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	<title>EBook2.0 Forum&#187; OWL</title>
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		<title>ドキュメントへのアプロ―チ／(6) コンシューマー</title>
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		<pubDate>Fri, 18 Dec 2009 11:22:56 +0000</pubDate>
		<dc:creator>Editor</dc:creator>
				<category><![CDATA[Docs & Links]]></category>
		<category><![CDATA[Papers]]></category>
		<category><![CDATA[OWL]]></category>
		<category><![CDATA[PIM]]></category>
		<category><![CDATA[ネットワークコンシェルジュ]]></category>

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		<description><![CDATA[モバイルPIMは、さらに職業大での「ネットワークコンシェルジュ」への応用研究に発展していきます。コンシューマー向けの情報機器、SNSにおける利用情報からのテキストマイニング、OWLを利用したユーザーモデルの構築への取組み [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>モバイルPIMは、さらに職業大での「ネットワークコンシェルジュ」への応用研究に発展していきます。コンシューマー向けの情報機器、SNSにおける利用情報からのテキストマイニング、OWLを利用したユーザーモデルの構築への取組みは、先端分野と言えます。さらにその応用として厚労省が推進するジョブカードへの応用も試みられています。（編集部）<span id="more-829"></span></p>
<h3 style="padding-left: 30px;"><span style="color: #666699;">ドキュメント技術へのアプローチ―大野邦夫氏による研究・開発の軌跡</span></h3>
<p style="padding-left: 30px;"><span style="color: #666699;">目次</span></p>
<p style="padding-left: 60px;"><span style="color: #cc0033;"><a href="http://www.ebook2forum.com/2009/12/approach-toward-document-1/" target="_self">1. 動向分析：XMLビッグバンとその後</a></span></p>
<p style="padding-left: 60px;"><span style="color: #cc0033;"><a href="http://www.ebook2forum.com/2009/12/approach-toward-document-ohno-2/" target="_self">2. 製品開発：マルチメディアドキュメントからXML応用システムへ</a></span></p>
<p style="padding-left: 60px;"><span style="color: #cc0033;"><a href="http://www.ebook2forum.com/2009/12/approach-toward-document-ohno-3/" target="_self">3. XMLとプログラミング環境</a></span></p>
<p style="padding-left: 60px;"><span style="color: #cc0033;"><a href="http://www.ebook2forum.com/2009/12/approach-toward-document-ohno-4-5/" target="_self">4. モバイルユビキタス技術</a></span></p>
<p style="padding-left: 60px;"><span style="color: #cc0033;"><a href="http://www.ebook2forum.com/2009/12/approach-toward-document-ohno-4-5/" target="_self">5. PIM（個人情報管理）</a></span></p>
<p style="padding-left: 60px;"><span style="color: #cc0033;"><a href="http://www.ebook2forum.com/2009/12/approach-toward-document-ohno-6/" target="_blank">6. ネットワークコンシェルジュ （本記事）</a></span></p>
<p style="padding-left: 60px;"><span style="color: #cc0033;"><a href="../2009/12/approach-toward-document-ohno-7/" target="_self">7. ドキュメントと組織・社会・文化</a></span></p>
<p style="padding-left: 60px;"><a href="http://www.ebook2forum.com/2009/12/approach-toward-document-ohno-8/" target="_blank">8. 型、オントロジー、知識表現</a></p>
<p style="padding-left: 60px;">9. ヒューマン・インタフェース</p>
<p style="padding-left: 60px;">10. テクニカル・コミュニケーション</p>
<h3>6. ネットワークコンシェルジュ</h3>
<p style="padding-left: 30px;">ネットワーク上の個人ポータルサーバにPIM関連のアドレス帳、カレンダー、メール、ToDoリスト等の管理をアプリケーションブレードとして実装し、関連XMLデ ータをメタデータで管理し、さらにオントロジーで関係付けることを考えた。そのアーキテクチャをコンシューマー向けにサービスするに当たり、家庭における情報機器、家電機器の管理機能と結びつけることを検討した。すなわち、カレンダーに登録管理される生活履歴と情報家電機器における操作履歴とを結びつけて、 メタデータ・オントロジーとして管理する発想である。</p>
