E-Readerの価格戦争 (1):次の主役は出版社
KindleやNookを中心に、E-Readerの低価格化が始まった。これは「値崩れ」ではなく米国における市場の量的→質的変化を示すものだ。E-Readerの主流はガジェット市場から外れて実用的な「読書端末」になり、ユニークなバリエーションが生まれる。しかし、ハード側の多様化に目を見張るより前に、端末が低価格化がコンテンツビジネスに質的変化をもたらすことを重視すべきだろう。周回遅れにされた日本は、この変化に注目することでむしろ遅れを短縮できるかも知れない。 Read more
iPadおそるべし、早くもKindleを追撃
1ヵ月で100万台を売ったiPadだが、iBookStoreのほうはどうなのか。販売開始1ヵ月あまりのiPadが、E-Book市場で急伸しているという、かなり確実な情報が出てきた。これは本誌の予想を覆すもので重大な意味を持っていそうだ。つまり、早くも今年中(あるいは数ヵ月中)には、iBookStoreのシェアがKindle Storeに次ぐ2位を占めることになる。タブレットは若い世代のE-Readerとして定着を始めた。 Read more
iPadプレビュー:Kindleの敵ではない。当分は
iPadの発売が目前に迫り、アップル・ファンとメディアは過熱するばかり。最大の注目点は、どうしても Kindle vs. iPad になってしまう。本誌はこれが「虚妄」に過ぎないと言ってきたが、米国でのプレビューに目を通した限り、そうした評価が広がりそうだ。今日のiPadは、明日のE-Readerのプロトタイプではあっても、今日のマーケットに影響を与えるものではない。ジョブズ氏はとうにご存じだが、問題は明日の市場を創造できるかどうかなのだ。 Read more
漫画作家の独立宣言:これがKindleの衝撃!
マンガは国際的なデジタルコンテンツ出版で最も期待される分野の一つだが、1月下旬にKindle Store初となる日本語マンガ「AOZORA Finder Rock(青空ファインダーロック)」を立ち上げた2人組の漫画ユニット「うめ」の小沢高広氏に山口真弘氏がインタビューしている。Kindle DTPへの登録、入稿原稿の準備、Kindleのメリットと課題、そしてビジネスモデル、作家と出版社の関係まで、ポイントが非常に明晰に語られている。とくに以下の小沢氏の言葉を「大同団結」されている方々は熟読していただきたい。 Read more
E-Reader市場の裏側を読む (2):メーカー
E-Readerは機能でもあり、スマートフォンでもタブレットでもネットブックでも、もちろんPCでも利用はできるし、ユーザーもそちらが多いわけだが、“My Amazon”としての Kindle端末が、専用ブックリーダとE-Bookの市場を創造したことは、なおE-Reader市場を考える際の重要なポイントだ。Kindle端末はガジェットではない。ということは、Kindleが圧倒的な専用E-Reader市場は、独立したガジェット市場としては完全に成立していないことを意味する。(図はマイケル・ポーターのバリュー・チェーン・モデル) Read more
画像電子学会 (終了)
画像電子学会 プロフェッショナル養成セミナー
テーマ:「電子読書プラットホーム・コンテンツの動向と将来」 【詳細】
日時:2010年2月26日(金) Read more
Kindle vs. iPad (2):交錯するプラットフォーム
はしゃぎすぎというか、iPadについてはあまりに乏しい材料に対して、あまりに礼賛記事が多い。明らかにKindleを圧倒してほしい大手出版社の願望が混じっているようだ。こういう時は、事実を正確に評価し、同時にテクノロジーとビジネス、マーケットの3つの面から、iPadとKindleがそれぞれ何にチャレンジしているかを見極める必要があると思う。少々退屈かもしれないが、お付き合いいただければ幸いである。 Read more
Kindle vs. iPad (1):熱狂と困惑
iPadへの反応は、きれいに2つに分かれている。熱狂と困惑だ。前者はKindleに対抗する「メディアプラットフォーム」として期待し、後者は「ITガジェット」として欠ける部分を見ている。たしかに技術的には“大胆に”ハズしている。シングルタスキングでビジネスには使いようのない iPhone OS。Flashをサポートせず、USBもSDカードスロットもないダルマ状態では、現代のITガジェットに要求される水準から遠いというほかない。「Appleロゴがなかったら、給湯室の話題にもならない」というほどのものだ。 Read more
ジョージア大学の調査:Kindle は新聞には不向き
米国ジョージア州アトランタの新聞 Atlanta Business Chronicle 紙は、1月25日付記事でジョージア大学 (UGA)の研究者が2009年に6ヵ月をかけ、大画面版の Kindle DXを新聞の購読に使用する広汎な実験を行った調査結果を伝えている。それによると、成人層と青年層のどちらもこれを新聞を読むための道具としてベストとは考えていないことが明らかになった。 Read more
アマゾンが廉価本のロイヤルティを倍の70%に
アマゾンは20日、コンテンツを提供する著者・出版社への支払比率を70%(従来は35%)とする新しいプランを発表した。適用は6月30日から。3~10ドルの廉価本に限るが、一気に倍に引き上げたことで、50%前後で競争しようとしているライバル、70%を提示していると伝えられるアップルを引き離す狙い。いよいよ本物の競争が始まった。 Read more






