日本語EPUB3体験環境「でんでんコンバーター」公開

アップロードされたテキスト等を電子書籍の標準フォーマットEPUB 3に変換して出力するウェブサービス「でんでんコンバーター」がベータ公開された。ブログ 電書ちゃんねる管理人「ろす」こと高瀬拓史氏がイースト(株)のサーバ上で運用する個人プロジェクトだが、同社のEPUB技術のデモ・サイトともなっているようだ。チュートリアルも分かりやすく、とりあえず「EPUB体験」をしてみたい方にもお勧めできる。

でんでんコンバーターは、独自に開発したMarkdown処理系ライブラリ DDmdと、EPUB生成ライブラリ DDconv にWebインタフェースを付けたもの。ユーザーは指定されたマークダウンの記法(DDmd記法=PHP Markdown Extraの拡張)を使って記述したテキスト・ファイルを用意してEPUBに変換し、バリデータでチェックし、問題がなければ完了。各種のEPUBリーダで読むことが出来る。またアマゾンが提供しているコンバータを使ってmobiに変換すれば、Kindleで読むこともできる。

こうしたツールを実用するには、変換を効率化するために原稿を前編集する最適化作業が必須になる。この場合はMarkdown編集だ。DDmd記法は比較的簡単なものだが、やはり結果をすぐに確認できるエディターが欲しい。また、レイアウトを指定するCSSのスタイルをつくっておく必要がある。EPUB制作に何が必要で、どんなスキルやツールが必要かを知ることも重要なEPUB体験といえるだろう。(02/14/2013)

Scroll Up