E-Textアプリに適応学習機能

G-T学習者個人に最適化されたコンテンツを自動提供する適応学習 (Adaptive learning) 技術/サービスのニュートン社 (Knewton、ニューヨーク市) は12月5日、デジタル出版プラットフォーム MyEbookFactory のグーテンベルク・テクノロジー (Gutenberg Technology、NYおよびパリ) とともに、教育系出版社に対し、教育アプリの適応型学習オプションを提供していくことを発表した。

テキスト出版プラットフォームと高度学習支援ツールの提携

Knewton電子教科書プラットフォームのグーテンベルク社と、適応学習技術のニュートン社の提携は、適応学習機能の組込みが容易になることを意味する。ニュートンは2008年創業で、個々の学習者の潜在能力を最大化することで学習効果を劇的に改善する適応学習技術のパイオニアの一つ。データの解析から推奨までをリアルタイムで行う予見的解析機能を様々な環境で実装可能な形で提供してきた。フランスの Lelivrescolaire のiPad用ラーニング・アプリなどに組み込まれて提供されている。語学教育から企業教育まで幅広い応用が可能だ。顧客としては、ピアソン、マクミラン、ワイリー、ケンブリッジ大学出版などが名を連ねている。

full_1338952707Screenshot2012-06-05at8.16.57PM2010年に創業したグーテンベルク社は、出版社のコンテンツから対話型E-Bookおよび学習教材を開発するSaaSソリューションMyEbookFactory 5.0 を提供しており、iOS、Android、Windows 8、Web (HTML5) の各プラットフォームおよび印刷も含めたメディアをサポートする。ピアソン、アシェットなどの出版社のほか、アップル、アマゾン、マイクロソフトなどのベンダーをパートナーとしているが、開発パートナーとも言える、フランスの教育アプリ出版社、ルリーヴルスコレール社とは密接な関係にある。フランス人のフランソワ-グサヴィエ・ユシェール博士が創業。仏米にまたがる活動を展開している。

電子教科書 (E-Textbook) はコンテンツだけでは成立せず、学習管理(LMS)や適応学習(AL)などのサービス機能との連携によって成立する。以前は一体型のシステムとして提供されてきたが、インターネット世代のグーテンベルク社は、オープンなソリューションとして提供することを試行しており、今回の提携もそのひとつ。(鎌田、12/09/2013)

Print Friendly, PDF & Email
Send to Kindle
Pocket

Share