2019年10月10日 第10巻 4号 [通巻472号]|♥=会員記事(有料)|会員ログイン

October 10, 2019—Vol.10 No.4, IN THIS ISSUE—

ANALYSIS & COLUMN

出版社はKUとどう付き合うか(2):エコシステム(♥)

アマゾンのKUは、Netflixのような定額サービスとはかなり性格が違う。つまり、出版社がKUと関わるということはアマゾンのマーケティング・エコシステムに一歩踏み込むことを意味するからだ。しかし、読者と著者にとって、少なくとも米国KUは十分な説得力を持つから、ハーパーのような結論となるだろう。さもなければ著者も読者もインディーズに流れるからだ。[全文=♥読者] … [続きを読む...]

出版社はKUとどう付き合うか(1):始動

アマゾンの定額制E-Bookサービス Kindle Unlimited (KU)は5年を経過し、読者に定着した。当初は距離を置いてきたビッグファイブ出版社だが、予想通り、今年は転換点となりそうだ。長い「テスト」を行ってきたハーパー・コリンズ社は、オーストラリア、英国に続き、北米への導入を発表した。ではなぜ、どう使おうとしているのだろうか。 … [続きを読む...]

NEWS & COMMENTS

オトバンクの会員数が100万人突破

audiobook.jpを提供するオトバンクは10月8日、2007年にサービスを開始した会員数が100万人を突破したことを発表した。昨年12月に60万人を超えて9ヵ月の大台突破で、月別の新規登録者数は約6万人に。2017年から約6倍、2018年から約3倍に急増。これは月額750円の「聴き放題プラン」が利用のハードルを下げたことが背景にあると同社では説明している。 … [続きを読む...]

アマゾンの「インディーズマンガ大賞」はヤバい ?!

アマゾン・ジャパンは10月10日、「第1回インディーズマンガ大賞」の開催を発表した。KDPを通じて漫画家が直接作品を公開できる「Kindleインディーズマンガ」の開催するもので、応募期間は10月10日~2020年1月7日。賞金総額500万円(大賞200万円、優秀賞100万円×3名)。第1次審査結果の発表は1月31日、授賞式は2月を予定している。 … [続きを読む...]

フランクフルトでも Audio Summit開催へ

米・英を中心に、出版界での「オーディオ」の比重は年々大きくなってきたが、来週(10月16-20日)開催されるフランクフルトフェア (FBF)でも Frankfurt Audio Summitを17日に特設ステージで開催する。これは世界的な市場の拡大を反映した初めてのもので、最もアクティブな出版領域となった「音声出版」の本格的世界デビューを意味しよう。 … [続きを読む...]

Monthly Review

Web時代の「占有」価値 (♥)

[マンスリー・レビュー] 9月は、Audible … [Read More...]

米国読書市場の10年 (3):分散と連携(♥)

[マンスリー・レビュー] メディア・フォーマットのデジタル化が一見して分かりやすかっただけに、なぜ「 … [Read More...]

マンスリー・レビュー:(2)「三国」から「三体」へ (♥)

中国において出版は、ビジネスである以前に、社会システムの要である。どこでも同じだが、そこでは文化的統合 … [Read More...]

マンスリー・レビュー:(1) 中国Web出版の「奇跡」

8月の人気記事は「出版の転換に成功した中国」だった。中国とWebという大テーマに手を付けるという意図は … [Read More...]