<p style="padding-left: 30px;">このようなニーズとその実現手段について職業大で私の研究室で研究することになった大学院生の須藤君の研究テーマとすることを考え、その調査を行わせ た。その概要をまとめたのが下記の報告である。</p>
<p style="padding-left: 60px;"><a href="http://bit.ly/8u4lIm" target="_blank">6-1. 「個人化指向サービスのための情報環境に関する基礎的検討 : 操作支援機能としてのネットワークコンシェルジュの提案」</a></p>
<p style="padding-left: 30px;">個人ポータルサーバを、何処に配置するかが一つの問題である。候補としては、家庭内のホームゲートウエイ乃至はホームサーバ上に置くのが自然な解で あろう。この方式であれば、家庭内のLANが稼働していればインターネットに接続していなくても機器操作の履歴を取得することが可能であり、データの漏洩な どの問題も少ない。しかしポータルサーバの維持管理を一般のコンシューマが行うとは考えられないので、維持管理の専門業者が遠隔から管理することが要 求される。</p>
<p style="padding-left: 30px;">ポータルサーバをホームサーバ上に置く代替案として、データセンターに置く案も存在する。この集中方式の方が維持管理は楽でありプロバイダーの付加価値ビジネスとなるので現実的であろう。さらに、情報へのアクセス頻度に応じて一部をホームサーバに、一部をデータセンターに置くようなハイブリッド型も考え られるであろう。そのように考えると、アプリケーションブレードをネットワーク上に置くだけでなく、データセンターから各家庭の情報家電機器を管理するプロトコ ルが必要になる。そのプロトコルは、<a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/Simple_Network_Management_Protocol" target="_blank">SNMP</a> (Simple Network Management Protocol) を用い、情報家電機器を<a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%AE%A1%E7%90%86%E6%83%85%E5%A0%B1%E3%83%99%E3%83%BC%E3%82%B9" target="_blank">MIB</a> (Management Information Base) として管理 すれば良い。しかし、MIBはANS.1というOSIモデル時代の陳腐化した言語で記述されており、時代に適合しているとは言い難い。</p>
<p style="padding-left: 30px;">ところがタイミング良く、SNMPに代わるプロトコルとして<a href="http://ascii.jp/elem/000/000/187/187359/" target="_blank">NETCONF</a>が提案され、<a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%AE%A1%E7%90%86%E6%83%85%E5%A0%B1%E3%83%99%E3%83%BC%E3%82%B9" target="_blank">MIB</a>に相当するデータモデルをXMLで記述する機運が<a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/IETF" target="_blank">IETF</a>の中で盛り上がりつつあった。さらにスウェーデンのストックホルム大学では、データモデルをWebオントロジー言語の<a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/OWL" target="_blank">OWL</a>で記述しているという情報も入手した。そこで、具体的にデ ータセンターにおけるポータルサーバを検討し、研究企画を立ててみたのが下記報告である。</p>
<p style="padding-left: 60px;"><a href="http://bit.ly/516IbX" target="_blank">6-2. 「ネットワークコンシェルジュの検討 : 利用者モデルとデータモデルによる遠隔からのネットワーク機器設定管理」</a></p>
<p style="padding-left: 30px;">利用者モデルは、PIMに関するアプリケーション・ブレードと個人プロファイルデータによるミドルウエア・モジュールである。データモデルは、MIBに相当する情報 家電機器のデータモデルで、ストックホルム大学が検討しているスイッチオントロジーやルータオントロジーの拡張と想定した。</p>
<p style="padding-left: 30px;">さらに利用者モデルに関してはSNSを活用することを考えた。利用者モデルを単なるサポートと維持管理のために作るのではなく、ビジネスのための情報源として用いることを狙うのである。個人のプロファイルに応じて、種々のマーケットセグメントを定義し、一定量の利用者の統計的なデータをマーケティングデータと して扱うことが可能となる。協力してくれる利用者に対しては、ネットワーク使用料を値引きするなどの特典を提供して情報提供に対する対価とすれば、サービ スとして成立する。さらに、種々の統計データの有意さを判定するためには、データマイニング、テキストマイニングといった手法が要求されるであろう。上記の ような観点で調査検討したのが下記の報告である。</p>
<p style="padding-left: 60px;"><a href="http://bit.ly/7LKQwo" target="_blank">6-3. 「ソーシャルメディアへのテキストマイニングの適用に関する検討」</a></p>
<p style="padding-left: 30px;">上記は、2007年度の卒業研究の一環として行った。SNSとしてはmixiを対象とし、テキストマイニングのツールとしてはジャストシステムのTRUSTIAを使用した。 本研究では、種々のキーワードと趣味に関する関係をmixiのコミュニティにおけるメッセージのテキストをマイニングすることにより定量化することを試みたもので ある。</p>
<p style="padding-left: 30px;">利用者モデルにTV番組の視聴選好を活用することも検討した。私が授業を担当している学生30人弱に平日3日間と土日の計5日間に視聴したTV番 組をリストしてもらい、そのカテゴリーと趣味とを照合させた。他方mixiのコミュニティのカテゴリとキーワードとしての趣味の割合との関係を比較し、趣味と視聴番組 の相関から、相互の予測可能性の検討を試みたが、予想した結果は得られなかった。</p>
