2013前半の米国E-Book出版社パワー・ランキング

power_rankingDigital Book World (DBW)は7月25日、E-Bookの週間ベストセラー・リストに基づく今年第2四半期の出版社ランキングを発表した。上位25位への登場回数でランキングしたもので、アシェット社が65回でトップ。しかし、ペンギン(60)とランダムハウス(59)を合わせると119となり、新会社でカウントすれば他社を圧倒するという形になる。しかし、自主出版が前期に続いて第4位にランクインし数も倍増したことでフロックではなかったことが証明された。

大手に伍して健闘する自主出版とアマゾン

さらに注目されるのは、旧大手6社で今回8位のハーパーコリンズ(15)を抜いて、アマゾン(16)が7位に入っていること。少なくともE-Bookにおいては実質的に大手5社に伍して有力出版社となったことを示している。Kindleでしか売っていないので、アマゾンのシェア大きさを示しているとも言える。大手5社とアマゾンを加えた6社、それに自主出版を加えた7つが2桁で、以下はハーレクイン(7)のみが複数。このパワー・ランキングでは7つに注目していればよいことになる。

1Qと2Qを合わせた今年前半のランクでは、アシェット(153)でトップ。ランダムハウス(146)とペンギン(102)が2-3位を占め、自主出版(66)が4位。マクミラン(38)、サイモン&シュスター(30)、ハーパーコリンズ(30)と続き、アマゾン(27)は8位。青少年・教育系のスカラスティック(18)がハーレクイン(13)を押さえて9位に入っている。

Penguin_Random_House_Interim_Logo_2013RH+P=248なので、合併によって38.6%と圧倒的なパワーを占めたが、2位のアシェット(23.8%)に15ポイント余りの差をつけたことで、当分1位は動かないだろう。しかし長期的にはしだいにランクアップしているアマゾンや自主出版に食われる形になると思われる。 (鎌田、07/30/2013)

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