台湾メーカーからカラー電子ペーパー機

台湾の電子機器メーカー、Delta Electronicsは、8.2型のカラー電子ペーパーを使用したE-Readerを12月に発売する方向で準備している、と台北時報 (China Times, 9/30)が伝えた。これは日本のブリヂストン社が開発・製造しているカラー電子ペーパーを使用したもので、6月に発表していた。この時は13.1”とするはずだったが、8.2”と変更されたものとみられる。3GとWi-Fiを装備しており、製品はデルタのパートナーである“Vivitek”のブランドで発売。中国ではChina Mobileがカスタマイズして販売する。

本製品はブリヂストンのカラー電子ペーパー(4096色)を使用したE-Readerとしては最初のものとなるが、同社はこの9月、静岡県磐田市に製造ライン(A3換算で月間15,000枚)を新設して事業を拡大している。同社が開発した電子粉粒体を用いたQR-LPD(Quick Response Liquid Powder Display)技術をもとに製品化したもの。カラー電子ペーパーは、LCDに比べ発色が自然で、屋外でも映り込みなく読むことができる。問題は、まだ発表されていない小売価格。LCDタブレットは4万円前後にまで下がっており、まだコスト高のカラー電子ペーパーも大幅に高い値段はつけにくいだろう。それにしても、リスクを承知で競争の激しい市場に進出する勇気は見習いたい。(10/06/2010)

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