<p style="padding-left: 60px;"><a href="http://bit.ly/5Xasdu" target="_blank">6-4. 「テレビ視聴者モデルに関する一検討 : ネットワークコンシェルジュの利用者モデル<br />
構築の可能性」</a></p>
<p style="padding-left: 30px;">なお、取得データをLisp言語で処理し、種々の要因との関連もLispで記述することにより、興味深い利用者モデルの構築の可能性を感じた。PIMオントロジーとし てOWLで構築することを考えていたのであるが、1年間の卒業研究のための道具としては敷居が高すぎた。その点、Common LispとそのオブジェクトシステムであるCLOSは、容易にクラス継承の発想を習得でき、オントロジー的な情報の構築が容易である。</p>
<p style="padding-left: 30px;">ネットワークコンシェルジュの応用として履歴書管理システムの検討を試みた。その発端は、職業大における卒業研究のテーマを職業能力開発に関係付ける 要求が出されたことによる。年度初めにこのテーマを提案したところ、インドネシア人の女子留学生が担当を申し出てくれた。</p>
<p style="padding-left: 30px;">彼女は先ず、厚労省が取り組んでいる<a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%83%A7%E3%83%96%E3%83%BB%E3%82%AB%E3%83%BC%E3%83%89%E5%88%B6%E5%BA%A6" target="_blank">ジョブカード</a>について調査し、そのフォーマットを分析してUMLのクラス図を作成した。さらにキャリアコンサルタントの仕 事についても分析し、ジョブカードの作成と活用に関する<a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A6%E3%83%BC%E3%82%B9%E3%82%B1%E3%83%BC%E3%82%B9%E5%9B%B3" target="_blank">ユースケース図</a>を作成した。われわれとして不思議に思ったのは、ジョブカードをWebから直接入力させな い点であった。米国でもEUでも、Webから入力する標準的な履歴書が制度化されている。関係者に質問したところ、ハロワークを訪れる離職者には高齢者が 多くWebの操作に慣れていないためとのことであったが、若い人までそれに合わせることはないと思う。彼女はさらにインドネシアからの介護士、介護福祉士とし て来日して研修を受けている人をヒアリングし、ユースケース図を作成した。</p>
<p style="padding-left: 30px;">職業教育のような非公式教育に関する国際標準化の動きがISO/TC232により顕在化し、そのような動向から見ても今後は履歴書の活用や精査が要求される ことになりそうである。そのような状況を踏まえて調査結果をまとめたのが下記の報告である。</p>
<p style="padding-left: 60px;"><a href="http://bit.ly/6fm6ZZ" target="_blank">6-5. 「情報社会における職業能力開発 : ジョブカードの分析・モデル化と国際標準化動向の検討」</a></p>
<p style="padding-left: 30px;">このテーマは、その後CLOSを用いたジョブカードフォーマットの管理システムのプロトタイプ作成へと進展し、彼女の卒業研究として結実した。彼女は小柄で 一見おとなしそうに見えるが、敬虔なイスラム教徒で礼儀正しく、なすべきことをしっかりと実行した。彼女は私の担当した授業科目の試験はトップか2番であり 優秀であった。それでいて茶目っ気がありユーモラスであった。彼女が開拓したテーマは、その後大学院生が引き継ぎ、彼の修士論文のテーマとなった。</p>
<p style="padding-left: 30px;"><strong>まとめ</strong>：PIMオントロジの応用と実装という目標を掲げて検討を開始したネットワークコンシェルジュであったが、OWLをデータモデルとするNETCONFプロトコル が進展しなかったことにより具体化するには至らなかった。それでもSNSを活用する拡張可能な利用者プロファイルや、それに関連するTV視聴者プリファレンスモデルが検討されたが、それらは最近流行りだした<a href="http://www.sophia-it.com/content/%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%95%E3%83%AD%E3%82%B0" target="_blank">ライフログ</a>研究とも関連するテーマであり、長期レンジのライフログである電子履歴書の研究へと発展した 。（大野邦夫　k-ohno@uitec.ac.jp）</p>
<p>著者紹介：大野 邦夫 (おおの くにお)　<a onclick="return popitup('http://www.ebook2forum.com/documents_popup/ohno_profile.html')" href="http://www.ebook2forum.com/documents_popup/ohno_profile.html">経歴はこちら</a><a href="http://www.ebook2forum.com/wp-content/uploads/ohno_photo_web2.jpg"><img class="alignright size-thumbnail wp-image-1194" style="margin: 5px;" title="ohno_photo_web" src="http://www.ebook2forum.com/wp-content/uploads/ohno_photo_web2-150x150.jpg" alt="" width="150" height="150" /></a></p>
<p>[略歴] 1968年、東京工業大学工学部機械工学科卒業、70年同大学大学院修士課程機械工学専攻修了、電電公社(現NTT)に就職。電気通信研究所、米国ウイス コンシン大学マジソン校派遣、横須賀研究所、NTTインテリジェントテクノロジ(株)、ヒューマンインタフェース研究所などに在籍。95年にNTTを退 職、グループ企業のINSエンジニアリング(株)*に転籍(*2000年にドコモ・システムズと社名変更)。同社退職後、(株)ジャストシステムに移り、 主にxfyに関わる標準化とその関連技術の調査を担当した。2007年から職業能力開発総合大学校通信システム工学科教授。現在に至る。</p>
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