ブリタニカが教育書のオンライン配信開始

ブリタニカ社の教育図書部門、Britannica Digital Learning(BDL)は6月9日、初等中等学校、大学、公共図書館を対象に、数百点のコンテンツを提供するWebサイトを立ち上げた。当面はオンラインでスタートし、年内にオフラインのE-Bookでも提供するとしている。販売されるライセンスには、シングルユーザーとマルチユーザーがあるが、購読購入した教育機関は恒久的にコンテンツを所有することになり、購読料やプラットフォーム使用料などは徴収されない。教育コンテンツ出版では、サービス型の料金システムを採用するものが増えているが、ブリタニカは売切り型を採用した。

ライセンスは、1回1名限定のシングルユース、3名までのマルチユース、無制限の3つの形態があり、例えば、1冊$10.95の米国州別地理シリーズ(全51巻)は、マルチユースでは$16.43、無制限では$21.90と、約2倍のスケールで収まる。全冊セットではそれぞれ$499、$748.50、$998。科学や歴史などのシリーズは1冊40ドル前後(価格表)。

BDLはiPublishCentralのSaaSプラットフォームを使い、Britannica eBooksプラットフォームを構築している。ユーザー機関は、購入したコンテンツを収録したライブラリを通じて利用する。MARC(機械可読目録)レコードをダウンロードして利用できるほか、リーダは、ブックマーク、パスワード付ノート、ページ単位での印刷、ページおよび見開き形式での表示などの機能を持っている。ブリタニカの教育コンテンツは、年100点以上が刊行されている。iPublishCentralは、多くの出版社が採用しているオンライン出版ソリューションで、コンテンツ管理、配信からユーザー管理、マーケティングまでをサポートする。 (06/14/2011)

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