利用シェアではなおiPadが圧倒

VqlMRmMjFacebook-Chitika-Logo米国のモバイル調査会社Chitikaは、四半期ベースのタブレット利用動向レポートの最新版を発行し、北米市場ではiPad の優位に揺るぎがないことを示した。9月のトラフィックのシェアは79.9%で、前年同期の81%から微減したものの、7月からは1.9ポイント向上。アマゾンとサムスンは遠く離れた2位争いを演じている。

変動はほとんどなし

ipad_by_sizeこのデータは、 Chitika Ad Networkが記録した、9月の米国とカナダの数千万のアド・インプレッション(ブラウザへの広告表示回数)で、広告媒体としての価値を評価する上での指標となる。iPadの80%に対して、Kindle Fireは6.7%と変わらず、サムスンは5.1%から6.0%へと増加。Windowsタブレットは1.6%、昨年新製品を出さなかったB&N Nookは1.1%から0.9%へとダウン。Google Nexusは前年の1.6%から1.7%へと微増。

Chikita社は、アップルのシェアが揺るがなかったことについて、iPad moniを中心に低価格製品を出したことでシェアが維持されたとみている。他方でアマゾンは、今年のホリデー商戦に向けた製品ラインナップを強化しており、少なくとも一時的にはシェアが増加するものと予測されている。

モバイル・デバイスのシェアには、販売以外に様々なものがある。製造業として見れば主として販売台数や金額が問題となるが、モバイル・プラットフォームとしてみれば、稼働台数・時間、広告表示、コマース決済などのほうが重要だ。今回のデータは、アップルが台数シェアの傾向的低下にも関わらず、稼働中のモバイル・メディアとしての価値を落としていないことを示すものだ。しかし、それが必ずしもアップルに応分の収益をもたらしているわけではないことも事実で、iTunesストアの潜在力はまだ実現されていない。(鎌田、11/11/2014)

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