank">MOBI</a>に<a href="http://wiki.mobileread.com/wiki/DRM" target="_blank">DRM</a>を付けたものだ。ただEPUBとAZWの違いもたいしたものではなく、IDPFの交換形式である<a href="http://wiki.mobileread.com/wiki/Open_eBook" target="_blank">Open eBook</a>を経由してEPUBとも通じる。出版社として両方に対応することで生ずるオーバーヘッドは比較的小さい。もちろん、ユーザーとしては別仕様のE-Bookでは読めないので不便はある（これを<span style="color: #808080;">針小棒大</span>に言うのは、誤解か故意なので気をつけましょう）。</p>
<p style="padding-left: 30px;">標準がいいのは、なんといっても関連製品やサービスが展開しやすくなり、競争によって技術が進化し、市場を拡大させることだ。オープンな技術仕様としての標準は、機能に交換性を持たせるためのものなので、仕様にない独自機能を追加することも、逆に仕様にあっても省略することも自由だ。EPUBのいいところは、それがWebの標準である<a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/XHTML" target="_blank">XHTML</a>と<a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/Cascading_Style_Sheets" target="_blank">CSS</a>などに基づいていることだ。Webサイトと<a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%83%86%E3%83%B3%E3%83%84%E7%AE%A1%E7%90%86%E3%82%B7%E3%82%B9%E3%83%86%E3%83%A0" target="_blank">コンテンツ管理</a> (CMS)を連携させることができるし、Web技術者が使いやすく、ツールのサポートも得やすい。それが使う側でみたEPUBの最大のメリットといえる（逆にデメリットもある）。Webで出来ることはほぼ何でもできるが、Webでできないことはできないか、あるいはやりにくい。「ページ」という絶対的空間を予め規定しないので、スクリーンの仕様に柔軟に対応するが、コンテンツによってはデザイン的に崩れてしまう。コンテンツによっては慎重な取り扱いが必要となる。</p>
<p style="padding-left: 30px;">これからの出版の方向を考えた場合に、Webサーバやイントラネット／インターネットをコントロールセンターとし、<span style="color: #cc0000;">Webと印刷本と</span><span style="color: #cc0000;">E-BookのためのCMSをを連携</span>させ、並行して出していく使い方が考えられる。読者とのコミュニケーションをWeb（ブログやTwitter）で確保しながら、電子版の更新、印刷本の改訂、関連企画の立上げを行うわけだ。これは例えばわれわれのテーマである「E-Book」などの出版を進める上では不可欠だと思うが、様々な応用が可能となるだろう。とくに情報の陳腐化が生じやすい本では、そうすることで読者を維持拡大できるし、著者とのつながりも維持される。EPUBはコンテンツのフォーマット標準だが、これをコンテンツ管理に使うことで、そこから（出版社にとっての最大の資産である）著者、読者、関連情報のコンテクストの管理（リンクの更新）に展開するベースとなる。</p>
<p style="padding-left: 30px;">自動車が走るのに左右で優劣はないが、ルールがあることで自動車や道路のつくり方が決まってくる。標準じたいはつまらないものかもしれないが、ビジネスにおいては決定的に重要なのである。そうした意味で、EPUBは今後も長く付き合っていく重要な標準となるだろう。EPUBじたいはすでに国際標準で、日本語の文字を問題なく表示できる。十分実用に使えると言ってもいい。ただ、それが日本市場にとってどれだけ有効になるかは、これからご紹介する日本語標準仕様に関わってくる。（鎌田、04/08/2010）</p>
<h4 style="padding-left: 30px;">参考情報</h4>
<p style="padding-left: 30px;"><a href="http://plusd.itmedia.co.jp/pcuser/articles/1004/08/news020.html" target="_blank">「日本が電子書籍の波に乗るために――JEPAがEPUB日本語要求仕様案を説明」</a>、IT Media、4/8/2010</p>
<p style="padding-left: 30px;"><a href="http://journal.mycom.co.jp/news/2010/04/01/079/index.html" target="_blank">「日本電子出版協会、日本語電子書籍向け『EPUB日本語要求仕様案』を公開」</a>、マイコミジャーナル、4/1/2010</p>
<p style="padding-left: 30px;">
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		<title>Just Do It!：E-Book最速入門!?</title>
		<link>http://www.ebook2forum.com/2010/02/just-do-it-introduction-to-ebook/</link>
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		<pubDate>Thu, 25 Feb 2010 12:01:32 +0000</pubDate>
		<dc:creator>Editor</dc:creator>
				<category><![CDATA[Book Industries]]></category>
		<category><![CDATA[Content Business]]></category>
		<category><![CDATA[Docs & Links]]></category>
		<category><![CDATA[Japanese]]></category>
		<category><![CDATA[E-Book]]></category>
		<category><![CDATA[EPUB]]></category>
		<category><![CDATA[入門]]></category>

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		<description><![CDATA[E-Bookを「つくる」には、とりあえず条件や環境など、最低限のことだけ知って、あとはフォーマットすればよい。もちろん、果てしなく奥は深くなるが、とりあえずは狭き門ではないことを実感できることが重要。そうした意味で、まだ [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p><a href="http://www.ebook2forum.com/wp-content/uploads/victorinox_craftsmen1.jpg"><img class="alignleft size-medium wp-image-1714" title="victorinox_craftsmen1" src="http://www.ebook2forum.com/wp-content/uploads/victorinox_craftsmen1-300x285.jpg" alt="" width="180" height="171" /></a>E-Bookを「つくる」には、とりあえず条件や環境など、最低限のことだけ知って、あとはフォーマットすればよい。もちろん、果てしなく奥は深くなるが、とりあえずは狭き門ではないことを実感できることが重要。そうした意味で、まだ日本には入門情報がなさすぎた。ということで、海上忍さんというライターがZD Net Japanに始めた連載は、誰でも E-Booker になりたくなる軽く楽しい入門で期待できる。1980年代の“パソコン／ワープロ・ブーム”のように、まず「やってみたい」というところから出発できれば、この「元年」は中身が伴ったものとなる。<span id="more-1707"></span></p>
<h4>記事リンク</h4>
<p style="padding-left: 30px;"><a href="http://builder.japan.zdnet.com/sp/epub2010/story/0,3800103623,20409138,00.htm?ref=rss" target="_blank">「電子書籍と印刷物を比較：出版の条件、初期投資、流通のしくみ」</a> by 海上忍、ZDNet Japan、02/24/2010</p>
<p style="padding-left: 30px;"><a href="http://builder.japan.zdnet.com/sp/epub2010/story/0,3800103623,20408972,00.htm" target="_blank">「EPUBフォーマットでの電子書籍の出版に取り組みます」 </a>by 海上忍、ZDNet Japan、02/22/2010</p>
<blockquote>
<p style="padding-left: 30px;">「電子書籍のつくりかたをレクチャーするのではなく、自分が電子書籍を出版するにあたってのプロセスを公開というスタンスで臨みたいと思います。現時点で内容は決めていません…」</p>
</blockquote>
<p style="padding-left: 30px;">
<p style="padding-left: 30px;">この連載は、最初に「<a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/EPUB" target="_blank">EPUB</a>フォーマットでの電子書籍の出版に取り組みます」と宣言している。EPUBは<a href="http://www.idpf.org/" target="_blank">IDPF </a>(International Digital Publishing Forum)の標準で、単純で汎用的なのがいい。EPUBとPDFは、とりあえずE-Bookのスタンダードといえるだろう。「工作教室」のようなプロセス公開型の情報は、ほとんどの人が必要としているもの。大いに期待したい。（02/25/2010）</p>
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