米国CCCが教育出版の権利処理迅速化へ新サービス

CCC世界的な著作権に関する処理業務を行う米国の非営利団体、Copyright Clearance Center (CCC)は10月16日、再版需要の高い学術誌、書籍、新聞その他の情報源のマルチメディア再販利用を扱う Republication Service に関する処理プロセスの拡張と手順の迅速化を発表した。教育系出版社のコンテンツ制作に際しての権利処理の迅速化へのニーズに対応したもの。

マルチメディア教材出版を支援

textbook6CCCは、新たにType of Use (TOU)という教育用プログラム設け、様々な教育的コンテンツ開発において、既存著作物をマルチメディア版に使用する際の権利設定とライセンス処理手順を規定した。対話的なラーニング環境、デジタル・リソースライブラリ、米国の州際教育プログラムである Common Core準拠のカリキュラム・ソリューションなどに対応する教育プロダクトに対応し、 PDF、TIF、PPT、HTMLその他のファイル形式をサポートする。450以上の教育系出版社が、コンテンツのデジタル再販に協力している。

CCCで事業開発を担当するマイルス・マクナミーVPは、「新しいデジタルメディア権利標準や制作スケジュールの制約から、出版社は権利の構成が複雑な再版権のセットを1回で取得できる方法を必要としています。」「Republication Serviceは市場のニーズに対応してさらに進化し、膨大なコンテンツの著作権に対する横断的検索を可能にするとともに、販売者が柔軟に対応し、コンテンツの利用形態に関する管理を効果的に行えるようにしていきます。」と述べている。

なおCCCは、最近ニューヨークで大手出版社の関係者を招き、サードパーティ著作権が出版ビジネスにおいて持つ意味に関する円卓会議を開催している。(10/17/2013)

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