仏Bookeenが高速E-InkのCybook Odyssey

フランスのE-ReaderメーカーBookeenは10月11日、独自の電子インク高速化技術High Speed ​​Ink System (HSIS)を使った新製品Cybook Odysseyを発表した。タッチスクリーンの応答速度を速くし、操作性、視認性を高めたもので、欧州先行発売となるが、価格はまだ発表されていない。なお、同社はOpus、Orizonといった、カラフルでスタイリッシュなE-Reader製品のシリーズで知られており、Bookeenstore.comは、仏語コンテンツ5万点(仏Kindleは3.5万点)を提供している。

Odysseyは6型で、TI社のCortex A8 (800MHz)で駆動し、Wi-Fiをサポートする。1998年創業のBookeenは、表示技術を追求するメーカーで、電子ペーパーではめずらしい、ビ デオ/アニメも表示可能にするリフレッシュ(画面書換え)の高速化に取組んできた。Kindleなどの画面書換の遅さを気にするユーザーがどれくらいいる かは不明だが、ページめくりにストレスを感じる人には支持されるだろう。Odysseyと聞くと、同じく古代ギリシャの詩人ホメーロス由来でオランダの故 iRex社のiLiadを思い出してしまう。そちらはE-Bookの立ち上がりの直前に消えてしまったが、Odysseyのほうは、その名のとおり生き残ってほしいもの。 (10/12/2011)

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