モバイル・ショッピングの高成長続く米国ホリデーシーズン

CMondayWebアナリティクス・データを収集・解析しているIBM Digital Analytics Benchmark が、感謝祭とブラックフライデー(BF)の米国のトラフィックと消費行動についての注目のレポートを発表し、11月28-29日の消費は前年比で20%あまり%拡大したことを明らかにした(→リリース)。モバイル・トラフィックは32%増で、全体の中でのシェアも43%と半数に近づいた。販売は50%増で消費に占める割合は25.8%。

IBMのベンチマークは、全米約800の小売サイトを、クラウド・ベースの解析ツールで追跡しているもので、ネット/モバイル消費の動向を知ることができる。注目の販売額は、感謝祭が19.7%で、BFが19%。平均の発注額は前年比2.2%増の135.27ドル。スマートフォンの普及を反映して、これがオンライン・トラフィック全体の24.9%を占め、14.2%のタブレットを大きく上回ったが、販売では7.2%で、タブレットの14.4%の半分に過ぎない。このことは、スマートフォンはもっぱらブラウズ用で、タブレットは購入用として機能していることを示している。

iOSとAndroidで比較すると、BFの平均消費金額でiOSユーザーが127.92ドルなのに対してAndroidユーザーは105.20ドルとかなりの差がある。全体でも、前者はトラフィックの28.2%でオンライン販売額の18.1%、後者はそれぞれ11.4%と3.5%。消費のメディアとしてのiOS(iPad)の優位を示している。

SNSの影響度では、PinterestがFacebookを大きく上回った。Facebook経由の平均購入額が52.30ドルだったのに対して、Pinterest経由のそれが77%多い92.51ドルで大差がついた。しかし、ユーザーベースがまったく違うので、総額ではFacebookは4倍に近い。

IBMに続いてAdobe Digital Indexのデータも発表されたので加えておこう。ADIによれば、感謝祭とBFの売上は、それぞれ10.6億ドル(+18%)と19.3億ドル(+30%)で記録的な数字となった。モバイルのシェアは、タブレットが15.6%、スマートフォンが8.6%。内訳は以下のグラフで示されている。(鎌田、12/03/2013)

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