「マンスリー・レビュー」記事一覧を見る

EDITORIAL

21世紀の「世界=国家戦略」としての出版!? (♥)

中国は古代以来、ユニークな言語文化の伝統を持っている。「中国」という文明概念じたいが、出版を通して共有されたものと言っても過言ではない。世界的規模に達したブックフェアは、したがって、出版の市場的成長を見守る機会にとどまら […]

それが「出版」の生きる道 (1): アマゾン (♥)

デジタル/Web時代の「出版」について、アマゾンが無数のサービスを開発し、ビジネスにしたことを知らない人はいない。しかし、出版そのものについてはどうか。ビジネスを超えたビジョンを持っているのか、あるとすれば、それは何か。 […]

前号 / 前々号 — V10N3, V10N2

Web時代の「占有」価値 (♥)

[マンスリー・レビュー] 9月は、Audible Captionsに関する記事:アマゾン「キャプション」は大出版社を「パス」、21世紀の「クロス・フォーマット版権」訴訟などが人気記事に上がった。とても一度に語り切れないテ […]

米国読書市場の10年 (3):分散と連携(♥)

[マンスリー・レビュー] メディア・フォーマットのデジタル化が一見して分かりやすかっただけに、なぜ「コンテンツが王様」の時代が訪れなかったのかは、理解しにくいかも知れない。なぜアマゾンが大手出版社に勝ったのかということだ […]

米国読書市場の10年 (2):球形の世界 (♥)

2010年代に米国を中心とした出版市場で見られたのは、デジタル・コンテンツの本格的なデビューで、人々は「デジタル vs. 紙」に注目した。しかしそもそも「出版」が何かを理解していた人はあまりいたとは思えない。というのは「 […]

図書館の「市場」価値を考える

米国の図書館情報誌 Library Journalは、6月に「世代間読書調査」という調査を行い、9月23日に誌面で発表した。この調査の特徴は、図書館の利用がいかに本の購入に結びついているかを明らかにしていることだ。出版と […]

コンテンツ/広告ビジネスの5G (♥)

5Gテクノロジーはコンテンツ/広告ビジネスに大きな影響を与える。鉄道や道路の高速化と同じだが、やはりWebなので「一般利用者」に開放される。放送の4K/8Kとは違って、自由なサービス開発も進むだろう。そして、中国は5G+ […]

米国読書市場の10年 (1):強まるデジタル

ニューヨークのピュー・リサーチ (PRC)は今年2月に行われた読書調査の結果を発表し、2010年代の9年間のフォーマット別読書において、音声読書が2倍近くに増えていることを明らかにした。過去1年に1冊以上の本を読んだ人は […]

B&Nの再構築に挑戦するドーント氏 (♥)

バーンズ&ノーブル(B&N)が、英国人ジェームズ・ドーントCEOを迎えて再建に乗り出してまだ間もないが、この世界を知らない経営者の下で2年以上も眠っていた巨艦から手応えをつかんだようだ。この書店が世界最大の米国市 […]

ロンドンのFutureBook Live 2019で「データ・ガイ」登壇

英国の老舗出版情報誌 The Booksellerは、10月11日にロンドンで開催する FutureBook Live 2019の基調講演者に、Bookstatのポール・アバッシCEOが、Waterstones とB&a […]

総合出版企業となったReaderLink

バーンズ&ノーブル(B&N)の買収に名乗りを上げたことで知られるようになった書籍流通のReaderLink社は、Inc.誌の全米5000社ランキングで #4,801にランクされたことが発表された。過去3年 […]

Audible「キャプション」の意味 (♥)

Audibleは9月11日、独立系出版社団体 (IBPA)の要請に回答する形で、Captions プログラムの適用は、AAPの版権提訴が司法的に決着するまで、パブリック・ドメイン(PD)コンテンツ利用のベータテストなどに […]

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本誌で取り上げていないニュースや他メディアのE-Book情報を、毎週ご紹介しています。2019年 | 2018年 | 2017年 | 2016年 | 2015年 | 2014年
  • オーディオブック配信「audiobook.jp」会員が100万人を突破、ユーザー急増のワケは“サブスク”そして“コンテンツの質と量” -10/8 TechCrunch
  • honto、Buyeeとの連携で海外からでも日本の紙の本が購入可能に -10/9 HON.jp
  • 書協 中国の出版市場について大手民営出版社幹部が講演 -10/8 The Bunka News
  • 大阪屋栗田、楽天ブックスネットワークに社名変更へ -10/4 The Bunka News
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