普及するタブレット読書、しかしiPadユーザーは…

米国出版産業のシンクタンク、BISGがバウカー社と共同で行った最新の調査によれば、タブレットでE-Bookを読むユーザーは、昨年末の20%から25%に上昇し、同時にiPadのシェアが昨年末の3分の2から5分の2あまりに減少した。デジタル読者に占めるシェアでは、AndroidがiPadを逆転して(6→)15%に、iPadは10%にダウン。KindleのE-Ink機のシェアは40%あまりで安定し、Kindle Fireを含めて50%あまりのシェアを維持していると見られる。

バウカーのケリー・ギャラガー副社長によれば、タブレットを使う読者は着実に伸びているが、多機能機であるタブレットは、ユーザーを読書以外の活動に誘導するので、読書量は単機能機(E-Reader)よりも減り、出版にとっては逆効果となる。さらに、タブレットがE-Inkリーダを脅かすので、最終的には価格はゼロになるとし、年末の商戦ではNookやKindleが無料キャンペーンを行うと予測している。アマゾンはすでに昨年、Kindleの「広告モデル」を導入して軌道に乗せており、無料提供に備えていると考えられる。Nook以下は苦しく、ビジネスモデルを多様化する必要に迫られるだろう。 (05/10/2012)

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