アプリ市場が26億ドルと成長への「一線」を越える

オンライン出版者協会 (Online Publisher’s Association)は、2012年のタブレット・アプリ市場の推定規模が前年より85%あまり多い26億ドルとなるという見通しを発表した。タブレットのメディアとしての有効性と将来性が実証されたことになる。有償アプリは全ダウンロードの23%でタブレットユーザーの72%がアプリを購入している。上位には雑誌、娯楽、スポーツ、天気が占めた。コンテンツ市場はお金を出す習慣とともに生れるとすれば、アプリは一線を越えた。

OPAのレポートによれば、タブレット・ユーザーの94%は日常的になんらかのコンテンツや情報にアクセスしている。インターネットは67%、メールのチェックは66%、ビデオは5割を超え、天気も半数に近く、ローカル・ニュースは41%、全国ニュース37%。また35%は娯楽にも使っている。OPAのホーラン会長は、アプリやモバイルWebを使ったコンテンツへのアクセスは、タブレットでの中心的利用スタイルとなり、多くのユーザーがアプリを購入していることに満足感を表明した。

メディアとしてのタブレットはまだ成長のテンポを鈍らせていない。レポートは、8~64歳の米国のインターネット人口の31%、7,400万人がタブレットを使っていると推定しているが、これは前年より12ポイント高いもの。2013年には47%の1億1,700万人に達すると見られている。ホーラン会長は、タブレットの価格帯の多様化がこれからの成長を支えると考えている。アプリ市場の課題はタブレット・デバイスの普及に依存することろから、ユーザー一人当たりの売上金額を重視する質的発展へとスムーズに移行することだろう。わずか2年半で普及率が30%に達したコンシューマー・テクノロジーは前例がないが、タブレットのメディアとしての市場は、まったく限界を見通すことが出来ない。(06/21/2012)

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