Kindle Fire準備完了「Androidアプリストア」スタート

アマゾンは12月19日のKindle Fire日本発売を前に日本語「Androidアプリストア」アプリを立ち上げた。Kindleデバイス以外にAndroid端末(スマートフォン、タブレット)にアプリをインストールすることで使用できる。アップルのApp Store、GoogleのGoogle Playと並ぶグローバルなプラットフォームで、アプリ内決済などの機能が利用できる。ゲームアプリ、SNS、ニュース、教育、エンタメ、天気、レシピほか、幅広いカテゴリがあり、日本の開発者もそのまま海外で販売できるようになる。

人気の有料アプリを無料で提供する日替りサービスが特徴で、米国ではAngry Bird特別版を無償提供したりした。販売力はデバイスの台数に比べて大きく、ゲームや映像などの非書籍系コンテンツ市場では、そのマーケティングが期待あるいは恐怖とともに迎えられている。

アマゾンのアプリストアは昨年3月にひっそりとスタートした。日本では10月4日からアプリ登録の受付けを始めている。アプリ内課金APIを提供しており、仮想アイテムや定期購読コンテンツなどの販売が可能であるほか、リーダーボード機能や複数プレイヤーのサポートなど、ゲームに必要となった機能を提供している。Googleと同じくデバイスが安いので、ビジネスモデルの違う日本のゲーム業界には大きな影響を与えるだろう。標準プラットフォームなので開発費は安く、アプリ業界でダイナミックな競争が起きやすくなるからである。メーカーによる流通管理など、書籍とよく似た日本のゲーム業界のビジネスモデルは、Kindle Fireの登場によって最後の日を迎えつつあるのかもしれない。(鎌田、11/29/2012)

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