アマゾンが廉価版KindleでもAudible対応

audiobook2アマゾンは、現在準備中のファームウェア更新で、Oasisの旧機種とエントリレベルのKindle ($79)をAudible対応とするようだ。ヘッドフォン・ジャックは使えないが、Bluetooth機能を使って発信することでワイアレス受信が可能となる。これまではスマートフォンとタブレットがオーディオブック聴取に使われてきたが、これでどう変化していくだろうか。

E-ReaderでE-Book/A-Bookの両対応を実現

audible_amazonA-Bookは、米国で唯一30%台の成長を続けている出版市場だが、普及に最も貢献したのはスマートフォンで、目と手を使わない読書の価値が評価されたものだ。しかし、電話と相乗りした環境には一長一短があり、最近では室内でのオーディオ・セットやEchoなどのスマート・スピーカーに拡大しようとしている。一方で、E-Readerは(Kindleが中期以降ヘッドフォンを外したように)音読(TTS)機能も失い、A-Bookには使用できなかった。これは設計上の制約と思われる。AudibleはKindle Fireが推奨されていたが、Audibleは他社スマートフォンでの利用が一般的であったと思われる。

Kindleの音声機能の復活は、Bluetoothチップが安価になったことで実現した。これでE-Bookが(黙読と音読の)両方のデジタル・フォーマットに対応するようになり、市場の拡大を支える体勢が整ったことになる。ただし、この機能が使用可能になるのは「数ヵ月以内」というだけで具体的な日程は発表されていない。将来的にはすべてのE-ReaderにHDMIとBluetoothが標準装備され、動画も含む拡張E-Bookに対応するようになると見られる。その時点でも、E-Inkデバイスにはニーズがある。 (鎌田、10/31/2017)

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